りんごのコンポート(COMPOTA DE MANZANA)です。スペインのアストゥリアス地方はリンゴの産地で、リンゴで作るお酒シードラ(SIDRA)が有名です。リンゴのデザートもいろいろ。料理に使う場合は、酸っぱくて果肉が引き締まったものがおすすめです。食べ頃をすぎて味がぼけてしまったりんごも、お菓子や料理に使えば美味しくいただけますよ。
【4人分】
作り方は、基本的に洋梨のコンポートと同じで、ワインとスパイスが違うだけです。いずれも、洋梨でもリンゴでも作れます。
最初から赤ワインを入れて煮てもいいですが、赤ワインシロップにひたすだけでも、ゆっくりと浸透し、きれいな赤ワイン色に染まります。
▲ これはワインを80mlと少なめにし、りんごを8つ切りにして浸したものです。クローブなどのスパイスもいれていません。色づきはやや薄めになりますが、1日で色も甘みもしっかり浸透します。
赤ワインとクローブ(丁字:ちょうじ)はよく合いますが、入れすぎると漢方薬っぽい香りが強くなります。苦手な方は、クローブのかわりにシナモンを使ってもいいし、無くても大丈夫です。
残ったシロップは、そのままか適度に薄めゼラチンを溶かし入れればワインゼリーになります。
▲ これは果肉を入れてゼリー固めにしたものです。
▲ ミニワイングラスにヨーグルトを入れ、その上にゼリー固めを盛れば、また違ったデザートに…。
また、シロップは煮詰めれば赤ワインソースになります。(トップの出来上がり写真では、バニラアイスにかけています)
煮詰めすぎると飴状になってしまうので、木じゃくしですくって、ほんの少しもったりしたら、火からおろします。ゆるめにしあげても、冷めると粘りがでます。
赤ワインソースは、パンに塗ったりチーズにかけたり、ヨーグルトに混ぜたり。
スポンサーリンク
スポンサーリンク