カカオ・サンパカのチョコレートやケーキ
スペイン好きとしては、チョコレートもやっぱりスペインのが好き。チョコレート発祥の国ですしね。
特に贔屓にしているのはカカオ・サンパカ(CACAO SAMPAKA)と、ブボ・バルセロナ(bubo Barcelona)です。
ここではカカオ・サンパカのお気に入りチョコレートとケーキ、キャラメルサブレなどをご紹介します。
■■■目次■■■
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日本にやってきたカカオ・サンパカ
カカオサンパカを知ったのは、2002年のスペイン旅行の際、バルセロナのお店を覗いてからです。様々なフレーバーのボンボンショコラに驚き、ガウディのレリーフのチョコに惚れて、お土産にどっさりと買って帰りました。
その後も機会があればお土産に買ってきてもらっていたのですが、2009年、ついに日本上陸。東京・丸の内に直営店ができました。
さっそく丸の内本店をのぞいてみると…。
お店にはボンボンショコラの他、量り売りのフレークやタンタシオン(チョコレート菓子)、コンフィチュールやワイン、店先で食べられるジャラッツ(アイスクリーム)もありました。
その後、2010年11月に東京・青山にカフェを併設した2号店ができて喜んでいたのですが、2015年に惜しくも閉店。
現在、カフェ併設のショップとして、大阪・大丸梅田店(2011年3月開店)があり、2018年9月末には東京・西武渋谷店にショップ、2021年4月にはチョコレートとワインが楽しめる神戸店がオープンしています。
お店の一番人気はボンボンショコラでしょうが、個人的におすすめなのがカカオサンパカならではの板チョコ(ラジョラス)とケーキ(マダレナ)とアイスクリーム(ジャラッツ)です。
板チョコ(ラジョラス)
ラジョラスには、定番の薄い板チョコレートと、ハートが付いたタブレット型のチョコレートがあります。
定番の薄い板チョコ
これがうすーい板状チョコで「CACAO SAMPAKA」と刻み込まれているだけのシンプルなもの。1枚50gです。
大きさは約7cm×14cm、厚さは約5mmで、カカオサンパカこだわりの形です。 割って食べやすく、ゆっくりと口の中で溶けて美味しく味わえるように計算されているんですね。
フレーバーはさまざまで30種類以上あり、ほぼ4つの味に区分されています。
■ネグロ(ダーク板チョコレート)
カカオ分71%以上の乳成分を使用していないチョコレート。カカオ本来の苦みや酸味、産地ごとの個性が際立つので愛好家向けです。
■レチェ(ミルク板チョコレート)
ダークチョコレートに乳成分を加えたカカオ分40%のミルクチョコレート。優しい甘さなので、どなたにも好まれます。
■ブランコ(ホワイト板チョコレート)
他の油脂分を使わずカカオバターのみを使用したホワイトチョコレート。良質で風味豊かな味わいで、どなたにも好まれます。
■ヘルス&ビューティ(板チョコレート)
砂糖のカロリーの約半分の甘味料「マルチトール」を使用したチョコレート。健康と美を気になさる方に。
そのなかでわたしのお気に入りは、「フロール・デ・アサール」と「ロサス・イ・フレサス」です。
「フロール・デ・アサール」は、オレンジの花のミルク板チョコレート。上品かつ華やかなオレンジの花の香りがします。
「ロサス・イ・フレサス」は、天然のバラの香りとドライストロベリーを練りこんだホワイト板チョコレートです。うっとりチャーミングな味わい。
どちらを贈っても喜ばれるし、どちらをいただいても嬉しいです。特に女性には間違いのない2品です。
カカオニブ入りの板チョコもあります。このタイプは男性受けしそう。ジントニックなどのフレーバーも爽やかな美味しさでおすすめです。
パッケージは紙製。リボンをかけて贈り物用にもできます。
クリスマスにはこんなショップカードを入れてくれました。
ゴヤ展のときには、チケット割引券付きのギフトパッケージ(有料)もありました。
ね、素敵でしょう。シンプルな板チョコレートなのですが、カカオ分が高くて繊細な味と香りが楽しめるのでギフトにぴったりなんです。ちょっとしたプレゼントには1枚、2枚セットにもできます。
タブレット型ハートチョコレート
ハート型のチョコレートをあしらった板チョコです。板チョコの部分とハートの部分の2種類のチョコレートが楽しめます。 バレンタインやホワイトデーのシーズンには、いろんな組み合わせのチョコレートが登場していたのですが、2023年はないのかな。
専用ボックスにリボンをかけた状態で販売されているので、プレゼントにぴったり。
一番人気はロサ アンベルコール。天然のバラの香りとドライストロベリーを練りこんだバラといちごのホワイトチョコレートにラズベリー味のハートがついたハートチョコレートでした。
ケーキ(マダレナ)
カカオサンパカには、定番の円形のチョコレートケーキ「マダレナ ショコラタ」やロールケーキ「ブラッソ デ ショコラタ」、5cm角ほどのスクエアケーキなどがあります。
チョコレートケーキ(マダレナ ショコラタ)
スペイン製の上質なダークチョコレートクーベルチュールとカカオパウダーが贅沢に使われたチョコレートケーキ(マダレナ ショコラタ)です。カカオ風味が豊かで、甘ったるくなく後味すっきりでとても美味しい。
シックなボックス入り。
ケーキ自体は130gと小さめで、2人分くらいかな。賞味期間は約2週間です。
▲栗のアーモンドケーキ「カスターニャス」
プレーンなチョコレートケーキの他には、期間限定でオレンジピールの入ったチョコレートケーキ「ナランハ」やドライクランベリー入りの「クランベリー」、りんごとアプリコットの「フルータス」、大きな栗とチョコチップの入ったアーモンドケーキ「カスターニャス」などがありました。
日持ちがするのでギフトにぴったり。小さいけれど、価値あるおしゃれなケーキです。
ボンボンチョコレート
ボンボンチョコレートには、フルーツやナッツ、お酒やチーズ入りなど様々。毎年、新しいフレーバーが登場します。
ボンボンショコラのセレクションは一粒一粒が宝石のようですね。
また、カカオの産地によって異なる香りや味わいが楽しめるダークチョコレートのコレクションも充実しています。中南米・アフリカ・南太平洋にまでわたるカカオの品揃えは、カカオ豆の輸入から手がけるカカオ サンパカならでは。9カ国と16カ国コレクションとあります。
ハートベア
胸にハートを付けたテディベアのチョコレート「ハートベア」です。標準サイズ約400gと、約73gのスモールサイズがあります。
こちらは、標準サイズの「ハートベア カロロ」。高さ12cm。職人の手で一点一点手作りされています。毛なみまで精巧に作られているのがわかります。
赤いボックス入りでギフトに最適。
ホワイトデーには白いハートをつけたベアが登場しました。黄色いハートのこともありましたね。
スモールベア
2020年からは登場したスモールベアは、小さなサイズながら、ふわふわとした質感が表現されています。赤いハートが「エマ」、黄色い星が「ペタ」でした。
キャラメルサブレ
このところ、人気のキャラメルサンド。カカオサンパカからも「キャラメルサブレ」が出ていたので買ってみました。
キャラメルソースをチョコレートで包み、サブレでサンドしたお菓子です。ショコラとストロベリーの2種類。
半分に割ると、中からキャラメルソールがとろり。サクサクしたサブレとチョコ&キャラメルが相まって極上の美味しさ。この類いのお菓子は裏切りませんね。ちょっとお高めですが。
ネットから購入するには
カカオサンパカには「CACAO SAMPAKA公式オンラインショップ」があるのでほとんどそこから購入できます。
また、デパートのオンラインストアでも扱っています。特に、バレンタインやお中元・お歳暮などギフトシーズンには取り扱いが増えます。
チョコレートケーキは、ケーキ通販専門サイトの「Cake.jp」でも取り扱っています。
▲【CACAO SAMPAKA】スモール ベア エマ ケーキ
チョコレートのスモールベアをのせたチョコレートムースケーキです。ビスキュイ生地とアーモンドプラリネの上に、チョコレートムースを重ねた大人の味わい。メッセージプレートも付けられます。冷凍便。
※掲載写真の一部(ボンボンチョコレート/タブレット型ハートチョコレート)は、大丸東京のバレンタイン試食イベントにて撮影させていただいたものです。
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カカオサンパカ
世界で初めて幻のレアルクリオロ種カカオのチョコレート“XOCONUSCO(R)”を完成させ、スペイン王室へと献上したカカオサンパカ。
世界各地のカカオ農園からカカオ豆を輸入し、チョコレート原料を製造、熟練した職人によって奥行きのある味わいを創造。「エルブジ」のパティシエ、アルベルト・アドリア(フェランの弟)がプロデュースしたチョコレート専門店としても有名です。
人工の保存料を一切加えず、斬新なアイデアと技術によって、新しいチョコレートを作り続けているのです。フルーツやナッツ、スパイス入りなどバリエーションが豊かで、最初に味わったときはホント驚きました。
店舗は、スペインのバルセロナが本店で、マドリッドにもお店があります。
日本では、2009年に丸の内ブリックスクエアの東京店に続き、2011年3月に大阪・大丸梅田店がオープン。カフェもあり、ホットチョコレートやソフトクリームが楽しめます。
なお、かつては東京・青山店(2010年11月〜2015年)、金沢店(2014年12月〜2018年3月)、東京・西武渋谷店(2018年9月〜2022年2月)もありました。
2021年4月26日、チョコレートとスペインワインのニューコンセプトショップが、神戸・エキゾ神戸三宮ビル1Fにオープン。
オリオールバラゲ
「エルブジ」のデザートシェフを経て独立し、デザート界のピカソとも言われるオリオール・バラゲのチョコレートは、宝石のようであり、アートのようでもあります。
代表的なのは、カカオ豆の形のチョコレート。一目見たら忘れられない美しさは、フォルムもさることながら、その表面。まるで、漆塗りや陶磁器、いぶし銀のような質感に仕上げてあるのです。艶といい、輝きといい、食べてしまうのがもったいないほどです。
フレーバーは多種多様で、フルーツ・洋酒系はもちろん黒トリフ、サフラン、トゥロンなどのほか、コレクション日本では、わさび、抹茶、大豆、柚子といった風味にも挑戦しています。
口に入れたとたんに広がる上品な味と香り、とろけるような舌触り。独特のこっくりとした味わいは、並のチョコレートでは体験できません。
日本では、かつて東京・白金台に直営店があり(2004年11月19日~2010年3月22日まで営業)その後は、セレクトショップでの通販がありましたが、現在、取り扱いはないようです。(2015年)
▶「oriolbalaguer」サイト(英語・西語・カタラン)