第13回
焼きなす
野菜を皮ごと焼くと、旨みがぎゅっと閉じ込められて美味しくなるんじゃ。玉ねぎでもじゃがいもパプリカでも。今回はナスを丸ごと焼いた「焼きなす」じゃ。
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強火で皮が真っ黒になるまで焼く
まず、なすのへたは切り落とさずに、ぺらぺらしたガクだけ取る。ガクが付いていると、焼け焦げて、さわっただけでボロボロ落ちるからの。
それから、実の部分にたてに切り目をいれる。これは、途中で皮が破裂しないためと、あとで皮をむきやすくするためじゃ。
それを魚焼き用グリルに並べて、強火で10分。裏返して10分じゃ。皮が真っ黒になるくらいにな。
焼けたら、へたを包丁で切り落とし、切り目にそって皮をはがすようにむくんじゃ。熱いので気をつけてな。
その上から、だしつゆをかけて、かつおパックをふりかければできあがりじゃ。おろししょうがを添えるといいの。
ゴマ油仕立ての醤油ドレッシングをかけてもうまい。
材料(2人分)
- なす……4個
- かつおぶし……1パック(3g)
- しょうが……少々
- だしつゆ……適宜
作り方
- なすのガクだけ取り、縦に切り目を入れる。
- 魚焼きグリルか調理のできるオーブントースターで向きを変えながら20分ほど焼く。
- 皮をむいて、かつおぶしとだしつゆをかける。
(所要時間:25分)
■献立例
- とうふとあげと大根のみそ汁
- 焼きなす
- たらのジュクセル、ポテト添え
- 白ご飯
- 漬け物 / フルーツ
いー爺さんのワンポイントアドバイス
■上手に焼くには
とにかく強火で、一気に焼いたほうがいい。皮が真っ黒に焦げるほど、香ばしくおいしくできる。
■魚焼きグリルの活用
魚焼きグリルを、魚だけに使うのはもったいないの。焼き肉に使えば、油が落ちてヘルシーじゃ。焼き芋や野菜の素焼き、ホイル焼きもまた格別じゃ。