グリーンピースの煮込み、メネストラ(MENESTRA)です。
このメネストラは、スペイン内陸部ナバラ州の料理で、トゥデラ風といって、トゥデラ(Tudela)の農産物であるグリーンピースやアスパラガスを使い、緑と白の色合いに仕上げるのが特徴です。ほかにアティチョークを入れたりもします。
【2人分】
ベーコンではなく、生ハムやチョリソだとなおいいですね。ロースハムやウインナソーセージなど味が出る肉加工品ならなんでも大丈夫です。
グリーンピースは生がなければ、冷凍ものでもおいしくできます。
スペイン料理では、調味料は直接加えず、水やワインで溶いたものを使う事が多いのですが、これもその方法で作りました。塩味などが偏らず、まんべんにゆきわたります。
缶詰の水煮にしたアスパラガスは、あまり火を通さず最後にのせて温める程度にします。煮込みすぎると酸味が出やすくなります。
ゆで卵とアスパラガスを省いて、グリーンピースの炒め煮だけでも充分おいしくいただけます。付け合わせにしたり、卵とじにしても…。
メネストラ(MENESTRA)というのは、野菜の煮込みのことで、肉類は入れてもだし程度。イタリアでは「ミネストローネ」。スープとして発達したお料理なんだそうです。グリーンピースの他、そらまめ、さやいんげん、ほうれん草、じゃがいも、にんじん、ズッキーニなどを入れて作るメネストラもあります。
スポンサーリンク
スポンサーリンク