そら豆と帆立のソテー
そらまめの炒め物に帆立のソテーを添えて

スペインのそら豆は原種に近く小ぶりだとか。これはグラナダの料理、そら豆と帆立のソテー(habas con vieiras)です。そら豆を生ハムと一緒に炒めるだけでも、十分おいしいのですが、それに帆立の旨みを加えると、さらに深い味わいになります。きりっと冷えた白ワインと共にどうぞ。
材料
【2〜3人分】
- そら豆(さやから出したもの)……200g
- 帆立……3個
- 生ハム……20g
- オリーブオイル……大さじ2
- 塩、こしょう……少々
作り方

- そら豆はさやから出し、塩ゆでして皮をむく。生ハムはみじん切り。
- フライパンにオリーブオイル(大さじ1)を入れ、生ハム、そら豆の順に加えて炒める。
- そら豆にオイルがまわったら、塩・こしょうして、器にとっておく。
- フライパンに残りのオリーブオイルを足し、半分に切ったほたての両面を焼いて、塩・こしょうする。
- 器に盛ったそら豆の上に、ほたてのソテーをオイルごとかける。
ポイント&ヒント
そら豆は、冷凍ものを使ってもいいですね。生ハムがなければ、ベーコンで代用できます。
そら豆は刻みミントの葉とオリーブオイルで炒めるだけでも、白ワインに合う爽やかなタパスになります。これに生ハムやほたて、海老などを加えても。

スペインには皮ごと食べられる小ぶりの空豆があります。冷凍品などで入手できた際は、ぜひそれで作ってみてくださいね。
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