スペイン・アストゥリアス地方にはインゲン豆とチョリソやモルシージャ、豚バラ肉などを煮込んだ名物料理「ファバーダ(Fabada)」があります。その簡単バージョンです。チョリソからいい出汁がでて深い味わいに。チョリソがなければ、豚バラ肉やベーコンでもおいしく出来ます。
【3〜4人分】
長くじっくり煮込みますが、玉ねぎはとろけても、豆はふっくら形を保ち、煮くずれ寸前ぐらいの仕上がりが理想です。とろみをつけたいときは、豆を少量つぶします。
スペインのファバーダは、大きな白いインゲン豆を使います。日本にも輸入食料品店などでは、その水煮が缶詰や瓶詰めで売られていますが、今回はインゲン豆(手亡)を使いました。
豆を煮込むときは、空気にふれさせないようにしてゆっくりと煮込んでいきます。圧力鍋だと早く煮えますが、煮くずれやすいので気をつけましょう。(自分が失敗したもので)
チョリソからいい出汁が出ますが、モルシージャ(血のソーセージ)や豚バラ肉を入れると、さらにスペインらしい味わいになります。
▲チョリソ(パプリカがたっぷり入った豚肉の腸詰め)
▲モルシージャ(morcilla)(豚の血入り腸詰め)
▲モルシージャの中には豚肉や血のほか、米や玉ねぎがぎっしり詰まっている。
▲モルシージャは見た目によらず、マイルドな味わい。
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