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クール宅急便(冷蔵)で届きました。プチプチにくるまれて白とブルーのビニール袋に入っています。店名の「シュマンケル ステューベ(SCHMANKERL STUBE)」は「うまいものの店」という意味なんですね。
さらに包装紙を開くと、出てきました、4種類のソーセージ。4品ともDGL(ドイツ農業協会)のフードコンテストで入賞している優秀なソーセージたちです。
日本で数少ないフライシャーマイスターの奥沢一郎さんが作ったバイエルンでおなじみの正統派ソーセージセットです。
その割に、ラベルは質素なんですよね。商品名のラベルに金賞受賞なんて文字が輝いていても良さそうなのにそれがないんです。
原材料や重量、賞味期限などが明記されたシールが貼ってあるだけ。目立つのは商品名よりも「要冷蔵」です。それと賞味期限
賞味期限は、届いてからだいたい2週間ですね。いかにも質実剛健なウインナーといった感じが伝わってきます。
では、「農家のレバーブルスト」をいただいてみましょう。
これは、いわゆるレバーペーストですね。ドイツの農家で作られている自家製のレバーブルストを再現したもの。チューブの端を切って中を開けると、ペーストがぎっしり。1本に300gも入っているんです。
外見はハムみたいに見えるんだけど、中身は柔らかいパテです。すくって食べると、香辛料がぴりっときいていながらマイルドな味わい。レバーの旨みはあってもレバー臭さはありません。とってもおいしい。
一口食べると、もう一口欲しくなる~(笑)バゲットにたっぷりのせて、ビールはもちろん、ワインにも合いますね。わたしはピンチョスにしてみたりして…。
詳しくは【関連記事】絶品レバーペースト「農家のレバーブルスト」の食べ方で。
バイスブルスト(白いソーセージ)は、ミュンヘンの名物ソーセージ、バイスブルスト。
ドイツではプレッツェルと一緒に午前中に食べるソーセージだそうです。沸騰したお湯に入れたら、すぐに火を止めて蓋をして7~8分。そうやって温めて食べるものなんですね。
これは、知っておかないと失敗しそうです。ってわたしが失敗したんですけど、詳しくは【関連記事】本物バイスブルストの食べ方で。
じんわりと加熱されたところで取り出し、切って食べてみるとふわんふわん。まるではんぺんのような味と食感です。
はんぺんなんて言ったら怒られそうだけど、でもほんと優しい味わいでなるほど朝のソーセージと言われるはずだと納得した次第です。シンプルにおいしい。
オリジナルウインナーは、豚肉のみで作られたプレーンな腸詰め。これは、日本でもよく見かけるウインナーと同じタイプですね。
お湯で温めても焼いてもいいので、フライパンで軽く焼いて、いただきました。
薫香漂い、噛むとパキンと皮が弾けて、味もはっきりしています。おいしいな~、これはおいしい。
馴染みのあるウインナーの味だけど、でもどこか違いますね。それは、肉の味がちゃんとするというか、妙な旨み調味料でごまかしてなさそうで、後に残るいやな脂味がないのです。
濃い味なのにくどくない。これが本物なんでしょうね。
シュバインツブルストは豚肉で作った粗挽きの腸詰め。ドイツの屋台で売られている代表的な焼きソーセージだそうです。
これもフライパンで焼いていただきました。
オリジナルウインナーと比べるとあっさりとした味わいでバイスブルストを引き締めたよう。ぷりっとしています。
粒マスタードをつけて、自家製の似非ザウワークラウトと一緒にいただきました。ものすごくよく合いました。(自画自賛)
バイエルンセットのお試しでわかったのは、本物のソーセージは思いの外やさしい味わいだったということ。
シンプルで、くどくなくて、マイルド。だから、お子様からお年寄りまで家族みんなで味わえますね。
ハロウィンやクリスマス、お正月など、シュマンケル ステューベの本物ソーセージさえ用意しておけば、ホームパーティの強い味方になってくれそうだな~なんて思いました。
ドイツで食べたことがある方はその味を思い出すでしょうし、初めての方はわくわく。おもてなしにだって胸をはって出せます。
特に「農家のレバーブルスト」と「オリジナルウインナー」はおすすめ。
市場に出回っているソーセージと比べるとやや高めかなと思いますが、奥沢マイスターによる自家製となれば、納得のいくお値段です。
シュマンケル ステューベの直営店は神奈川県大和市。通販でお取り寄せも可能ですよ。ギフトにも最適です。こんなの届いたらほんと嬉しい。ソーセージ類は冷凍して保存もできますからね。
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