スペインでは、料理にアーモンドや松の実などのナッツがよく使われますが、煮込みに欠かせないのが、ナッツや香辛料をつぶして作るピカーダです。この料理もピカーダを利用しています。このときゆで卵の黄身もつぶして入れると、ペピトリア(pepitoria)という料理になります。
【2人分】
骨からいいだしが出るので鶏手羽元を使いましたが、あれば骨付きももぶつ切り肉が最適です。鶏もも肉と手羽元を半々にしてもいいですね。
白ワインが無ければ日本酒で。サフランの代わりにお醤油にすると、和風な仕上がりになります。
盛りつけた際に、軽くローストしたアーモンドをふりかけるとおしゃれです。ソースはパンにつけてどうぞ。
スペインでは、ピカーダにゆで卵の黄身を加えて作る鶏肉のペピトリア(Pollo en pepitoria)が有名です。
ピカーダとは、にんにく、パセリ、ナッツ類、パンなどをつぶしながらまぜて作るペースト状の調味料で、スープや煮込み料理などに使われます。こくと旨みと風味が増すので、スペイン版お味噌のようなもの。混ぜ合わせる食材や量などは、各家庭やシェフによって微妙に違います。
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