小茄子のピクルス
スパイスをきかせたスペイン風茄子の漬物

セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」にも登場する茄子の酢漬け。アルマグロ付近で採れる緑色の小茄子を使ったラ・マンチャならではのタパスです。おおつきちひろさんのレシピ「ドンキホーテのなす(Berenjenas de Almagro)」を参考に、調味料などに若干のアレンジを加え、秋田産の小茄子で作ってみました。
材料
- 小なす……20~25個
- 水……4カップ
- ワインビネガー……大さじ3
- 塩……大さじ1
- さとう……大さじ2
- にんにく……3片
- ローリエ……1枚
- パプリカ……小さじ1
- 黒粒こしょう……小さじ1/2
- 鷹の爪……1本
- クミン……少々
- フェンネル……少々
作り方

- 小なすはがくをとって、十文字に切り口を入れる。切ったらすぐに水に浸してあくをとる。3分程度。
- 鍋に小なすと水を入れ、火にかける。
- 一煮立ちしたら、調味料を全て加え、2分ほど煮て自然にさます。
- 広口瓶に入れて、冷蔵庫で冷やす。食べ頃は半日後から。
ポイント&ヒント
「なすのアサディジョ漬け」のイメージを継承して、スパイスには、フェンネルやクミンを使ってみました。オレガノも合いそう。にんにく、パプリカ、黒こしょう以外は、手元にあるもので適当に。
おおつきちひろさんのレシピ「ドンキホーテのなす(Berenjenas de Almagro)」は「タパス みんなでつまむスペインの喜び 」(文化出版局)に掲載されています。
![]()