パプリカの色鮮やかなマリネ。ピーマンのイメージがくつがえされるおいしさです。ちょっと面倒でも、薄皮をむいて作ってみてくださいね。舌触りなめらかで、感激です。
材料
【4人分】
- パプリカ……4個
- オリーブオイル……大さじ4
- にんにく……2片
- ローリエ……1枚
<調味料>
- 白ワインビネガー(または米酢)……大さじ1
- さとう……大さじ1
- 塩……小さじ1/2
- しょうゆ……小さじ1
- 白ワイン(または日本酒)……大さじ1
- 胡椒……少々
- パセリ……少々
作り方
- 蓋ができるフライパンにパプリカを入れ、パプリカ1個につきオリーブオイル大さじ1をかける。
- 蓋をして、パプリカの焼く面を変えながら、弱火で全体を15分程度蒸し焼きにする。(油はねに注意!)
- 火を止めて、蓋をしたまま15分蒸らす。フライパンはあとで使うのでオイルが入ったままにしておく。
- ボウルにパプリカを移し、ヘタと種をとり薄皮をむく。パプリカからでる汁は捨てないで、パプリカのみ細切りにする。
- オイルが入ったままの(3)のフライパンに、にんにくの薄切りを加えて軽く炒め、パプリカ、パプリカから出た汁、調味料、ローリエを入れて煮詰める。
- お皿に盛って、好みでパセリを散らす。
ポイント&ヒント
いろいろなお酢で自分流
白ワインビネガーや米酢ではなく、シェリービネガー、バルサミコ、レモン汁などを使うと、それぞれ微妙な酸味の味わいが楽しめます。
他にペッパーソースを入れたり、バジルなどのスパイスを加えて自分好みの味に仕上げてもいいですね。
調理中の油飛び、油はねに注意
パプリカを蒸し焼きにする際、ふたが無ければ、アルミ箔でフライパンを覆ってふたにします。焼いている最中は、油がはねるので、気をつけてくださいね。パプリカの焼く面を変えるときは、いったん火を止めてからでも…。
パプリカの皮むき方法はいろいろ
パプリカの皮をむくには、直火(グリル)で真っ黒に焼く方法、オリーブオイルをぬってオーブンで焼く方法など、さまざまです。いずれも焼いた直後に蒸らすことで、薄皮をむきやすくします。
・オーブンで焼いて作る「焼きパプリカのオイル煮」レシピ
・魚焼きグリルで作る「パプリカ1個から作る焼きパプリカの炒め煮」レシピ
フライパンで蒸し焼きにする方法は、油飛びと、皮をむくとき手がオイルでべとべとになってしまうのが欠点ですが、1つのコンロとフライパンででき、パプリカの旨みを逃がさないという点でおすすめです。
食べ方いろいろ…
このマリネはすぐ食べられますが、一晩おくと味がさらになじみ、冷蔵庫で3~4日はもちます。(冷蔵庫ではオイルが固まる場合がありますが、常温で戻ります)
このマリネの液にはパプリカの旨みが詰まっているので、他の焼き野菜と和えたり、パンにつけて、最後まで食べてくださいね。
また、大きめに切ってパプリカの調味料とオイルを加えたマリネ液につけておくという方法もあります。
魚焼きグリルで作る「パプリカのマリネ」レシピ
パプリカ2個なら、魚焼きグリルで。
【材料】2人分
- パプリカ……2個
- オリーブオイル……大さじ2
- にんにく……2片
- 米酢……小さじ2
- 砂糖……小さじ2
- 塩……小さじ1/4
- 白ワイン(または酒)……50ml
- 水……50ml
- 胡椒、醤油……少々
- パプリカを縦4等分に切って種を取り除き、手のひらで押して平らにする。
- 魚焼きグリルにアルミ箔を敷いて、皮面に均等に火があたるようにパプリカを並べ、皮が真っ黒になるまで強火で焼く。
- 焼いたパプリカをアルミ泊で包んで、5分程度むらしたら、皮をむいて1cm幅の細切りにする。
- 鍋にオリーブオイルとにんにくの薄切りを入れて、軽く火を通したら(3)を入れて炒める。
- 白ワイン、水、砂糖、塩を入れて水気が無くなる煮て、仕上げに塩、こしょう、醤油などで味をととのえる。
※辛みを付けたいときは、にんにくと一緒に赤唐辛子(1本)を炒める。
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