セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

「LANDSCAPE」番組視聴メモ

テレビ番組の中で、スペイン料理に関する部分をメインに記録しています。

■番組データ

タイトル・放送局:BS民放5局共同特別番組「LANDSCAPE ~アスリート、その視線の彼方~」北島康介スペイン編(BSジャパン、BS朝日、BS日テレ)

放送日・時間:2008年12月29日(月)21:00~23:00(BSジャパン)ほか、2009年1月11日(BS朝日)、1月17日(BS日テレ)

ジャンル:ドキュメンタリー/トーク

スペイン料理出現度:10%

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中田英寿も北島康介もタパス好き!

番組内容

中田英寿さんが、2008年に活躍したアスリート5人と世界各地で対談するという番組。スペイン編ではバルセロナで水泳の北島康介選手と会うことに。

北島選手は2003年以来、何度かバルセロナには来ているんですね。前半は、かつて滞在中にお世話になったという日本人家族のお宅を訪ね、水球選手ダニエルさんの所属するクラブの子ども達とプールでふれあい、街を歩いて市場やバルや教会をのぞき、後半、中田英寿さんとの対談がありました。

スペイン料理メモ

バルは2軒、登場しました。

ひとつは水球選手ダニエルさんおすすめの「エルバソデオロ(EL VASO DE ORO)」。ビールがおいしいと評判のお店で、細身のグラスで供される生ビールは、泡のクリーミーさが受けているようでした。

もうひとつは、市場に隣接したバル「クイネスサンタカタリーナ(Cuines Santa Catarina)」。最初は注文にとまどう北島選手でしたが、A4くらいのメニュー用紙に印をつけてオーダーし、隣のお客さんとも会話を交わして、バルの雰囲気にすぐにとけ込む順応性をみせてました。

街のチュロス屋さんも出てきました。そのお店のチュロスは、とぐろをまくように長く絞り出して揚げ、あとからハサミで切るタイプ。お店の方が言うには「スペインの南部や中部はチュロスを食べる習慣がまだあるけど、カタルーニャはだんだん少なくなってきてる」と。ちょっと淋しいですね。お店にいたお客さんも「昔は手作りだったけど、今は工場で作られたお菓子があるから仕方ないよ」。時の流れでしょうか。

感想

対談で面白かったのは、北島選手よりも中田英寿さんのほう。「タパスおいしいよね。野菜少ないし、バルによっても味が違うし。毎日食べててもあきない」と。野菜嫌いのヒデさまにとって、魚介類のから揚げや肉だんごなんかが、単品でちょこっと出てくるのがいいんでしょう。

ピカソ美術館が面白かったという北島さんに対し、中田さんは「目の前まで行って入らなかった、興味ない」と言い、そのくせ唯一行ったことのあるエルミタージュ美術館をしきりにすすめるという、ユニークなヒデさまでございました。

北島選手が伺ったお宅では、ネギ焼き「カルソッツ」が出てきて、北島選手は焼くのも手伝って「おいしい、おいしい」と食べていましたが、あれはヒデさまには無理だったでしょうねえ。

何でも食べ、何でも見てみようという北島選手と、興味のないもの嫌いなものは完全無視の中田英寿との対比が面白かったですね。対談をしていたのが、モンジュイックの丘にあるカタルーニャ美術館前というのが、また皮肉。ヒデさまはぜったい入ってないでしょうね。目の前であっても。

とりあえず、北島選手もヒデさまもスペイン料理好きでほっとしました。

(2009.01)

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