セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

NHK「テレビでスペイン語」で学ぶスペイン料理

NHKテレビの語学番組は、その国の食文化を知るのにも役立ちます。スペイン語講座の番組でも、スペイン料理が登場するたびにわくわく。特に2007年は料理がテーマだったので、実際に作って盛り上がりました。

■NHK「テレビスペイン語」2013 アンダルシアの街歩き情報とユーロキッチンから食に関する話題をメモ

■NHK「テレビスペイン語」2012 バルセロナの街歩き情報ととっておきフレーズから食に関する話題をメモ

■NHK「テレビスペイン語」2011 スペイン語圏(主に南米)の食に関する話題をメモ

■NHK「テレビスペイン語」2010 マドリード街角レポートと美術からひも解くスペインから食に関する話題をメモ

■NHK「テレビスペイン語」2009 トレドとアンダルシア中心のレポートの中から食に関する話題をメモ

以下、2007年に作った料理のメモと食の話題のメモです。

■番組データ

タイトル:NHK「テレビスペイン語会話」 味なスペイン

放送期間:2007年4~9月と最新レポートを加えて10月〜3月

(再放送)2009年後期(10月~3月)

※スペイン語表記はかつてブラウザ等の関係により正しく表示できなことがあったため、アクセント記号( ' ~)などは省いたままです。ご了承ください。

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テレビスペイン語会話2007 味なスペイン

2007年の「テレビスペイン語会話」では、24皿がスキット内で「今週の一皿」として紹介されました。料理名に頭文字A〜Zが含まれており、当時はそれを作って楽しんでおりました。多少アレンジはしていますが、紹介された料理のレシピにリンクしていますので、ご参考までに…。

●スペイン「これぞごちそう」レポート

■世界遺産・食の旅&スペインレポート

★日本各地からの食レポート(2007年10月~3月)

2007年4月、10月

sopa de ajo

ソパ デ アホ(にんにくスープ)

● aceituna(オリーブの実)の種類はさまざま。スペインには500種類ものオリーブオイルがある。代表的な3種類のオリーブオイルをテイスティング。■ スペインのおいしい食べ物「生ハム」「たこのガルシア風」「白インゲンの煮込み(ファバダ)」を、現地からレポート。

Besugo al horno

ベスーゴ アル オルノ(たいのオーブン焼き)

●ガリシア地方ビーゴの魚市場で魚の紹介。市場のバルで、いかのリング揚げをはさんだサンドイッチ「Bocadillo(ボカディージョ)」を食べる。

Calamares a la romana

カラマーレス ア ラ ロマーナ(いかのローマ風フライ)

●街角のカフェで、cafe solo(カフェ・ソロ)、cafe cortado(カフェ・コルタード)、cafe con leche(カフェ・コンレチェ)を紹介。チュロス専門のお店「チュレリア」も登場。★バスク料理レストランの深谷さんと函館の魚市場を訪問。函館のイベント「バル街」紹介も。(10月)

dulce:Manzana asada

ドゥルセ:マンサナ アサダ(お菓子:焼きリンゴ)

●マドリードの街角で聞いた好きなデザートベスト3を発表。第3位 natillas(ナティージャス)、第2位 fran(フラン)、第1位 arros con lache(アロス コン レチェ)■世界遺産・食の旅 メキシコ チチェン・イツァのトルティーヤ

2007年5月、11月

Espinacas con pinones

エスピナカス コン ピニョネス(松の実入りほうれんそう)

●マドリードのラ・パス市場で、ナッツをレポート。ひまわりやかぼちゃの種のPipas(ピパス)の食べ方を披露。歯でしごいて食べる。■マドリードにある世界最古のレストラン「BOTIN」にて、カステーリャの名物料理「子豚の丸焼き Cochinillo asado」を紹介。

Fideua

フィデゥア(パスタパエリア)

●バレンシアのレストランで3種類の米料理を紹介。paella a la valenciana (バレンシア風パエリア)、Arroz a banda(アロス ア バンダ)、Arroz caldoso(アロス カルドッソ)。

Gazpacho

ガスパチョ(冷製トマトスープ)

●ガリシアのCaldo Gallego(カルド・ガジェゴ)。レストランの厨房で作り方を見学。肉やチョリソでだしをとり、キャベツやかぶ、じゃがいもを入れてじっくり煮込む。★島根県隠岐の島。闘牛があり、カメノテを食べる。スペインとの共通点を見いだす。(11月)

Huevos a la flamenca

ウエボス ア ラ フラメンカ(フラメンコ・エッグ)

●マドリードのレストランで、おなじみの卵料理4品を紹介。Huevos fritos con patatas(目玉焼きとポテト)、Huevos a la flamenca(フラメンコ・エッグ)、Revuelto de ajetes y champinon(ニンニクの芽とマッシュルームのスクランブルエッグ)、Arroz a la cubana(アロス ア ラ クバナ)。

Jamon iberico

ハモン イベリコ(イベリコハム)

●マドリードの生ハム専門店。ハモン・イベリコ・ベジョータ(アンダルシアのハブーコ産)と、エストゥレマドゥーラ産のハモン・セラーノを試食。品種や生育条件、熟成の度合い、切り口によっても味が異なる。■世界遺産・食の旅 ベネズエラのギアナ高原。カカオの収穫

2007年6月、12月

Ensalada de judias blancas

エンサラダ デ フディアス ブランカス(白いんげんまめのサラダ)

●アストゥリアスの名物料理ファバーダ(fabada)は、肉やソーセージ類と白いんげん豆を煮込んだもの。この地方では、りんごのお酒シドラ(sidra)も有名。高いところからグラスに注ぐのは、発泡させて味をまろやかにするため。ついだらすぐに飲む。

Lomo de cerdo al jerez

ロモ デ セルド アル ヘレス(豚ロース肉のシェリー風)

●古都サラマンカ、マヨール広場のバルで。豚肉料理を注文。ピンチョ・モルーノ(pincho moruno)は、串に刺した豚と野菜の鉄板焼き。パロマ(paloma)は豚の皮を揚げたもの。ほかに、パンセッタ(バラ肉)、ロモ、モルシージャなど。★小豆島の醤油の醸造所、オリーブ園を訪ねる。(12月)

Almejas a la marinera

アルメハス ア ラ マリネラ(あさりの漁師風)

●ガリシアのリアス・バイシャスにあるムール貝(mejillon)の養殖場から。船で見学の後、ムール貝の蒸し煮を試食。■現地の漁師さんのお宅では「ムール貝のビナグレッタソース」。蒸したとき、身が殻についているものほど新鮮。

Pechugas de pollo a la naranja

ペチュガス デ ポリョ ア ラ ナランハ(鶏肉のオレンジソース煮)

●ジビエ(野鳥獣)料理の紹介。ほろほろ鳥やうずらのローストには、ワインソースやフルーツソースがよく合う。■世界遺産・食の旅 ペルーのマチュピチュ遺跡。アンデス産じゃがいもの保存食チューニョ。

2007年7月・2008年1月

Olla:Cocido madrileno

オリャ:コシード マドリレニョ(鍋煮込み:マドリード風コシード)

●マドリード風コシード。老舗レストランでは、1人分ずつ素焼きの壷で作る。炭火の上に何十個と並べて、じっくり。1皿目(primero)は煮汁だけ注ぎ、スープとしていただく。2皿目(segundo)に、煮込んだ肉や野菜を食べる。

Pulpo a la gallega

プルポ ア ラ ガリェガ(たこのガリシア風)

●サンチャゴ・デ・コンポステラのバルで、たこのガリシア風、シシトウ炒め、ペルセベス(亀の手)、ムール貝などを、リベイロの白ワインとともに。■世界遺産・食の旅 キューバのさとうきび、ラム酒、モヒート。

Quesos espanoles

ケソス エスパニョレス(スペインのチーズ)

●マドリードのチーズ専門店。ヨーロッパのチーズが300種類も揃っている。そのうちスペイン産は100種。通ごのみの山羊乳のカブリオラと、アンダルシア産のチーズを試食。★秋田で「日本の生ハム」作りを教える工房を訪問(1月)

Rape en salsa verde

ラペ エン サルサ ベルデ(あんこうのグリーンソース煮)

●マドリードの魚市場から。オマールえびやあんこう、マグロを見てまわる。あん肝は規制されていて市場に出ない。■マドリードの日本料理レストランで、あん肝とまぐろのトロを食べる。このあん肝はビーゴから取り寄せたものだそう。

2007年8月・2008年2月

Sangria a la Loli

サングリア ア ラ ロリ(ロリ風のサングリア)

●マドリードのきのこ専門のバル。アマニータ・セサリア(テングタケ)、ボレトゥス(ポルチーニ/ヤマドリタケ)、チチタケ、アンズダケなど珍しいきのこがいっぱい。鉄板焼きやニンニク炒め、生で食べてもおいしい。

Tortilla de patatas

トルティーリャ デ パタタス(スペイン風じゃがいものオムレツ)

●「トルティーリャの日」というお祭りがあるトレホン・デ・アルドスの町。コンテストで優勝したトルティージャの作り方を見て、試食。じゃがいも、玉ねぎの他に、ズッキーニ、マッシュルーム、にんにくの芽を入れて、ソフトに仕上げる。

Uvas en macedonia

ウバス エン マセドニア(ぶどう入りフルーツサラダ)

●マドリードに住む、ジンさんの妹さんのホームパーティへ。ハモン・イベリコなどのおつまみのほか、マセドニアも作って待っていてくれた。まずはサングリアで乾杯。食べて踊って、楽しいひとときが繰り広げられる。★大分・杵築カトリック教会のフラガ神父を訪ねる(2月)

Vieiras al vino blanco

ビエイラス アル ビノ ブランコ(ホタテ貝の白ワイン仕立て)

●白ワインの産地リアス・バイシャスのボデガを訪ねる。雨が多いガリシアでは、湿気やカビから葡萄を守るために、葡萄だなで栽培する。アルバリーニョ種のワインをテイスティング。魚介のほか、ジビエ以外なら肉も合う。

Xoubas guisadas

ソーバス ギサダス(ソーバス(いわし)の煮込み)

●ガリシアのご家庭を訪ねる。イワシを入れたエンパナーダ(パイ)を作ってもらう。天板で四角く大きく焼いて切り分ける。あさりの漁師風、たこのガリシア風、メルルーサの土鍋料理も。■世界遺産・食の旅 バルセロナのガウディと「エルブジ」

2007年9月・2008年3月

Flan de yema

フラン デ イェマ(黄身のプリン)

●アビラのお菓子屋さん。修道院から生まれたお菓子がいっぱい。卵の黄身と砂糖だけで作られたイェマ・デ・サンタテレサ。お土産としても人気がある。■アビラのパラドールで夕食。おすすめはチュレトン。

Zarzuela

サルスエラ(魚介類の煮込み)

●マドリード。スペイン流の週末の過ごし方は、夕食のあと仲間と朝までバルめぐりをして楽しむこと。3人いたら最低3軒は行くのが暗黙の了解だとか。さすがパワフル。脱帽。★渋谷、御茶ノ水、神楽坂のスペインバル訪問(3月)

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