第12回
鶏のから揚げ(フライドチキン)
今回は揚げ物の代表格「鶏のから揚げ」じゃ。鶏手羽元を使ったが、もも肉のぶつ切りや手羽先でもええの。
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鶏に下味をつけて揚げる
まず、肉に漬け汁の材料(しょうが、にんにく、こしょう、塩、白ワイン)をすり込んで味をなじませておくんじゃ。時間があれば半日、なければ10分でもかまわん。
それから片栗粉を振り入れてよくなじませる。そうするとうすい衣のようになって、揚げたときに衣がパリパリになるんじゃ。
漬け汁をふきとって粉をつけてしまうと、揚げ油に粉がまざってしまい、油がよごれる原因になるから、漬け汁ごと粉をまぜて衣状にするのが肝心じゃ。
あるいは漬け汁をふきとって粉をつける場合は、粉がしっとりとなじむまで10分ほどねかせてから揚げるとええの。
油の温度は170度くらいかの。ときどき返しながら、きつね色に色づくまでじっくり揚げるんじゃ。
レモン果汁をかけて食べるんじゃが、さんしょう塩などをつけてもええな。
材料(2人分)
- 鶏手羽元……6本
- 揚げ油……適宜
- レモン……1/4個
<漬け汁&衣>
- おろしにんにく……1片分
- おろししょうが……小さじ1
- 塩……小さじ1/2
- こしょう……少々
- 白ワイン(または酒)……大さじ2
- 片栗粉……大さじ2
作り方
- 鶏手羽元に、塩、しょうが、にんにく、こしょうを刷り込み、白ワインをふりかけてもんで、30分程度おいて味をなじませる。
- 片栗粉を入れて、全体に衣をからめる。
- 低温~中温の170度の油でじっくりきつね色になるまで揚げる。
(所要時間:45分)
■献立例
- じゃがいものポタージュ
- バゲットパン
- 鶏のから揚げ
- ツナ入り野菜サラダ
- フルーツ
いー爺さんのワンポイントアドバイス
■からっと揚げる方法
低・中温で揚げ、最後に強火にして揚げる。または、低温で8割がた揚げたあと取りだし、5分程度休ませ、高温でざっと40秒揚げて、二度揚げにする。
■下味の工夫
クレイジーソルトのようなハーブ塩をすりこむとイタリアン、五香粉(+お醤油も少し)だと中華風、塩をお醤油にすると和風の味わいになる。お醤油を入れると、色づくのが早いので気をつけてな。
また、漬け汁の白ワイン(酒)をとき卵にすると、ふわっとした食感の仕上がりになる。好きずきじゃの。
▼つけ汁にとき卵を使った場合
■揚げものが苦手なら
塩・こしょうを強めにふって、肉にすり込み、グリルで焼いてもええな。