著名人の食空間コーディネート
東京ドームで開催されているテーブルウェア・フェスティバルの2012年のレポートです。
ここでは「彩りの暮らし」より、著名人の食空間コーディネートの展示をご紹介しています。
■■■目次■■■
スポンサーリンク
おもてなしの食空間
日々の暮らしを彩る「おもてなしの食空間」を各界の著名人が提案。個性豊かなテーブルセッティングぞろいです。
竹中麗湖さん(いけばな作家・空間プロデューサー)

波佐見焼きがふんだんに使われたコーディネート。このテーブルの脇には、子ども用の低いテーブルもセッティングされていました。
田川啓二さん(ビーズ刺繍デザイナー)


ハワイをイメージした空間。壁には植物のパネルが飾られ、テーブルには植物のフォルムの器や貝殻などでハワイの自然が演出されています。サンドベージュのビーズ刺繍が施されたテーブルクロスは、上品かつ豪華です。
黒柳徹子さん(女優・ユニセフ親善大使)

毎回かわいいコーディネートの黒柳さん。今回はピンクでまとめられたベネチアの食卓です。ベネチアングラスを主体にし、「千の花」といわれるテクニックを用いたペーパーウェイトのコレクションも演出に使われています。
江上栄子さん(江上料理学院院長)

キッチンの調理台兼テーブルを使ったコーディネートです。シンクには氷をつめてワインクーラー、電磁調理器の上には出番を待つ鍋を置いておくという実用的なアイデア。ピザ窯の熱で部屋全体が暖まり、料理が出来上がってくる臨場感も楽しめます。キッチンでおもてなしも、こんな風にするとおしゃれですね。脇の棚には、乾物の入った保存瓶がきれいに並べられていました。
加藤タキさん(コーディネーター)

和モダンな「新旧共生の間」をイメージしたコーディネート。お母さまの嫁入り道具を使っているそうですが、古さはみじんも感じられません。いいものは時代を超えて風格あるものになっていくのですね。テーブルコーディネートは見た目の美しさだけではなく、ライフスタイルや生き方、考え方を表現したものであると教えてくれる素敵なコーディネートでした。
石坂浩二さん(俳優)

シンプルな和のコーディネート。白いテーブルに赤い丸盆が日の丸のよう。無駄なものを排除したすっきりとした空間。身が引き締まります。
落合なお子さん(トータルライフコーディネーター)

洗練された品のあるコーディネート。ノリタケのアートコレクション「花銀彩百合」やカガミクリスタルのグラスを使って、シックで華やかなテーブルに。
木村多江さん(女優)

津軽塗のランチョンマット、あかりは山形の林木工芸。東北を応援したいという気持ちが伝わってきます。どこか控え目で凛とした美しさは、ご本人のイメージと重なります。
萬田久子さん(女優)

生まれ育った大阪庶民の食卓をコーディネート。テーブルにはたこやきやお好み焼きが並び、壁面には大阪の街のパネル、太陽の塔のオブジェまでありました。発想がユニークで面白い。
田實碧さん(空間デザイナー)

南イタリアをイメージしたコーディネート。赤い珊瑚柄のレイノーの食器「クリストバル」を使い、ナプキンリングやカトラリーレストも珊瑚風にしています。
■関連記事
![]()