2011年12月中旬、1泊2日で京都へ行ってきました。清水寺へ参拝し、夕食は京料理くりた。宿泊は京都全日空ホテル(現ANAクラウンプラザホテル)。翌日は、嵐山の天龍寺、広隆寺、北野天満宮を回って帰ってきました。
ここでは、【3】嵐山あたりと天龍寺をご紹介しますね。
【3】嵐山あたりと天龍寺
■グルメ旅 概要
時期:2011年12月中旬
人数:2名
内容:東京ー京都 京都1泊2日フリープラン
宿泊:ANAクラウンプラザホテル京都(旧京都全日空ホテル)
ルート概要:<1日め>清水寺~京料理くりた) <2日め> 嵐山・天竜寺~嵐山「よしむら」〜広隆寺~北野天満宮(御土居)
グルメレポート:京料理くりた
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京都全日空ホテルをチェックアウトして、ホテルバスで京都駅まで行き、ロッカーに荷物を預けて、JR嵯峨野線で嵯峨嵐山駅下車。渡月橋まで15分ほど歩きます。
鮮やかな紅葉を期待しましたが、もやがかかっていて今ひとつです。川は穏やかに流れ、水面は山を映して美しいのですけれど。
河原を散策した後、近くの天龍寺に向かいました。総門をくぐり、参道沿いにある塔頭をちょこちょこ覗きます。
▲ 慈済院
▲ 慈済院の門
ずっと続く土塀が美しく、面白い瓦も埋め込まれています。
こんな瓦まで。
天龍寺は、庭園参拝が500円で、諸堂(大方丈・小方丈・多宝殿)参拝には100円追加。さらに法堂の特別公開「雲龍図」には、別に500円が必要です。
まず、夢窓国師が築いた池泉回遊式庭園へ。嵐山や亀山を借景に、州浜形の汀や島を配した曹源池が有名ですね。
しかし、紅葉は・・・おしまいか。
柱越しにちらりと見える「朱」で、目を慰めます。
今回は諸堂には上がらないつもりなので、庭から中を眺めます。
障子が美しいなあ。
曹源池を後に、北門へ向かって庭を散策です。
枝垂れ桜でしょうか。春には美しいことでしょう。
多宝殿の前には枝垂れ梅。
そして、かえる親子のいる「平和観音と愛の泉」。この泉は80メートルの地下からわき出る霊泉だそうで、立て札には「これを喫するものは愛と幸を受くる」と書いてありました。
近寄ってみると、かえるの前にはお皿らしきものがあり、そのまわりにお賽銭がいっぱい。お皿が埋もれてしまうほどに…。
竹林が見えてきました。
百花苑を通って北門を抜けると、嵯峨野の有名な竹林の道に出ます。
ここはタクシーも普通に通るんですね。
ちょうど「京都・嵐山 花灯路」のイベント中で、道端にはライトアップ用の露地行灯が並んでいました。
ところどころに生け花も。
タクシーも通るけど、人力車も行き交います。竹林を走り抜ける人力車。風情がありますね。
竹林の道から常寂光寺や大河内山荘に行けますが、ぐるりとまわって、また天龍寺に戻ってきました。
明治32年建立の庫裏(くり)。ここが諸堂参拝の受付で、建物内部の拝観ができます。達磨図なども見られるのですが、今回はパス。
その代わり、特別公開中だった法堂の「雲龍図」を見ることにしました。
加山又造画伯の天井画「雲龍図」がある法堂。直径9mの円形枠いっぱいに描かれた龍は、墨色もみずみずしく、迫力満点です。が、期待が大きすぎたのか、感動というほどではありませんでした。
法堂のそばには、山茶花。
放生池には蓮。今は一面枯れ姿ですが、夏には大輪の花を咲かせるのでしょう。紅葉はほぼ終わっていましたが、天龍寺の広い敷地内では、いつでもその時々の花が楽しめるようです。
さて、お昼。
天龍寺には、境内に直営の精進料理「篩月(しげつ)」があり、前日までの予約で季節に応じた精進料理がいただけます。
また、同じく境内にある妙智院の「西山艸堂(せいざんそうどう)」でも、湯どうふが楽しめます。壇一雄も絶賛の「森嘉(もりか)」のお豆腐を使っているそうで。
しかし、私たちが向かったのは、渡月橋の前の「嵐山 よしむら」というおそば屋さんです。ここもなかなかの人気店です。
嵐山界隈には食事処がたくさんあるので、その時の気分でふらりと寄ってみるのもいいかもしれません。
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京福電鉄嵐山線「嵐山」下車前。山号は霊亀山(れいぎざん)で、臨済宗天龍寺派大本山。暦応2年(1339)後醍醐天皇の菩提を弔うため、足利尊氏が夢窓国師を開山として創建。室町時代には京都五山の第一位に列せられた。創建以来8回もの大火に見舞われ、現在の多くの建物は明治時代のもの。庭園(曹源池)は国の史跡・特別名勝第一号に指定されている。1994年、世界文化遺産に登録。
京都市右京嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
※当レポートは、2011年12月滞在時の情報をもとにしています。ご利用の際は最新の情報をご確認ください。
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