チュロス(Churros)は、星形の絞り口で絞り出した棒状の揚げ菓子。スペインではお祭りの屋台や町なかのバルで見かけます。チュロス専門のお店チュレリア(Churreria)もあるほど。たいていチョコレートソースをつけたり、チョコラーテ(濃いココア)に浸して食べます。おうちでは、かりっとおいしい揚げたてをどうぞ。
【2〜3人分】
※絞り出し口金は、必ず星形を使ってください。丸い口金だと、生地が破裂する場合があり危険です。
絞り出す口金は、必ず星形にして、4〜8ぐらいの切り込みがあるものを使ってください。丸形だと生地の表面にでこぼこがなくなって、破裂する場合があり危険です。
生地を混ぜ合わせたり絞り出したりするには、けっこう力がいります。絞り出すときは、上を押さえて金口に近いほうを絞るとうまくいきます。
絞り出したときにギザギザがしっかりつく感じがいいようです。揚げている鍋の上から絞り出すのは、熱く危険なので、鍋のそばで絞り出しながら、1本ずつ手でつまんで入れます。
慣れないときは、クッキングシートなどに4~5cmの長さに、いったん絞り出してから、揚げるといいでしょう。
揚げ油は通常の油で充分ですが、オリーブオイルにすると風味よくからっと仕上がります。
グラニュー糖をまぶす際は紙袋が便利です。油を切ったチュロスを熱いうちに紙袋に入れ、グラニュー糖を振り入れて、紙袋全体をふります。そうするとまんべんなく砂糖が付きます。
ホットチョコレートにつけて食べるのが本場スペイン流です。
揚げ菓子チュロスも、長いの短いの、太いのやら穴のあいたのやらいろいろ。
スペインのお店で作るチュロスは生地をリング状にして揚げる他、とぐろをまくようにぐるぐると油の中に直接生地を絞り出して揚げ、あとからはさみでチョキチョキ切るタイプもあります。ぐるぐるの生地を取り出す様は、まるで巨大な蚊取り線香のよう。
また、太めのチュロスは「ポラス」、穴のあいたチュロスにクリームを詰めたのは「チュロスレジェノス」と呼ばれています。
スペインでは、チュロスは朝ごはんにも、昼時のおやつにも、バルで飲食したあとの締めとしても食べられています。つまり1日中いつでも…。
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