ノリタケ、大倉陶園、レイノーの展示
東京ドームで開催されているテーブルウェア・フェスティバルの2012年のレポートです。
ここでは「洋の器への誘い」よりノリタケ、大倉陶園、レイノーの展示を紹介しています。
■■■目次■■■
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ノリタケスタイル 受け継がれる品格
1904年(明治37年)の創業以来、日本の洋食器の歴史を作ってきた「ノリタケ(Noritake)」の展示です。
ノリタケ ファインポーセレン <シェールブラン>



▲ ノリタケ ファインポーセレン <シェールブラン>
シェールブランを使った松花堂スタイルのモダン懐石風、飲茶っぽいオリエンタル風、アジアンカフェ風、ホームウエディング風の4コーディネート。プレーンな器なので、どんなシーンにもマッチしますね。
ノリタケ ファインポーセレン <クリフ&N4>



▲ ノリタケ ファインポーセレン <クリフ&N4>
シンプルモダンなデザインが食卓をスタイリッシュに演出。侘・寂の世界を醸し出しています。
ノリタケボーンチャイナ

▲ ノリタケボーンチャイナ <アイラ>

▲ ノリタケボーンチャイナ 花金彩百合
「至福のおもてなし - 季節を楽しむ - 」~大倉陶園~
春夏秋冬を彩るおもてなしのテーブルの展示です。器は大倉陶園独特の手描き技法で描かれています。
四季ごとのテーブル

▲ お正月のテーブル <祝い皿「日の出松」>
歳時記シリーズの祝い皿「日の出松」を使ったお正月のテーブルです。白磁のプレートに、大胆にあしらった太陽の赤が印象的です。松は緑と日の光で輝く金色で描かれています。お皿ごとに絵柄がそれぞれ違うのが面白い。テーブルも赤、白、黒、金、緑でまとめてあり、格調高くすっきり。

▲ 春のテーブル <桜アソート>
桜アソートは、日本に咲く原種の桜『大山桜』『大島桜』『嵐山』『関山』『一葉』『欝金』がそれぞれ描かれたカップ&ソーサー。おそろいのケーキ皿もあります。淡い色合いが春らしさを演出。

▲ 夏のテーブル <鉄線>
「夕涼み」と題されたテーブル。縁側で、風にゆらぐテッセンを眺めながら夕涼みをするイメージ。紺青と金色の花が白磁に映えて美しい。「鉄線」はカップ&ソーサー、ケーキ皿、茶器、部屋に飾れる陶額もあります。

▲ 秋のテーブル <月見>
「月夜」と題されたテーブル。歳時記シリーズの「月見」のカップ&ソーサーとケーキ皿。ケーキ皿には金色の月と秋の草があしらわれています。テーブルアクセサリーのうさぎがかわいい。
月ごとの飾り皿
12カ月それぞれのものが俳句と共に飾られていました。

▲ 1月 / 2月

▲ 3月 / 4月

▲ 5月 / 6月

▲ 7月 / 8月

▲ 9月 / 10月

▲ 11月 / 12月
季節感のあるテーブル


▲ ストリーム
大倉陶園独自の岡初め技法が生かされた滑らかな曲線のグラデーションで、さわやかな春の風をイメージ。


▲ フェアリーローズ
人気のバラ「マチルダ」をモチーフにした、妖精のような可憐な雰囲気が漂うシリーズ。

▲ みちくさ
岡染め白金色仕上げの「みちくさ」シリーズです。なでしこ、どんぐり、あざみ、いなほと雀、なずな、ばらのみ、ねこじゃらしなど、なにげない自然の草花の絵柄に心が癒されます。


▲ 京都迎賓館の器
百花繚乱をテーマにしつらえられた晩餐室用には、日本の四季を表現した器を制作されたとか。正餐用をはじめ、合計7,770ピースの器があるそうです。国賓をもてなすのにふさわしい器の数々。うっとりです。
「レイノーとスパイスで彩る豊かな食卓 」~ハウス食品~
フランス陶磁器の「レイノー(RAYNAUD)」、銀製品の「エルキューイ(ERCUIS)」それぞれの新作と、スパイスやハーブが生み出すおしゃれで優雅なテーブルを提案。シェフやコーディネーターによって個性豊かな食卓が演出されていました。
アトラクション(ATTRACTION)シリーズ



ルナ(LUNES)シリーズ


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