小イワシの煮込みガリシア風
スペイン・ガリシア地方の小イワシの煮込み「ソーバス・ギサダス」

スペインにイワシ料理はたくさんありますが、これはガリシア地方の煮込み料理「ソーバス・ギサダス(Xoubas guisadas)」です。ソーバスというのは、ガリシア語で「小イワシ」のこと。野菜を重ねた上にイワシをのせて煮込むことにより、イワシの旨味を野菜全体に染みこませるという家庭料理です。
材料
【2人分】
- 小いわし……250g(5~6尾)
 - じゃがいも……1個
 - トマト……1個
 - ピーマン……1個
 - たまねぎ……1/2個
 - にんにく……1片
 - ローリエ……1枚
 - パセリ……1枝
 - サフラン……少々
 - パプリカパウダー……小さじ1/3
 - 塩、こしょう……少々 
 - 水……50ml
 - 白ワイン……50ml
 - オリーブオイル……大さじ3
 
作り方

- にんにく、パセリはみじん切り。玉ねぎ、トマト、ピーマンは薄切り。じゃがいも1cm厚さに切る。小イワシは頭と内臓をとっておく。(大きめの場合は尾ひれや骨もとる)
 - 厚手の鍋に、玉ねぎを敷き、じゃがいもを並べ、にんにくとローリエを入れる。その上に、トマト、ピーマンを散らし、小いわしを並べる。
 - 上から、塩、こしょう、パプリカ、パセリ(半量)、サフランをすりつぶしたものを振り入れる。
 - 水、白ワイン、オリーブオイルを振り入れて、蓋をし、20~30分ほど煮込む。最後に残りのパセリを散らす。
 
ポイント&ヒント
スペイン風のイワシの煮物。日本だと生姜などで臭みを消しますが、スペインだと、にんにくやサフランになるのですね。サフランは高価なので、省いてしまっても…。その分、にんにくやパプリカでカバー。あるいは、カレー粉にしてほんのりカレー風味にアレンジしてしまっても。
![]()