セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

三越のお中元、2016年は東京国立博物館とのコラボ!

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三越の限定お中元カタログ

予算は同じでも、心のこもった価値のあるギフトにしてくれるのが三越から贈るお中元です。特別感のあるオリジナルギフトや、メーカーとのコラボによる限定パッケージギフトがあるのです。

ことに芸術・文化に力をいれている三越のお中元・お歳暮ギフトは、毎回素晴らしいアートパッケージで楽しませてくれるのですが…

2016年のお中元は「時代を彩った美を贈る」と題して、東京国立博物館とのコラボレーションギフトが登場しました。「見返り美人図」の煎茶缶、「冨嶽三十六景」のお菓子などがありました。昨年に引き続き、杉浦非水画や歌舞伎衣裳のパッケージも…。

なお、2016年三越のお歳暮も、東京国立博物館とのコラボギフトが充実しています。それら限定ギフトはこちらでご紹介しています。

以下、2016年のカタログからのご紹介と、ご参考までに2015年のお中元展示会のギフトレポートです。

■■■目次■■■

【1】東京国立博物館コラボギフト

【2】杉浦非水画パッケージ

【3】歌舞伎衣裳パッケージ

【参考】2015年の限定ギフトレポート

【参考】サマーギフトガイド(豆知識、贈る時期、予算など)

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三越・伊勢丹オンラインストア

東京国立博物館コラボギフト

三越のお中元 東京国立博物館限定ギフトページ

お中元カタログを開くと、ど〜んと三越×東京国立博物館。

巻頭に…と言いたいところですが、順番としては「時代を彩った美を贈る」特集の3番目です。しかし、わたしの気持ちとしては巻頭大特集ですよ。

三越と東京国立博物館(トーハク)の繋がりはというと…

かつて三越創業一族に連なる三井高大が国宝「古今和歌集」を寄贈、また三越呉服店初の文化展覧会として尾形光琳遺品展を開催(1904年)するなど、浅からぬ縁があります。

とのことで、やはり老舗「三越」は違いますね。

で、今回パッケージに使われているトーハクの所蔵作品は

  • 風神雷神図屏風(尾形光琳)/ 夏秋草図屏風(酒井抱一)
  • 見返り美人図(菱川師宣)/ 月に雁(歌川広重)
  • 冨嶽三十六景(葛飾北斎)
  • 檜図屏風(狩野永徳)
  • 湖畔(黒田清輝)
  • 黄鳥長春(葛飾北斎)
  • 名所江戸百景 上野清水堂不忍池(歌川広重)

と、国宝や重要文化財を含めた名品ぞろい。これらがパッケージになっているんです。

風神雷神図屏風(尾形光琳)×アサヒスーパードライ

まずは、風神雷神図屏風。風神雷神図といえば俵屋宗達なのですが、それを模写した尾形光琳の風神雷神図も迫力があります。輪郭線がはっきりしている分、缶プリントも映えそうです。

採用したのはアサヒビールで、 濃厚で深みのある味わいの「ドライプレミアム豊醸」には風神を、5種のホップと3種の麦芽が爽やかに香る「ドライプレミアム豊醸 涼みの香り」には雷神があしらわれています。屏風のごとく2缶並べて飲みたいですよね。

化粧箱がまた素晴らしいのです。風神雷神図屏風と共に、酒井抱一の「夏秋草図屏風」が採用されているのです。風神雷神図屏風の裏面に描かれていたとはいえ、この箱のためだけに…。も、もったいない。贅沢すぎる。その部分切り取って飾りたいくらいですよ。

見返り美人×静岡煎茶

こちらも贅沢なセットです。「見返り美人図」(菱川師宣)と「月に雁」(歌川広重)が、静岡銘茶の缶にあしらわれているのです。

香りよくまろやかな味わいの掛川煎茶、爽やかな香りと渋みが程よく調和した川根煎茶。粋な浮世絵に思いを馳せながらお茶をいただいた後は、茶筒缶として、末永く使いたいですね。

冨嶽三十六景も檜図屏風も…

三越のお中元 東京国立博物館コラボギフトページ

まだまだあります。

■冨嶽三十六景(葛飾北斎)×しま秀えびチーズサンド

有名な葛飾北斎の「冨嶽三十六景」。こちらはしま秀のえびチーズサンドに採用されています。

化粧缶は「神奈川沖浪裏」。それだけじゃなく、えびチーズサンド自体にもプリントされているんですよ。「尾州不二見原」「山下白雨」「甲州三坂水面」「東海道吉田」「東海道品川御殿山の不二」ああ、もう食べるのがもったいないですね。

えびチーズサンドは、紅白のえびせんべいに、チーズクリームをはさんだもので、梅チーズや青のりチーズなど、珍しいチーズクリームばかり。これがえびせんとよく合うんです。ビールのおつまみにもいいですね。

■檜図屏風(狩野永徳)×鎌倉ハム

国宝、狩野永徳の「檜図屏風」はロースハムの化粧箱になっています。ロースハムは、国産豚ロース肉をスパイス入りの調味液に7日間以上つけ込んで熟成させ、布で包んでスモークしたもの。檜の幹にも似た堂々たるハムは、芳醇な香りとしっとりした食感。お中元ならハムという方には、こちらをぜひ。

■湖畔(黒田清輝)×ロイスダール

日本近代画家の巨匠、黒田清輝の「湖畔」(重要文化財)はロイスダールのクッキー詰め合わせに登場。黒田清輝は生誕150周年で、この春トーハクで特別展も開催されましたね。うちわを手に芦ノ湖に佇む夫人の涼しげな表情。もとは「避暑」と題されていたそうです。お中元にぴったり。

■黄鳥長春(葛飾北斎)×モロゾフプリン

葛飾北斎の「黄鳥 長春(こうちょう ばら)」。コウライウグイスとバラを描いた作品で、花鳥風月選集からのチョイスです。モロゾフのカスタードプリン、キャラメルプリン、マンゴープリンの詰め合わせ缶を飾ります。キャラメルプリンは、三越伊勢丹限定品です。

■上野清水堂不忍池(歌川広重)×上野風月堂

桜の名所、上野不忍池からの絶景が描かれている歌川広重の「名所江戸百景 上野清水堂不忍池」には上野の銘菓を…。上野風月堂のゴーフルアソートの箱に採用されています。ゴーフルやレーズンケーキ、フラットバークッキーなど、バラエティ豊か。賞味期間は常温で120日です。

★★★★★★

どれをいただいても嬉しいなあ〜。あ、いや、どれを贈っても喜ばれそうですね。

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三越限定 杉浦非水画のパッケージ

杉浦非水の限定ギフトページ

三越ならではのギフトといえば、三越で活躍した商業美術の第一人者、杉浦非水の画を用いた限定ギフトです。2014年のお中元からスタートした好評の限定ギフトで、今回はサントリーのザ・プレミアム・モルツ缶のみの貴重なギフトとなっています。

今年が生誕140年だそうで、PR誌「三越」の1913年(大正2年)第三巻 第八号を飾った作品をチョイス。植物や鳥をモチーフにした爽やかなデザインで、ゴールド缶に映えますね。レトロっぽくも新鮮!

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三越の歌舞伎衣裳パッケージ

三越の歌舞伎衣裳パッケージギフト

三越と歌舞伎衣裳のパッケージも三越ならではの限定ギフトです。

三越は明治40年に貸衣裳業を開始。歌舞伎座や六世尾上菊五郎一座などを上得意として、多くの衣裳を受注製作し、名優の舞台姿を飾ったそうです。刺繍装飾が見事な当時の衣裳の一部は、今も三越に保存されているんですね。

その中から、「斜子地鯉瀧登文様着付」「黒綸子地藤蒲公英文様打掛」「黒繻子地竹に雀文様羽織・着付」がパッケージデザインに使われています。

ヱビスビール

「斜子地鯉瀧登文様着付(ななこじ こいのたきのぼり もんよう きつけ)」は、ヱビスビールの缶を飾っています。

五世 市川三升(後の十世 市川団十郎)が、歌舞伎十八番のひとつ「押戻」を復活させた際に用いられたと言われている衣裳。中国の「黄河中流の龍門を超えた鯉は龍になる」という故事をデザインしたものです。鯉の瀧登りの水しぶきの清涼感がビールのイメージと重なりますね。

とらやの羊羹

「黒綸子地藤蒲公英文様打掛(くろりんず ふじ たんぽぽ もんよう うちかけ)」は、とらやの羊羹の化粧箱を彩っています。

五世 中村歌右衛門が「加賀美山旧錦絵(かがみやま こきょうの にしきえ)」の花見の場面で、局の岩藤を演じる際に用いられた衣裳。立湧に尾長・桐を地紋とした黒綸子に、藤の立木とたんぽぽを縫い表した打掛です。全面に施された藤の花が見事で、その一部分が箱にあしらわれています。

白謙蒲鉾店の笹かま

「黒繻子地竹に雀文様羽織・着付(くろしゅすじ たけにすずめ もんよう はおり・きつけ)」は、白謙蒲鉾店の笹かまぼこ「秀笹」の化粧箱になっています。

十六世 市川羽左右衛門が「伽羅先代萩(めいぼく せんだいはぎ)」の足利頼兼役で着用したと伝えられている衣裳。「竹に雀」は、伊達の家紋に由来するものだそうです。竹に雀の部分を扇形に切り取ったデザインになっています。

サマーギフトは早めの手配がお得です。限定ギフトからチョイスすれば、特別感もあって心のこもった贈り物になりますね。

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【参考】2015年の限定ギフトレポート

2015年お中元限定ギフト

2015年5月、三越のお中元試食会・撮影会で、限定品・企画品の天女(まごころ)像ギフト、杉浦非水画ギフト、浮世絵パッケージギフトを見てきましたので、ご参考までにご紹介しますね。

天女像の限定ギフト

日本橋三越本店の本館1階中央ホールにそびえ立つ天女像は、三越創立50周年を記念して、1960年に設置されたもので、高さ10.91mもあるんです。その天女像をモチーフにした限定ギフトが5種類登場しました。

限定ギフトしま秀のえびチーズサンド

まず、志ま秀「えびチーズサンド詰め合わせ」。この菓子缶のふたにあしらわれているのが天女像です。ただプリントしてあるわけではなく、でこぼこと軽くレリーフになっています。

まごころ像プリントえびせん

さらに、お菓子にも天女の絵柄がプリントされています。見て下さいな、この天女像の細かなプリント、食べるのがもったいないくらいです。

えびチーズサンドは、チーズクリームを薄焼きえびせんべいでサンドしたもので4種類。

しまひでのえびチーズクリームサンド

天女像の絵柄はチーズクリーム、お花は梅チーズクリーム、瑞雲はわさびチーズクリーム(三越限定)、鳳凰は青のりチーズクリームになっています。各5枚ずつで、全部にプリントされていますよ。

えびチーズサンド

もったいないけど、天女像を1枚いただいてみました。パリンと割って口に含むと、まず香ばしいえびせんの風味が広がり、後からチーズのクリーミーなコクが追ってきます。

チーズおかきのえびせんバージョン。えびせんとチーズが微妙に合うんですね。お茶請けはもちろん、ビールのおつまみにもいいです。

彩果の宝石 限定ギフト

フルーツゼリーで有名な「彩果の宝石」も、同様の天女像の化粧缶です。通常のフルーツゼリーに加えて、花のゼリーには金箔があしらわれ、星形ゼリーも入って華やかな天女のイメージ。

ロイスダールとヨックモック

ロイズダールやヨックモックの焼き菓子セットも天女缶で、天女像をイメージしたオリジナルクッキー。

ロイスダールのガトー・ジャパネスクは、天女像に装飾されている鳥や瑞雲をモチーフにしたクッキー入り。胡麻やきな粉、抹茶など和テイストの焼き菓子セットでした。

ヨックモックも、天女像からイメージしたハート(まごころ)と瑞雲模様の2種類の可愛いらしいクッキーが入っています。味はバニラとフランボワーズ。人気のシガールとの詰め合わせでした。

ビール

こちらは箱ではなく、アサヒスーパードライのプレミアム缶に天女像がプリントされています。ビールのデザイン缶はそう珍しいものではありませんが、天女像は三越ならではですね。

天女像あぶらとり紙

天女像限定ギフトには、もれなく「天女像あぶらとり紙」が付いていました。天女(まごころ)像の説明書入り。どのギフトも数量限定(4,000点〜8,000点)でした。

杉浦非水画の限定ギフト

杉浦非水の画を用いた限定ギフトは4種類ありました。

非水のポスター画 プレミアムモルツ缶

大正4年(1915年)の三越呉服店エンゼル「春売り出し」ポスター画を缶にあしらったのは、ザ・プレミアムモルツ。蝶の羽根をつけた女性(エンゼル?)の絵柄がユニークで大胆。レトロモダンな画が好きな方にはたまらないでしょうね。こんな化粧缶だと「おっ!」と目をひきます。

エコルセの杉浦非水限定ギフト缶

本髙砂屋の「フルーツエコルセ」は、明治43年8月号のPR誌「みつこしタイムス」から。入道雲が浮かぶ海を背景に、傘と鞄を持った白いスーツの紳士が木製の桟橋をわたっているところ。夏らしくて爽やかですね。

モロゾフの杉浦非水画限定ギフト

モロゾフのプリンセットは、明治45年4月号のPR誌「三越」から。こちらも女性の背中に羽根がついていますね。「春売り出し」のエンゼルよりもぐっと大人っぽくなっています。

杉浦非水画限定ギフト缶

最後に、焼き海苔の化粧缶になったのは、PR誌「みつこしタイムス」の明治43年6月号の表紙絵。版画のようなテイストで、日傘をさした女性の涼やかな横顔がいいな〜。

浮世絵パッケージの限定ギフト

三越と銘店のコラボレーションギフト「美味競演」のなかにも、粋な浮世絵パッケージがありました。

浮世絵パッケージのとらやの羊羹

和菓子の老舗「とらや」の水羊羹。パッケージは、現在の三越である越後屋の前の通りと富士山が描かれた雪喬の「駿河町冨士之図」。江戸の町の賑わいと共に老舗の貫禄が伝わってきます。

歌川広重のヱビスビール缶

ヱビスビールは、歌川広重です。「冨士三十六景 東都駿河町」。やはり越後屋が大きく描かれています。店先を賑やかに歩く門付芸人たちと遠くに富士山。いやあ、粋ですね。三越のすごさを見せつけられた感じさえしました。

お中元やお歳暮シーズンに登場する三越の限定ギフトや企画品。毎回、趣向を凝らしたパッケージや新しい贈答の形を提案してくれるので、贈る方も贈られる方も楽しみですね。

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サマーギフトガイド

■お中元とは

お中元とは、7月の初めから15日くらいの時期に、お世話になった方へ日頃の感謝の気持ちを贈り物で表す習慣のこと。

もとは中国の行事で、1月15日を「上元」、7月15日を「中元」、10月15日を「下元」として行っており、中元だけが日本のお盆と結びついて残ったものだそうです。

■お中元を贈る時期

東日本では7月1日〜15日まで、ひと月遅れのお盆をする西日本では8月1日〜15日までとされていましたが、最近は全国的に、6月中旬〜7月中旬が一般的になりつつあります。

お中元の時期をはずしてしまったら、7月16日〜8月6日なら、表書きを「暑中御伺い」、立春以降の8月8日〜9月上旬なら「残暑御見舞」として贈るとよいでしょう。(ひと月遅れのお盆をする地域では、8月15日まで「お中元」として贈ることができます)

■贈る品物

先様の家族構成や年齢、好みを考えて贈ると喜ばれます。お中元というと、時期的にビールが人気なのですが、お酒が苦手な方にとっては困りもの。お子様がいらっしゃるなら、お菓子やソフトドリンク、高齢者がいらっしゃるなら、食べやすいお総菜、少人数家族なら個包装のものが喜ばれます。

先様に好きなものを選んでもらえるカタログギフトや、珍しい名店スイーツ、こだわりの逸品などもいいですね。

■予算

一般的な相場は、3,000~5,000円台程度。特にお世話になった方には5,000円〜10,000円、上司や両親、仲人などには5,000円前後、親戚、同僚、友人、お稽古事の先生などには3,000円前後がよいでしょう。高額ならいいというわけではなく、相手の負担にならないようにする気遣いも必要ですよね。

三越・伊勢丹オンラインストア

(参考:三越のお中元サイト)

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