スペインでは、ワインにフルーツを浸してサングリア(sangría)を作りますが、もっと簡単に作る方法があるんです。
ワインをフルーツソーダで割るだけ!
赤ワインをフルーツソーダで割れば、サングリア。白ワインをフルーツソーダで割って、サングリア・ブランカ。
気軽にサングリアを楽しんでくださいね。
他にもスペインには、赤ワインをソーダで割る「ティント・デ・ベラーノ」、コーラで割る「カリモーチョ」、シェリーをソーダで割る「レブヒート」、オレンジ果汁をカバで割るアグア・デ・バレンシアなどのワインカクテルがあります。
【1杯分】
赤ワインは、安価なワイン、飲み残しのワインで十分です。ブランデーやラム酒の他、ウイスキーやコアントローなどスピリット系のお酒を入れると、風味が増します。シナモンスティックやミントはお好みで。
赤ワインを割るフルーツソーダは、CCレモンやオランジーナ、ファンタオレンジなど、炭酸系のフルーツジュースならなんでもOK。
シンプルなソーダを使う場合は、オレンジジュースや果汁を加えるとフルーツ感が出ますね。
最近のお気に入りは、赤ワインをファンタ(白桃&桜桃)で割って、オレンジの果汁を少し加えた簡単サングリア。梅酒ソーダ「酔わないウメッシュ ノンアルコール」で作るサングリアもおすすめです。
夏の赤ワインという意味で、アンダルシア地方でよく飲まれています。赤ワインとソーダの割合は、1:1程度。赤ワインをソーダで割っただけなので、甘くフルーティなサングリアと比べるとすっきりとした味わいです。
メキシコ発祥でスペインのバスク地方に渡り定着した飲み物のようです。赤ワインとコーラの割合は、1:1程度。氷を入れたグラスに、赤ワインを注ぎ、次いでコーラを同量加えて静かにかきまぜます。レモンを添えて出来上がり。
ドライシェリー(マンサニージャ)を、ソーダで割った飲み物です。スペイン南部のセビージャの春祭りやロシーオの巡礼祭など、お祭りでよく飲まれています。お祭りのテントで、氷が入った大きなピッチャーに、シェリーとソーダ(7up)を注いで豪快に作ります。
オレンジ果汁(オレンジジュース)にウォッカやラム酒、ジンなどを少量加え、カバ(CAVA)(スペインのシャンパン製法で作られたスパークリングワイン)で割った飲み物です。「バレンシアの水」というバレンシアオレンジの産地ならではのネーミング。「ミモザ」のスペインバージョンです。
▲ アグア・デ・バレンシア
■スプリッツァー
白ワインをソーダ(無糖)で割ったものです。オーストリアのザルツブルグ生まれのカクテル。白ワインとソーダの割合は3:2。レモンや蜂蜜を加えてもいいですね。白ワインをビールで割ると、ビア・スプリッツァーになります。割合は1:1の同量で。
■キティ/オペレーター
キティは、赤ワインをジンジャエールで割ったカクテル。白ワインをジンジャエールで割ると、オペレーター。割合はどちらも1:1の同量で。
■ミモザ
オレンジジュース(果汁100%)をシャンパン(またはスパークリングワイン)で割ったのがミモザ。黄色いカクテルの色がミモザのように見えることから名付けられたよう。割合は、1:1。
■ティツィアーノ
グレープジュース(果汁100%)をスプマンテ(またはスパークリングワイン)で割ると、ティツィアーノというイタリア生まれのカクテルになります。グレープジュースとスプマンテの割合は、1:2。
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