コシード(Cocido)は、カスティーリャ地方の煮込み料理で、フランスのポトフのような料理です。腸詰めや骨付き肉と野菜をじっくりと煮込むのはポトフと同じなのですが、食べ方が面白いのです。まず煮汁にパスタを入れてスープとして飲み、その後にメインとして肉や野菜を食べるという順番があるのです。一度に作って2皿分として楽しむ家庭料理です。
【2人分】
煮込む際に、ローリエの他、パセリやローズマリーなどのハーブを少し加えると、肉の臭みが消え香りよくなります。
チョリソの代わりに粗挽きポークウインナーを使いましたが、本場のチョリソがあれば、味わいは格段に上がります。
ショートパスタは、極細スパゲティを3cmくらいに折ったものを使うことが多いようです。
お好みでオリーブオイルや酢などをかけていただきますが、アリオリソースや粒マスタードを添えてもいいですね。
圧力鍋を使って作る「マドリード風コシード」レシピもあります。
コシードには、腸詰や骨付き肉などを使いますので、スペインの腸詰があるとより本格的な味になります。しかし一般的なスーパーには扱っていないことが多く入手困難。こんなときはネットショップが便利です。
グルメソムリエには、スペインの生ハムや食肉加工品が豊富に揃っています。チェックしてみてくださいね。
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