初めてのクリスマスローストチキン(丸鶏)
クリスマスの時期になると、小さなスーパーの肉売り場にも、ローストチキン用の鶏が登場するんですね。
鶏の丸焼きなんて、今まで作ったことがなかったんだけど、丸鶏1羽千円程度で、骨付きもも肉2本の価格とそう変わらなかったので、思わず手が伸びてしまいました。
買ってきたのはいいけど、さて、どうしましょ。
ローストチキンのレシピをいろいろ見ると、お腹にごはんやパン、野菜やらを詰めることが多いよう。だけど、面倒なんで香草だけ詰めることにして、足を縛るたこ糸もないので、そのまんま。
そんな適当な作り方でも、うまくできるでしょうか。いざ、チャレンジ。
ローストチキン レシピ
【材料】丸鶏(約1キロ)1羽分
<グリル下敷き>
- 玉葱(細切り)……1/2個
- ローズマリー……2枝
- ローリエ……2〜3枚
- にんにく……1片
<詰めハーブ>
- レモン輪切り……2枚
- にんにく……1片
- ローリエ……3枚
- ローズマリー……2枝
<下味調味料>
- 塩……小さじ1
- ハーブソルト……小さじ2
- 粗挽きこしょう……小さじ1
- おろしにんにく……小さじ1
- 米酢……大さじ1
- さとう……小さじ2
- オリーブオイル……大さじ2
<照り焼き用オイル>
- オリーブオイル……大さじ1
- 醤油……大さじ1
- 酒……大さじ1
- さとう……小さじ1
- おろしにんにく……小さじ1
<ごま酢だれ>
- だしつゆ(3倍濃縮)……大さじ2
- すりごま……大さじ1
- さとう……小さじ1
- 米酢……大さじ1
- ごまラー油……少々
<付け合わせ>
- ブロッコリー、トマトなど……適量
【作り方】
- 丸鶏をお腹の中も外も流水でよく洗って、キッチンペーパーで水気を拭き取り、味が染みこみやすいようにフォークで数カ所穴を開けておく。
- <下味調味料>の材料を全部混ぜ合わせたものを、お腹の中と外に丹念にまぶす。
- お腹の中に<詰めハーブ>を入れ、竹串で止める。
- ビニール袋の中に入れて、冷蔵庫で2時間~1日ほど休ませる。
- <照り焼き用オイル>の材料を全部混ぜ合わせたものを表面全体に塗る。
- オーブン皿にアルミ箔を敷き、<グリル下敷き>の野菜やハーブの上に丸鶏を置いて、オーブン(200℃)で30分。一度取り出して[照り焼き用オイル]を塗ってひっくり返し、さらに180℃で30~40分。竹串を刺して透明な汁が出てくるまで焼く。
- 皿に盛ってゆでブロッコリーとトマトを飾り、お好みで<ごま酢だれ>を添える。
マリネして焼くだけだった
ローストチキンというと、特別な料理と思ってしまうけれど、要は、マリネして焼くというだけのことでしたね。
しっかし、驚いたのが焼いてる最中にしたたりおちる肉汁。それだけ脂分が落ちたということなんでしょうが、敷いていた野菜なんかいらないんじゃないか?というほどでした。肉自体は適度に焼き色が付き照りも出て、いい感じになりましたが。
で、そのお味は?
うま~い!
皮ぱりぱり。身は余分な脂がおちてしっとりやわらかです。下味をつけて2時間ぐらいしか休ませなかったけれど、ほのかに塩味とハーブ香が付いて、充分おいしい。
思いの外ヘルシーで、ごま酢だれで和風にいただきましたが、どんなソースでも合いそうでしたね。
骨付きなので、上手にフォークとナイフで切り取れなくて、手をべちょべちょにして裂き、かぶりつくわたし。なんだか鶏の丸焼きを前に、原始人になった気分でしたよ。おしゃれにカバ(CAVA)を開けたのにねえ。
結局、2人で食べるには多すぎたので、残りは身をほぐして他の料理に利用することにし、骨はことこと煮てスープを取りました。
予習完了。これで来年は、ばっちりだ~!?
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