ゲストは貴乃花親方。番組では卵14個をつかって巨大トルティージャを作りました。街の巨匠のレストランは、月島スペインクラブ、ティオ・ダンジョウ、ラ・プラーヤ。
ミステリーハンターの浜島直子さんがバルセロナのグエル公園、サグラダ・ファミリア等を見学の後、AVEに乗ってマドリッド、コルドバ、そしてグラナダのアルハンブラ宮殿へ。
バルセロナでは現在レストランになっているカサ・カルベットでお食事。あんこうの黒オリーブほうれん草ソースがおいしそうでしたねえ。別の場所ではカルソッツ(ねぎ焼き)も食べてました。
マドリッドに向かうAVEの車内では、ラビオリ、白身魚のサラダ、コンソメスープのコース料理。これはファーストクラス(ビジネスクラスも)のサービスのよう。
マドリッドでは、バル巡りです。「メゾン・デ・シャンピニオン」でマッシュルームのオイル焼き、「メゾン・デ・トルティージャ」で、トルティージャ、「メソン・デ・ボケロネス」でカタクチイワシのフリット。
グラナダのバルでは、お酒を注文するとタパスが1皿ついてくるというのを体験。たらこのサラダが出てきてました。
タパスの由来は、昔、ほこりっぽくて虫が飛び回っていた頃、グラスに虫が入らないようパン切れでふた(タパ)をしていたことが始まりで、そのパンの上にお店の方がサービスで生ハムなどをのせていくようになり、それが発展した形が現在のような小皿料理(タパス)なのだと、バルのお客さんが説明していました。なるほど、そういう説もあるのですね。
スペイン編「バルセロナからの旅」。
ランブラス通りにあるカナレタスの泉やパティオの噴水、グエル公園の雨水のルートやモデルニスモ建築を見た後、カザルスが住んでいたサン・サルバドールを経てタラゴナへ。
タラゴナでは、魚市場の様子とともに、1914年から続く地元の老舗レストラン「ジョアン・ガデル」が紹介されました。オーナーシェフ、ジョアン・ペドレルさんが「海の幸のパエリア」を作っている様子も流れたので不正確ながら、メモしておきます。
具は魚介のみのシンプルなパエリアです。野菜はスープのだしとして使うだけです。
【ジョアン・ガデルの魚介のパエリア】
材料は、魚介類のほか、玉ねぎ、トマト、にんにく、ネギ、パプリカスパイス、お米。
まずは、煮込み用のスープを作ります。寸胴鍋にオリーブオイルをたっぷり入れ、皮つきのつぶしたにんにく(5~6片)と薄切りの玉ねぎ(1/2個)、ネギ(根っこの部分など)を入れ炒めます。そこに、小さな蟹(親指ぐらいの大きさのが15匹ぐらい。だし用)を入れさらに炒めます。パプリカスパイス(大さじ3ぐらいたっぷり)、トマト(ピンポン玉ぐらいのが5~6個)を入れて軽く混ぜ合わせ、水を加えて30分煮込みます。
次に、パエリア鍋にたっぷりのオリーブオイルを入れ、魚介類(数種類のえびや貝など)を炒めたら塩をふり、トマトソースを加えます。そこに作っておいたスープを加えて米を振り入れます。その後、たぶん味をととのえ、炊きあげて完成です。
サフランを入れたのかどうかは不明。出来上がりは表面に軽く焦げ目がついていたので、オーブンで仕上げたのではないかと思われます。魚介のだしがしっかりご飯にしみこんだパエリアでした。港町ならではですね。
芸術家たちが集った街コスタ・ブラバ。ということで、サルバドール・ダリの美術館と近くにあるレストランの紹介が14ページにわたって載っています。
レストランは、フィゲラスのホテル・ドゥランのレストラン、サン・ポル・デ・マールのレストランサンパウ、シャゴステラのアルス・ディナールス、オロットのラス・コルス。
それぞれ代表料理が2~3品ずつ紹介されているのですが、なかでも、ホテル・ドゥランのソーセージのように見えて甘いキャラメルがけの「シュールレアリストのデザート」と、レストランサンパウのミロの描いた鳥からインスピレーションを得た塩だらとアスパラの料理が面白いです。どれも、カタルーニャ料理をもとに創作されたもの。
高城剛さんが、バルセロナの人々に日本の玄米を届けたいと、レストラン「エスクリーバ」で玄米パエリアをふるまいます。
「きょうの料理」でオンエアした料理を、生放送でもう一度より掘り下げて紹介する番組。枝元さんのサフランを使わず、フライパンで簡単に作るあさりといかのパエリアを紹介していました。
枝元さんは、いつもにこにこと楽しそうにお料理を紹介するんですよね。その姿勢、見習いたいです。笑顔が料理をより一層おいしくしてくれそうです。
国分太一さんとケンタロウが、おしゃべりしなが料理を作っていく番組。調味料を入れ忘れても「あ、入れるの忘れてました」と、途中から足して進んでいきます。このゆる~い感じが心地いいですね。
作ったのは、フライパンで作るパエリアと鶏の手羽元を使ったにんにくスープ。パエリアは、いかやえび、ムール貝、あさりと魚介をたくさん使っているので、そのだしだけで、特にスープは使っていませんでした。4人分でオリーブオイルは大さじ1。少ないですね。ヘルシー仕上げです。
にんにくスープは、鶏手羽元とみじん切りのにんにくを炒めて、水を入れ、塩・しょうゆで味付け。粉チーズ、パセリをふって出来上がりです。いわゆる、スペインのにんにくスープ(ソパ・デ・アホ)とは違いますが、手羽元からいいだしが出て、おいしそうでした。
それから、スペインのタパスの紹介がありました。網焼きピーマン(ピキージョ)、たこのガリシア風、グーラス(すりみ)のアヒージョ(すりみをウナギの稚魚の形にしたもの)と、どれも缶詰や瓶詰めで、すぐにつまめるものばかり。太一くんが、たこのガリシア風を「かたまりのよっちゃんいかのよう」と表現したのには笑いました。それだけ旨味がつまっているということでしょう。
料理もタパスも、ちょっとだけスペインを味わうのには、こういったお手軽ものがいいのかもしれません。
今年2月、東京フォーラムで行われた世界料理サミットの舞台裏を伝えるドキュメント番組。成澤由浩シェフやグラント・アケッツのほか、名誉顧問として来日したフェラン・アドリアの日本滞在中の様子が紹介されました。
お台場の駄菓子屋では、ふがしやわだがしを買い求め(3カ月後のメニューに反映されるかも?)、お好み焼きや焼き鳥屋にも足を運びます。焼き鳥では「なんこつがうまい」と。
また、2002年より親交を深めている石田シェフの銀座の京料理「壬生」へ。「壬生のすべてが最先端。壬生からエネルギーがもらえる」というフェラン。謡とともに、神事に使われる三方に乗せて白粥が供されたり、大きな雪玉の中を開けると、はまぐりが入っており、貝の中には熱々の葛菓子だったりという、遊び心あふれた食事を体験していました。
料理サミットのステージでは、日本に恩返ししたいと、日本の食文化を取り入れた最新のレシピを紹介。ひとつは、日本酒に液体窒素を入れてシャーベット状にし、トニックに混ぜたドリンク「Sake/Kyoto」。もうひとつは、だしの中に、乳清のゼラチン、黄身のニョッキを入れ、白ごま、ゆず、しそを添えた料理「東京の黄身のニョッキ」。ほかに「味噌とアスパラガスのカナッペ」、抹茶のような「チャービル・ティ」。
最後、ステージに「壬生」のご主人石田氏を招いて謝辞を伝え「日本とスペインの架け橋になれるよう頑張ります」と。
今、一番新しいのは、和食とスペイン料理を融合させたものと言えるかもしれません。ヌエバコシーナは、和食的スペイン料理?
毎年6月初め、スペイン・アンダルシア地方のウエルバ、セビリア、サンルーカルから3つのコースをたどって、97の巡礼団(約100万人)が牛やトレーラーが牽くカレータと共に、聖地ロシオに巡礼します。その様子を追ったドキュメンタリー番組。
巡礼者たちの中には、バルを経営するご夫婦や、マンサニージャ醸造所の跡継ぎの女性なども。フラメンコ衣装に身を包み、飲んで歌って踊りながら、聖地ロシオをめざす行列は圧巻でした。
マンサニージャ醸造所の女性宅では、ガスパチョとパンという軽い昼食風景がちらりと。
カラーで6ページ。ガリシアのパラドールが3軒紹介されています。
パティオが美しいのはパラドール・デ・サンティアゴ・デ・コンポステーラ「オスタル・ドス・レイス・カトリコス」。
海の幸を愉しむならパラドール・デ・バイオナ「コンデ・デ・ゴンドマル」。近隣レストランもパラドール内のレストランも、たこ料理は大得意とか。
モダンに大改修されたのはパラドール・デ・サント・エステボ(ルイントラ)「モナステリオ・デ・サント・エステボ」。洗練された施設になり、レストランもモダンスパニッシュが味わえるそうです。
ああ、いつか行ってみたい・・・。
バスクのオンダビリアから、リトビア、アストルガ、レオン、サンティアゴ・デ・コンポステラまでの列車の旅。美食倶楽部やレストランにもちょっと寄り道。
近藤正臣さんが、ヒホンからセビージャまでの「銀の道」を車でドライブ。ウニ、チーズ、ハモン・イベリコとおいしいものにも出合います。
中田英寿さんが、2008年に活躍したアスリート5人と世界各地で対談するという番組。スペイン編ではバルセロナで水泳の北島康介選手と。
すでにDVD化されている番組ですが、その再放送。関口知宏さんが、ヨーロッパを鉄道で旅する番組のスペイン編。
栗原はるみさんの食紀行「スペインのおいしい休日 スペイン・イビサ島からバスクへ」が載っています。
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