【追記】2017年のレポートで、すでに販売を終了したキッチン用品も含まれます。ご参考までにどうぞ。
■■■目次■■■
お料理イベントはショップジャパンのオフィス内にあるキッチンスタジオで行われました。試用や調理実験などもここでやっているそうですよ。
最近では、フライパン「セラフィットプレミア」のこびりつき実験を実施。ちなみに、オイルを塗らずに毎日パンケーキを90〜100枚焼き続けた結果、連続で5,000枚焼けたとか。す、すごい。
今回、ショップジャパンのキッチン用品を使って料理を教えてくれるのは「NHKきょうの料理」などで活躍されている料理研究家の尾身奈美枝先生。
とっても気さくでカメラを向けたら、Vサインで応えてくれました。ひゃ〜、よろしくお願いします。
使用するキッチン用品は次の4点。
お料理は次の3品。
これら3品はすべてマジックブレットも使います。
では、お料理スタート!
最初に取りかかったのは「しっとりチキンサラダ ジェノベーゼソースがけ」です。鶏むね肉を真空パックにして低温で調理し、野菜と盛りつけてジェノベーゼソースをかけるというものです。
鶏むね肉を真空パックにするにはピタントを使います。
まずフードシーラーをカットして、ピタントで真空パック用の袋を作ります。筒状のシートなので、底になる部分をくっつけて袋状にするんですね。
シートを挟んでボタンを押すとものの3秒くらいで完了。音も静かです。
袋ができたら、その中に皮を取り除いた鶏むね肉1枚、塩麹(大さじ1)、ハーブを入れ揉み込みます。
そして、袋の端をピタントに挟んで脱気&密封します。これもボタンを押すだけで自動でできました。簡単!
鶏むね肉の真空パックです。これをお湯につけて低温調理をするわけですが、ここまでやっておけば保存もしやすいですね。
大鍋にお湯をわかし、水を足して60~70度ぐらいにします。その中にパックした鶏むね肉を入れて蓋をして約40分放置すれば出来上がりです。らくー。
40分後に取り出した鶏むね肉のパックです。
まるで買ってきたサラダチキンみたい。いや、それよりも豪華ですね。持ち寄りパーティーなどにこのまま持って行って自慢したくなるレベルです。
次にチキンにかけるジェノベーゼソースを作ります。このソースはパスタとからめてもいいし、肉や野菜にかけたり何にでも使える万能ソース。これが、マジックブレットであっという間にできちゃうんです。
カップに材料(バジル、にんにく、塩、松の実、パルメザンチーズ、オリーブオイル)を入れて、十字の刃の付いたクロスブレードを取り付けます。
それをマジックブレット本体に差し込んで、カップの上から押します。
すると、ガーガーと刃が回転して、ものの数秒で出来上がりました。押さえる秒数で、粗めも細かくも自在です。ワンプッシュミキサーって、ほんとに押すだけなんですね。
ジェノベーゼソースは今までハンドミキサーで作っていたのですが、少量の場合はこっちのほうが簡単そう。カップのまま保存できますしね。
最後に、トマトやベビーリーフなどを食べやすい大きさに切り、塩、酢、オイル、スパイスで軽く和えます。それを皿に盛り、そぎ切りにしたチキンをのせて、バジルソースをかければ完成です。
まるで、イタリアンレストランで出てくるサラダのようです。おいしそ〜。
ってことで、試食しました。このチキンがお箸で切れるほど柔らかく、本当にしっとりしてて美味しい。真空調理のなせる技ですね。ジェノベーゼソースともよく合いました。
続いて、油を使わないフライヤー「カラーラ」で作るアーモンドサーモンです。アーモンドスライスを衣にしたサーモンをトマトソースでいただきますよ。
まず、皮を取り除いたサーモンの切り身に、塩・こしょうして、小麦粉をまぶします。この作業、ビニール袋でするとラクチンですよね。
次に、卵白をくぐらせて、アーモンドスライスを付けたら、カラーラのカゴに並べます。
カラーラにセットして、温度調節ダイヤルで温度、時間のダイヤルで時間を設定します。このアーモンドサーモンの場合は、170度、10分です。あとは自動で出来上がりを待つだけです。
ダイヤル付近には、代表的なメニュー別の温度と時間のめやすが表示されています。たとえば、こんな具合。
約10分後、取り出してみるとほんのりとアーモンドが色づいていました。庫内を循環する170℃の熱風で出来上がったんですね。
揚げないフライヤーというより全く新しい熱風調理器です。
付け合わせのジャガイモもカラーラにおまかせです。スーパーなどで買ってきたお総菜の揚げ物も、カラーラで温めれば余分な脂をカットしてカリッと仕上げてくれるので、ヘルシーかつ美味しくなるそうです。
トマトソースはマジックブレットです。
ジェノベーゼソースと同様に、材料(ミニトマト、バジル、ケチャップ、オリーブオイル、塩・こしょう)をカップにいれて、クロスブレードを取り付け、本体に入れてワンプッシュ。
トマトのダクダク感を残すため、このソースは軽くミキシングするにとどめています。ちょいと味見をして、うんうん良い感じ。
お皿にじゃがいもとアーモンドサーモンを盛り、トマトソースを敷くように流し込んだら、レモンとディルを添えて完成です。まるでビストロでいただくメイン料理のよう。
これも試食しましたよ。
しっとりとしたサーモンの身と香ばしいアーモンドのパリパリとした食感が相まって、めちゃくちゃ美味しい。
さらにフレッシュなトマトソースがそれらを引き立てます。やはり手作りソースは違いますね。美味しさ5割増しといった感じです。
3品目はデザートです。
セラフィットフライパンでパンケーキを焼いて、ホイップクリームと苺ソースをかけたものです。ここでもマジックブレット大活躍ですよ。
まず、苺ソースです。
カップに材料(いちご、砂糖、リキュール酒)を入れて、クロスブレードを取り付け、マジックブレッドでガ〜〜っとワンプッシュ。
生クリームの泡立てもできるんです。生クリームと砂糖をカップに入れて、ワンプッシュ。ボウルに泡立て器だと何分かかるんでしょう。手も痛くなりますよね。
ところが、これはほんの数秒。押さえているとガ〜という音から、軽めのサ〜という音に変わるので、音で泡立て終了時がわかるのです。
なので泡立てすぎることもなく、ほどよい固さになるというわけ。これはちょっと感動モノでしたよ。
そしてパンケーキの生地も、マジックブレットで混ぜちゃうんです。
大きいカップに材料(ホットケーキミックス、卵、ミルク)を入れて、ワンプッシュ。きれいに混ざりました。ボールも泡立て器も使わないから、洗い物が少なくて助かりますね。
いよいよセラフィットフライパンの登場です。
セラミックフライパンは強火と急激な温度変化に弱いので、弱火〜中火で調理します。オイルをひかなくても大丈夫なのですが、最初だけはうすくひいておきます。
生地はカップから直接流し込みますよ。(おお、そうきたか。目から鱗の使い方です。)
「スベール」がうりのセラフィット。フライパンを揺らしただけで、本当に生地がすべります。くっつきません。へらでのひっくり返しも難なくできました。
小さめサイズは参加者が体験で焼いたものです。オイルなしで連続で焼いてもこびりつかず、ストレスなし。パンケーキの表面もなめらかで気持ちいいほどの焼き上がりです。
パンケーキが焼けたら皿に盛り、生クリームをのせ、苺ソースをかけたら完成です。あれば、ミントの葉を飾ります。
このパンケーキがまたふわふわ、なめらかでおいしいのなんの。生クリームとフレッシュな苺ソースがかかっていますからね。ここでも手作りソースの威力にノックアウトです。
マジックブレットがあれば、相当にお料理上手になれる気がしてきました。欲しい!
こうして尾身先生からショップジャパンのキッチン用品を使った料理を教わったわけですが、3品だけでもすご〜い!欲しい!と思ってしまいました。だって、出来上がった料理が美味しいし、簡単にできるのですから。
しかし、今までも意気込んでミキサーやフードプロセッサーを買ったものの、活用できず宝の持ち腐れになったことが…。
そんな不安を払拭してくれるお助けアイテムがありました。各調理器具ごとに専用のレシピ本があるのです。
たとえば「カラーラ」には「ヘルシーレシピ100」というのが出ていて、カラーラの使い方とレシピがカラーページで紹介されています。
カラーラ専用レシピなので、材料と作り方に加え、設定温度と時間が表示され、通常よりどれだけカロリーカットになるかもわかりますよ。
「マジックブレットデラックス」には、どのブレード(刃)とカップを使えばいいか一目瞭然です。レシピと共にカロリーや主な栄養素も記載されています。
「セラフィット」はフライパンの大きさ別に、材料の量を3パターン載せるという丁寧さ。レシピは簡潔でわかりやすく、お手入れ方法も参考になります。
料理の実演で理解が深まったように、やはり最初は専用のレシピ本でその調理器具の特徴や活用法をつかむのが一番ですね。
パラパラとレシピ本めくっていたら、作ってみたい料理がいっぱい!
お料理したい欲をかき立ててくれたショップジャパンのイベントとキッチン用品なのでした。
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