▶STAUB ココット ラウンド 18cm ブラック(amazon)
■■■目次■■■
※当記事は、アフィリエイトプログラムを利用して商品をご紹介しています。
スポンサーリンク
フランス・アルザス生まれのSTAUBピコ・ココットラウンドは、鋳物鍋に黒マットエマイユ加工というホーローを施した鋳物ホーロー鍋です。
ポール・ボキューズやジョエル・ロブションなど、三つ星レストランのシェフにも愛される、言わばプロ仕様。とはいえ、料理初心者でも全く問題なし。素人大歓迎な鍋です。
最大の特徴は、蓋の裏についているピコ(丸突起)。鍋の中の湯気を集めてこのピコから雫が雨のように降り注ぎます。それによって肉や野菜がしっとりほっこり仕上がるというわけです。ストウブならではの技術なんですね。
しかもこの蓋には、他社の蓋と比較して10%も高い保水力があるそうですよ。それも美味しくするパワーなのかもしれませんね。
均一な熱伝導と保温性、蓄熱性に優れているので、煮込みはもちろん、ご飯を炊いたり、肉や野菜を蒸したり焼いたり、そのままオーブンにも入れられます。IH(100V、200V)にも対応していますよ。
ただし、このストウブ鍋は、加熱すると鍋のつまみや取っ手も一緒に熱くなるので、鍋つかみは必須です。ついでに、鍋敷きも。
シンプルなデザインなので、そのまま食卓に出しても違和感がありません。逆におしゃれなテーブルコーディネートもできますね。
鍋のサイズとしては、2人暮らしなので、小ぶりの直径18cmがほどよく扱い易いので気に入っています。3人以上のご家族やたっぷりめに作りたい方は、 直径20cm、22cm、24cmなどがおすすめです。
ピコ・ココットラウンドが得意とするのは、煮込み料理や蒸し料理。そのままオーブンに入れられるので、直火で炊いてオーブンで焼くといった料理です。
特に、気に入っているのが、野菜の蒸し煮料理。じんわりと熱が入るので、加熱むらがなく、食材そのものの味が生きるのです。
食材にオリーブオイルをまわしかけ、塩・こしょうなどで調味して、蓋をして数分加熱。火を止めて蒸らして出来上がり。食材自体の水分でしっとりふっくら仕上がります。いわゆる無水料理ができるんですね。
焦げ付きが心配な場合は、少量の水を加えれば大丈夫です。ごま油やバター、カレー粉やにんにく、醤油やお酢を加えるなど、調味料やスパイスを少し変えるだけでバリエーションも広がりますね。
簡単な料理から凝った料理まで、ピコ・ココットラウンド18cmにおまかせです。
今は、炊飯専用のストウブ鍋も出ていますが、それがなくても普通に白ごはんが炊けます。1合という少ない量でも大丈夫。最初はコツが要りますが、慣れれば簡単。やわらかめだったりおこげができても、ご愛敬です。
応用でサフランライスや炊き込みご飯も作れますね。
パエリアだって! ただし、パエリア鍋で作るのと違って、お米ふっくらの炊き込みご飯風です。お焦げができてウマウマですよ。メインの具は後からのせて、蒸らせばOK。
おかゆも簡単。土鍋に負けない美味しさです。
煮込み料理は得意中の得意です。豆や野菜をことこと煮るだけで、食材から出た旨みが鍋の中を巡回し、パワーアップして食材にぎゅっと染みこむ感じ。
ポトフのように肉と野菜をひたすらブイヨンで煮てもいいし、炒め玉ねぎと骨付き鶏肉をじっくり煮て、煮汁をとろみのあるソースのように仕上げてもいいし、煮込みならストウブ鍋におまかせです。
▲ きんかんジャム
ジャムやマーマレードもよく作ります。ストウブ鍋は酢にも強いので、マリネなど酸味を含んだものも大丈夫なんですね。
ピコ・ココットラウンドでは、熱が一定の温度に保たれるので、たとえばスクランブルエッグなども、ホテルで出てくるようなとろとろクリーミーに仕上げられます。
ゆで温度の管理がむずかしい鶏ハム作りもらくらくです。沸騰したら火をとめて、ラップにくるんだ鶏むね肉を入れ、蓋をして冷めるまでほったらかしで出来ちゃいます。
お気に入りの蒸し煮は、野菜に肉や魚やその加工品を入れることでさらに旨みが増しますね。白菜のベーコン蒸しも、鍋にぎゅうぎゅう詰めて蓋をして、じっくり火を入れるだけ。
いわしの重ね煮も、下に玉ねぎ、じゃがいも、トマト、ピーマンと重ねていき、上にいわしをのせて、ワイン、オリーブオイル、調味料とスパイスをふりかけて、蓋をしたら加熱するだけ。
蒸し煮ができたら、そのまま食卓へ。ピコ・ココットラウンドで作ると鍋が大皿代わりになります。
茶碗蒸しやプリンのような器に入った蒸しものもできます。
今は、ストウブ鍋専用の蒸し器(スチーマー)もありますが、スチーマーが無くても、鍋底に浅く200ml程度のお湯をはれば大丈夫。
鯛のかぶら蒸しもストウブで作りましたよ。
カスタードプリンも、沸騰したらプリン容器を入れて、蓋をして2分30秒加熱し、火を止めてそのまま30分待てば出来上がりです。
じゃがいもと玉ねぎの薄切りに、ミルクとバターを入れて煮て、上からチーズをのせて蒸らせば、とろーりじゃがいもと玉ねぎのミルク煮です。
ストウブ鍋はオーブンにもそのまま入れられるので、さらにオーブンで焼き色をつければ、香ばしさが加わってグラタンのようになります。
仕上げをオーブンにまかせると、料理の腕が上がったような気分になりますよね。(わたしだけかな…?)
ストウブで作るパンも人気です。
捏ねないでゆっくり発酵させたパン生地をピコ・ココットラウンドに入れて、250度のオーブンで焼きます。蓋をして30分、焼き色をつけるために蓋をとって10分。これで、外パリパリ、なかもっちりのカンパーニュになるのです。
いいことずくめのストウブ鍋にも欠点はあります。重いこと。鍋つかみが欠かせないこと。価格がやや高いこと。
そうであっても、やっぱりストウブ鍋が好き。大事に使いたいんですよね。注意すべきは次の3点。
(1)金属の道具を使わない。
金属製のおたまやフライ返しなどはホーロー加工を傷つける恐れがあります。木製、シリコン製のものを使いましょう。
(2)急激な温度変化を避ける。
いきなり強火の火にかけたり、熱々の鍋を一気に水で冷やしたりすると、鍋に負担をかけます。弱火〜中火でゆっくり火を通すようにしましょう。
(3)やわらかなスポンジで洗う。
金属たわしやクレンザーは使わず、スポンジに台所用洗剤をつけて洗います。万が一、焦げ付いた場合は、水をいれてふやかしてから落とすか、水を入れて火にかけ、お湯で汚れを浮かせて落としましょう。
しつこい焦げの場合は、重曹(大さじ1程度)を入れて沸騰させると、汚れが浮いてくるそうです。
★★★
とはいえ、ストウブ鍋は鍋肌が黒いので、汚れやキズが目立たないのが有り難いですね。そもそも汚れやキズは付きにくいのですけれど。
ストウブ鍋は一生もの。ピコ・ココットラウンドに慣れたら、楕円形のラウンド型や小さなミニ・ピコココットが欲しくなりますね。
ストウブ鍋で作るレシピ本がたくさん出ています。ピコ・ココットラウンド18cmなら、次のようなレシピ本はいかがでしょう。
▲ 無水調理で驚きのレシピ革命! ストウブはじめまして (Amazon)
▲ 「ストウブ」でひとりごはん、ふたりごはん (Amazon)
スポンサーリンク
スポンサーリンク