ガリシアの伝統菓子タルタ・デ・サンティアゴ(Tarta de Santiago)。アーモンドと卵と砂糖だけで作られるケーキです。サンティアゴ(聖ヤコブ)の遺骸がまつられている巡礼路の最終地点サンティアゴ・デ・コンポステーラの修道院で作られたのが始まりで、今ではスペインを代表するお菓子になっています。パウダーシュガーで十字架をシルエットにすると、ぐっとそれらしくなります。
【2人分】直径14cm型
牛乳の代わりに白ワインでもよく、なければ水でもかまいません。グラニュー糖の量は、ジャムなどの甘みを添える場合は大さじ2、単独なら大さじ3。お好みで加減でしてください。
アーモンドプードルは、スペイン産マルコナ種がおすすめ。価格は高めなのですが、味の濃さが違います。
アルミ型の場合は、型の内側にうすくオイルを塗っておき、底には紙をまるく切って敷いておくと、型から取り出しやすくなります。さらに、取り出すとき、竹串で型の側面とケーキの周囲を切り離しておくとすっと抜けます。
オーブンは、あらかじめ180度にしておきます。焼き上がりがはやいので、15分ぐらいから様子をみて、ほどよく色づいたところで、オーブンから取り出します。
十字架は紙を切り抜き、ケーキの表面にのせて粉砂糖で抜きます。この応用で、紙の切り方を工夫するといろいろな模様になりますね。
型を抜かないで、粉砂糖をふりかけるだけでもシンプルできれいです。
マーマレードや生クリーム、アイスクリームなどを添えても。
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