第21回
たらのゆうあん焼き
魚料理は煮るか焼くか、何にしても、活きのいいのがあれば、なんでもうまいの。切り身はさばく手間がいらないから便利じゃ。
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ポン酢に浸けて焼くだけ
今回は比較的安価な生たらを使うてみようかの。ちょっと手を加えると、上等な一品になるんじゃ。
「ゆうあん焼き」というのは、ゆず果汁と醤油を混ぜ合わせたたれにつけて焼いたものじゃが、これはポン酢で代用じゃ。
焼く30分くらい前から、切り身全体をポン酢だれにつけておく。で、焼けたら、煮詰めたポン酢だれをかけて食べる。さっぱりとうまいぞ。
身がほぐれやすいので、気をつけてな。
材料(2人分)
- 生たら……2切れ
- サラダ油……少々
<たれ>
- ポン酢……50ml
- 酒……大さじ1
- 醤油……大さじ1
作り方
- たれの材料を合わせて、生たらを30分ほどつける。
- アルミホイルにサラダ油をぬり、その上に生たらをのせて、グリルで焼く。
- 残ったたれに火を通して、かけだれにする。
(所要時間:45分)
■献立例
- かきたま汁
- たらのゆうあん焼き
- ほうれん草のしらあえ
- 白ごはん
- 漬け物 / フルーツ
いー爺さんのワンポイントアドバイス
■たらは生を使うこと
甘塩たらは塩分が濃いことがあるので、必ず生たらを使用すること。身に弾力があり透き通った新鮮なものを選ぶとええの。
■もっと簡単、たらのホイル焼き
アルミホイルに包んでもいいし、ホイルを箱形の器にして焼いてもいい。生たらに、塩・こしょうして白ワインをふりかけ、きのことレモンの薄切りを添えて、オーブントースターで15分。
ポン酢をかけて、ああうまい。焼き網や皿も汚れず、あとかたずけも楽ちんじゃ。