第11回
いそべ揚げ
そろそろ揚げ物にいこうかの。ぜったい失敗しない「ちくわのいそべ揚げ」じゃ。ちくわはそのまま食べてもおいしいが、揚げるとコクが出て、うま味が増すんじゃ。
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練りものに変わり衣をつけて
ちくわは好きなように切って、衣には便利なてんぷら粉を使おうかの。なければふつうの小麦粉(薄力粉)で。水を入れてさっくり混ぜ、青のりを入れるんじゃ。
野菜や魚介などの天ぷらを揚げた後の残った衣に、青のりを混ぜて、ついでに作ってもええな。
油の温度は、箸を入れて、箸から泡がわき上がってくるくらいじゃ。衣を落としてみて、ちょっと沈みかけてすぐ上がってくるくらいの中温かの。
ちくわはすでに火が通っているので、まぶした衣が揚がればできあがりじゃ。
油もあまり汚れないから、再利用できるぞ。ちくわのかわりにかまぼこでもええな。
材料(2人分)
- ちくわ……3本(100g)
- 揚げ油……適宜
<衣>
- 青のり……大さじ1
- 塩……少々
- 天ぷら粉……1/3カップ
- 水……1/4カップ
作り方
- ちくわを切る。
- 青のりを入れた天ぷら衣を作り揚げる。
(所要時間:15分)
■献立例
- かきたま汁
- いそべ揚げ
- ホタテと青梗菜の煮物
- 白ご飯
- 漬け物 / フルーツ
いー爺さんのワンポイントアドバイス
■揚げ油の温度
揚げ油の温度のめやすは、揚げ油に衣を落として見分けることができる。
- 低温(160度)…いったん沈んでから浮き上がる
- 中温(180度)…途中まで沈んで、浮き上がる
- 高温(200度)…油の表面でぱっと散る
■バリエーション
揚げるのが大変なら、多めの油で炒めてもええの。衣は青のりの他に、ゴマやしらすを入れてもおもしろいぞ。