ストウブ鍋で作るのんびり田舎パン
ストウブでカンパーニュ風のパンが焼ける! しかも生地は捏ねなくていい。ネットで「ストウブ 捏ねないパン」で検索すると、たくさんのレシピが出てきます。それらを参考にしながら適当にアレンジして作ってみたところ、わたしにもできた~! カンパーニュ風のパンが焼けた~!
前日に仕込み、じっくり発酵させたパンは、外パリパリ、中もっちりです。やや蒸しパンぽい食感ながらも、いけるじゃないですか。今後、改良していくにしても、とりあえず、ストウブで作るパンのレシピ、メモメモです。
ゆるゆるの生地を冷蔵庫で一次発酵
このパンのポイントは、
・ゆるゆるの生地を、捏ねてはいけない。というか、混ぜすぎない。
・イースト菌を少なめにして低温で長時間発酵させる。
・オーブンでは、ストウブ鍋でまず蒸し焼き、蓋をとって焼き色をつける。
ということなんで、冷蔵庫で発酵させるのなら、ビニール袋が便利と、いきなりビニール袋に材料を入れて混ぜ合わせることにしました。われながらグッドアイデア。(って、みんなやってるね)
材料は、強力粉と塩とドライイースト、それに水だけでいいのですが、ここで欲が出て、水を減らして牛乳を入れてみました。あと、砂糖もちょこっと。
捏ねない生地なので、ビニール袋を揉み揉みして、全体がまざり強力粉の粉気がなくなったら終了です。ビニール袋の口を縛って、冷蔵庫(野菜室)で寝かせます。
一晩冷蔵庫に入れておくと、発酵してぷつぷつと生地に気泡が現れます。しかし、思ったほどのふくらみはありません。ま、12時間~18時間とアバウトなので、冷蔵庫から出して、室温16度のところでさらに4時間ほどほったらかしておきました。生地はやわやわです。
お餅のようにやわらか。二次発酵へ
心持ち膨らんできたので、打ち粉をしたまな板の上に、ビニール袋からどさっと出して粉をふり、手にも粉をつけて押さえてガス抜き。やわらかな生地なんで、まるでお餅みたいです。
それをまとめて、今度はクッキングシートを敷いたボールで二次発酵です。このまま常温で2~3時間ほったらかしておけばいいらしいのですが、寒い時期で膨らみに不安があったので、大きなボールにぬるま湯を入れてボールの底をあたため、ラップをしておきました。2時間ほど。
ストウブ鍋に入れてオーブンで焼く
およそ2倍にふくらんだら、焼き時です。ストウブ鍋の内側にオイルを塗り、蓋をしてオーブンにいれ、250度で予熱開始。
250度になったところで、ストウブ鍋に生地を入れ、蓋をして30分。蓋をとって10分焼きました。
なかなかいい焼き色。
焼きたて田舎パン
クープはありませんが田舎パンの肌をしています。
裏側はこんな感じ。
切ってみると、中はスポンジみたいに均一にふくらみ弾力があります。もちもちしっとりしていて、蒸しパンに似た食感。イーストのにおいはしません。何もつけなくとも、噛むほどに味が出る感じ。なかなかいいじゃないの~。
ってなわけで、まずまず成功。今度は、材料の配分など条件を変えて作ってみましょう。
ストウブ(18cm)で作る田舎パン レシピ
【材料】ストウブ18cm
- 強力粉……220g
- 天然塩……小さじ1/2
- 砂糖……ひとつまみ
- ドライイースト……小さじ1/4
- 水……100ml
- 牛乳……80ml
- 打ち粉(強力粉)……適量
【作り方】
- 大きめのビニール袋に、強力粉、塩、砂糖、ドライイーストを入れて全体をかき混ぜたら、水と牛乳を入れて軽く混ぜる。
- 袋の外から揉み、粉気がなくなったら口を結んで、冷蔵庫(野菜室)に入れる。12~18時間、低温で一次発酵。
- まな板に打ち粉をして、生地を広げガス抜きをしたらまるめて、オーブンシートを敷いたボールで、二次発酵。常温、またはぬるま湯でボール全体を温めながら2~3時間。
- 内側にオイルをぬったストウブ鍋を蓋ごとオーブンに入れて、余熱250度に温める。
- ストウブ鍋の中にまるめた生地を入れ、蓋をして30分、蓋をとって10分焼く。
■シンプルに粉と水と塩とイーストだけで…
牛乳、砂糖を入れないで、強力粉 220g、水 160ml、塩 小さじ1/2、ドライイースト 小さじ1/4 でも作ってみました。作り方は同じです。噛むほどに小麦の旨みがじわじわ。おいしくできました。やった!
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