冷凍パイシートで作るエンパナーダ(ツナパイ)
ガリシアのツナと野菜のパイ

ガリシア地方のミートパイ「エンパナーダ(Empanada)」。皮は小麦粉で作るパン生地のようなものやとうもろこしの粉を使ったものがあり、具も肉や魚や貝など、いろいろな種類があります。ツナとトマトとゆで卵の組み合わせは、なんとも優しいおふくろの味。冷凍パイシートやツナ缶を使えば、おうちでも簡単に作れます。
材料
【4人分】(19cmパイ皿1枚分)
- にんにく……1片
- たまねぎ……1/2個(100g)
- ツナフレーク……1缶(80g)
- パプリカ……1/2個
- トマトの水煮……100g
- 卵……1個
- 冷凍パイシート……2枚
- とき卵……1/2個分
- オリーブオイル……大さじ1
- 塩、こしょう……少々
作り方

- パプリカは直火で焼いて、皮をむき、さいの目に切っておく。
- フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくと玉ねぎのみじん切りを炒める。
- 玉ねぎがしんなりしたら、トマトの水煮を加えて炒め、パプリカとツナフレーク、ゆで卵の順に、炒め合わせる。
- パイシートをパイ皿の大きさにあわせてのばし、パイ皿にしいて底にフォークで穴をあけ、炒めた具をつめる。
- もう1枚のパイシートを同じようにのばし上にかぶせ、ふちの生地は切り取っておく。
- ふちをフォークで押さえ、溶き卵を表面にぬって、200度のオーブンで20~25分焼く。
ポイント&ヒント
パプリカではなく、「ピキーリョ」という赤ピーマンの水煮があれば、そのほうが本格的です。
パプリカは魚焼きグリルで直火焼きにすれば、簡単に皮がむけます。

具の味付けには、ペッパーソース、バジル、パプリカパウダーなど加えて、自分好みの味に仕上げるといいでしょう。
パイ皿に入れずに、四角く焼いてもいいですね。餃子のように三日月型に包んだものは「エンパナディージャ」といいます。
サルサ・デ・トマテ(基本のトマトソース)があれば、ツナ缶、パプリカ、ゆで卵を混ぜ合わせるだけで、具ができます。
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