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この花たちを見て〜。きれいでしょう。
イベント会場に設けられたお花屋さんのようなフラワービュッフェ。この中から好きな花を選んで、花束にして持ち帰れるという趣向です。
用意されていた花は、日比谷花壇の秋のギフト商品によく使われている花ばかり。
リンドウ、ワレモコウ、バラ、カーネーション、モカラ、ドラセナ、リシアンサス……。
菊もいろんな種類がありました。丸いポンポンマムから、色とりどりのスプレーマムまで。
条件としては「なるべく違う花を1本ずつ10本程度選ぶ」。
どれにしよう〜。いざ選ぶとなると、意外と難しいんですね。1本に花が1つだけのものもあるし、枝分かれして小花が多いのもあるし、葉だけのもあるし。
同系色でまとめると無難そうだけど面白みはないし、形や色がバラバラだととっちらかってしまいそうだし。
散々悩んで、自分なりにチョイスし、お花屋さんで自宅用として買うような形(保水ゼリーを茎元に巻き花用の袋に入れる)にして持って帰りました。
どんな花だったかは、また後ほど……。
ここからは日比谷花壇の福井シニアデザイナーによる花束作りの実演です。手にもっているのはピンクのケイトウ。秋らしい花ですね。
花束を作るときは、その時期だけの花を入れると季節感がでるので積極的に使うといいそうです。
そのほか花材には、黄色い蘭(モカラ)、スプレーマム(ピンクモナリザ、ダンテレッド)、ドラセナ、赤い実のヒペリカム、カーネーション(バイパーワイン)、ワレモコウなど。
花束を作る準備として、花の茎の下部の葉をシュッと取り除いていました。けっこう大胆に。
まず、束にしていく花を左手に持ち、足していく花を右手に持ちます。 この場合、左手にケイトウ、右手にスプレーマムです。
それに、オレンジ色のバラ(ケニア産)、カーネーション、ヒペリカム、ワレモコウと加えていきます。
左手は花束の茎を握りつつ、右手で花を選び加える位置を決めているようなのですが、その所作に迷いがなく鮮やかです。
もうこの時点で、ミニブーケになっていますよね。というか、どの段階でもブーケとして完成されてるからスゴイです。
それから、葉物のドラセナを背面に添わせます。さらに黄色いモカラを入れて、左手の中で花束が完成しました。
赤と黄色系の花がうまく溶け合っていますね。
次に、左手に握っている茎の束を麻紐で結び、茎の下の部分を切りそろえます。茎元を保水ゼリーの入った袋で包み、いよいよラッピングです。
ラッピングにも流行や好みがあるようですが、今回は秋らしく、ダークブラウンとゴールドの紙を使って仕上げます。
大きな紙でくるんと包むのではなく、何枚もある紙を折っては添わせ折っては添わせ、ひだを作ってギザギザと変化のあるラッピングになりました。ゴールドのリボンを結んで出来上がりです。
うわ〜、すてき〜!
こんなのもらったら大感激ですね。ケイトウが揺れ、ワレモコウがはねて、明るい秋の日差しや風が感じられる豪華な花束になりました。
さて、フラワービュッフェでわたしが選んだお花がこちらです。
なんか取り合わせがダサいけど……
よく見たら、秋らしい花といえば、リンドウくらいで菊を1本も入れていませんでした。あちゃ〜。
花色の分量もトーンもバラバラ。花を選ぶ段階から、飾ったときを想定しないといけなかったですね。
で、3種類に絞って、リンドウとミニバラとアイビーを生けてみました。これはお気に入り。
花器を急須にしたのは、食器や鍋に生けるのが好きなのと、今年は大地系のものが流行ということなので、それも意識して。
あと、小分けにしても飾りました。リシアンサスがふわふわのソフトクリームみたいな趣きだったので、それにフルーツを添えるような気持ちで花を持ってきました。
器はスペインのフレッシュチーズが入っていた素焼きの容器を利用。
リシアンサスとリキュウソウに、リンドウ、モカラ、ミニバラのバージョンを3個。これらを並べて飾ったり、それぞれ別の場所に置いて楽しみました。
食卓にも……。小さく活けておくと、気軽に場所替えできるからいいんですよね。
そうそう、今回の展示の中にかわいらしいフラワーベースがありました。一輪挿しにちょうどいいガラス製のフラワーベース3点セット。
手に持つとこのくらい。どんな花でも、ちょこんとかわいく飾れそうです。
こんなフラワーベースがあると、花束を貰ったときに最後の花まで活けられるし、野の花やハーブを飾ってもいいですよね。
シンプルでおしゃれなフラワーベース、案外とお手頃価格です。
自宅で花を楽しむヒントは、カタログやサイトに載っているギフト商品を眺めるだけでも、花を選んだり飾るときの参考になりますよ。花の組み合わせや色合わせが洗練されてて、なにより目の保養になる!
日比谷花壇には、お花のサブスク「ハナノヒ」もあるので、利用してみるのもいいかも。
※詳しくは、体験レポート「毎月、自宅に季節の花が届く日比谷花壇のサブスク『ハナノヒ365days』」でご紹介しています。
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