2011年12月中旬、1泊2日で京都へ行ってきました。清水寺へ参拝し、夕食は京料理くりた。宿泊は京都全日空ホテル(現ANAクラウンプラザホテル)。翌日は、嵐山の天龍寺、広隆寺、北野天満宮を回って帰ってきました。
ここでは、【4】広隆寺、北野天満宮をご紹介しますね。
【4】広隆寺、北野天満宮
■グルメ旅 概要
時期:2011年12月中旬
人数:2名
内容:東京ー京都 京都1泊2日フリープラン
宿泊:ANAクラウンプラザホテル京都(旧京都全日空ホテル)
ルート概要:<1日め>清水寺~京料理くりた) <2日め> 嵐山・天竜寺~嵐山「よしむら」〜広隆寺~北野天満宮(御土居)
グルメレポート:京料理くりた
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お腹を満たしたところで、嵐山電鉄で太秦、広隆寺へ。嵐電は上手に使うと、バスよりも移動が便利そうです。広隆寺は嵐電の太秦広隆寺駅を降りると、すぐ目の前。
南大門をくぐると、右手側に俗に赤堂と呼ばれている講堂が目に入ります。
永万元年(1165)に再建された京洛最古の建物。重要文化財。
ほほうと近寄って見るも、講堂よりもその周りの色づいた葉や柑橘系の木に目が行ったりして。
本尊に聖徳太子像を祀る本堂(上宮王院太子殿)。
広隆寺でのお目当ては、弥勒菩薩半跏思惟像です。弁天社の横を通って、霊宝殿に向かいます。 (参拝料700円)
▲ 旧霊宝殿
▲ 新霊宝殿
国宝の弥勒菩薩半跏思惟像をはじめ、十二神将立像や四天王、不空羂索観音菩薩立像など、天平・弘仁・貞観・藤原・鎌倉時代の仏像が祀ってあります。さながら博物館のよう。
弥勒菩薩半跏思惟像の前には畳敷きの台があり、座って参拝できます。穏やかで優しい高貴な笑みの中に、強く凛としたオーラを放っており、すうっと引き込まれます。手をあわせてしばし拝観。
新霊宝殿を出て庭を見れば、地を這う根っこの、なんと美しくも力強いことよ。心が浄化され、「感謝」「許容」「無欲」などの思いで満たされていたのもつかの間、時計を見れば午後3時。もう1カ所ぐらいは行けそうです。
俄然「もっとこの目に紅葉を…」という欲が湧いてきました。タクシーの運転手さんから「北野天満宮はまだ残っている」という情報を得ていたのです。どこまで欲深いんでしょう。
またも嵐電に乗って、今度は北野白梅町駅まで。駅から歩くこと10分あまりで、天満宮の鳥居の前まで来ました。
石灯籠が並んでいます。
広いですね。
楼門には絵馬が掲げられていました。
本来なら中門をくぐってお参りとなるところですが、足は御土居の「もみじ苑」へと向かいます。
すると、赤く燃えるような紅葉が目に飛び込んできました。
ああ、きれいだ。錦絵のようです。夕陽を浴びて輝いています。
12月中旬では無理かと思われましたが、なんとか間に合いました。ああ、よかった。終わり頃とはいえ、存分に紅葉を満喫しました。
梅苑の脇を通って、北野天満宮を後にします。花は付けていなくとも、約1,500本の梅林は壮観です。花の時期には素晴らしい光景が見られるのでしょう。
次回はゆっくりとお参りしたいものです。といいつつ、いつもせわしなく動いてしまう習性をなんとかしなければ。
(2011年12月)
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京福電鉄嵐山線「太秦広隆寺」駅下車。宗派は真言宗系。推古天皇11年(603)に建立された京都最古の寺院であり、聖徳太子建立の日本七大寺のひとつ。古くは蜂岡寺、秦公寺、太秦寺などと言われたが、今日では広隆寺が一般的である。弘仁9年(818)、久安6年(1150)と火災に遭い諸堂は失われたが、多くの仏像は難を免れた。弥勒菩薩半跏思惟像は国宝第1号。
京都市右京区太秦蜂岡町
京福電車白梅町駅より徒歩5分。学問の神様とあがめられる菅原道真を祀った神社の宗祀。通称「北野の天神さま」。桃山建築の豪華な神殿は豊臣秀頼の造営。境内には道真が愛した梅50種類1,500本が植えられている。また、豊臣秀吉が京都の四囲に築造した御土居の一部が境内に残っており、史跡に指定されている。
京都市上京区馬喰町
※当レポートは、2011年12月滞在時の情報をもとにしています。ご利用の際は最新の情報をご確認ください。
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