2010年10月下旬、1泊2日で京都へ行ってきました。南禅寺を参拝して、夕食は祗園「大渡」。宿泊は京都東急ホテル。翌日は、金閣寺、竜安寺、仁和寺と回ってきました。
ここでは、【2】南禅寺あたりをご紹介しますね。
【2】南禅寺あたり
■グルメ旅 概要
時期:2010年10月下旬
人数:2名
内容:東京ー京都 京都1泊2日新幹線フリープラン
宿泊:京都東急ホテル
ルート概要:南禅寺あたり~京都東急ホテル(泊)~ 金閣寺、龍安寺、仁和寺
グルメレポート:祇園「大渡(おおわたり)」
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午後3時半、京都東急ホテルからタクシーで南禅寺へ。まず、重要文化財の三門が目に入ります。
寛永5年(1628年)に、藤堂高虎公が大阪名圧の陣の戦没者慰霊のために寄進建立したもの。さすがに大きい。
三門の前には15トンの石の句碑。「この門を入れば 涼風 おのづから 杉洞」
近づくとさらに迫ってくる迫力。高さ22m。
せっかくですから上がってみましょう。日本三大門のひとつですからね。(三門の拝観:一般500円)
手すりに付けられたロープを頼りに、急勾配の階段を上ります。こんな階段を上がったんだろうなあと、ふと芥川龍之介の「羅生門」を思い出します。
上がりきると、素晴らしい眺めが待っていました。まさに石川五右衛門の気分。「絶景かな絶景かな」。
360度、どこからも見晴らしがよく、吹き渡る風も心地いい。しばらく、ぼおっと眺めていたい気分でした。
▲ 鐘の音を聴きながら…動画(20秒)
三門を降りて、法堂へ。
ぐるりとまわって本坊へ向かいます。
大方玄関。
名勝指定庭園になっている方丈庭園。代表的な禅院式枯山水で、巨石を横に寝かせている配置から、俗に「虎の児渡し」の庭とも呼ばれているそうな。(方丈庭園の拝観:一般500円)
小方丈庭園(如心庭)の庭石。「心」の字形に石が配されています。白砂で描かれた波の砂紋が美しい。
庭もさることながら、狩野派の襖絵もまた素晴らしく、ゆっくり鑑賞したかったのだけれど、時間がなくて栞の地図を見ながら確認するにとどまりました。もったいない。
そしてぜひ見てみたかった南禅寺境内にある赤煉瓦造りの水路閣。琵琶湖水系の水道橋です。今もとうとうと水が流れていて感動。
▲水の音を聞きながら…動画(32秒)
南禅寺を後にして、次は鞄屋さんの「一澤信三郎帆布」へ。通販でも買えるのですが、実際に見て選びたかったのです。
信三郎帆布では大小2つのトートバックを買い、少し時間があったので八坂神社へ。午後6時ともなるとすっかり日が暮れて夜の雰囲気です。
八坂神社のシャンデリアのような提灯がきれいでした。
その後、予約しておいた祇園「大渡」へ歩いて向かいました。
詳しくは、祗園「大渡」グルメレポートをごらんくださいね。
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地下鉄東西線蹴上駅より徒歩10分。臨済宗南禅寺派の大本山。文永元年(1264)に亀山天皇が離宮禅林寺殿を造営。その後、法皇となり正応4年(1291)離宮を施捨し禅寺とする。京都「五山の上」に列せられ、五山文学の中心地として栄えた。
京都市左京区南禅寺福地町
※当レポートは、2010年10月滞在時の情報をもとにしています。ご利用の際は最新の情報をご確認ください。
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