第1回
温泉たまご
きょうは第1回じゃから、お湯をわかすだけじゃ。温泉たまごというのを知っとるかの。黄身も白身もとろっとして、ゆで卵とは、ちがったおいしさじゃ。これができると、いろんな料理に添えて楽しめるぞ。
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熱湯5カップに水1カップで30分
温泉たまごを作るには、いろいろな方法があるようじゃが、ゴーイチ(5+1)法がおすすめじゃ。熱湯5カップ、水1カップを用意するもんでな。
たとえば野菜をゆでる際に、5カップ(1リットル)で茹でておけば、その後水1カップを入れるだけなので、お湯も無駄にならず一石二鳥じゃの。
温泉たまごは、熱湯(65~70℃)に30分くらいつけることで出来るんじゃ。黄身は65℃以上で固まり始め、70℃でねっとり状になる。白身は80℃以上にならないと、しっかり固まらない。その性質を利用するんじゃな。
まずは5カップのお湯をわかそう。
材料(2人分)
- 卵……2個
作り方
- 鍋に水5カップ分の湯をわかす。(100℃じゃな)
- 沸騰したら1カップの水を加える。(70℃くらいになる)
- たまごをゆっくり入れる。(たまごが、ピヨヨ~と鳴くぞ)
- お湯の温度を保つため、蓋をして25~30分そのままにしておく。
- ※鍋の形や季節の温度差により、多少固まりぐあいが異なります。
(所要時間:35分)
■献立例
- 焼き魚
- とうふとあげのみそ汁
- ほうれん草のごまあえ
- 温泉たまご
- 白ご飯
- 漬け物/フルーツ
温泉たまごはサラダやカレーに入れてもうまいな。
いー爺さんのワンポイントアドバイス
■ふだんづかいの器で量のめやすを知っておこう
計量カップや計量スプーンのめやすは、ふだん使う食器でも代用できる。一度、どの程度かをつかんでおくと、後々便利じゃ。
- 計量カップ(200ml)=コーヒーカップ
- 大さじ(15ml)=カレースプーン
- 小さじ(5ml)=ティースプーン
通常、大さじ1杯といえば、山盛りではなくすりきり1杯のこと。また、大さじ1杯は小さじ3杯分じゃの。