泉屋の鮎らーめんと鮎のリエット
岐阜・長良川の伝統の味を今に伝える鮎専門の泉屋物産店。ここの子持ち鮎の熟れ寿しは絶品なんですよね。
伝統の味を守りつつ新しい味も追求されていて、そういや鮎ピザもおいしかったなあ~、なんて思っていたところ、なんと、泉屋の鮎らーめんが我が家にやってきました。わーい!
もらって嬉しい泉屋のギフト。とっても美味しかったのでご紹介しますね。
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クール宅急便で届いた
泉屋さんの包装紙にくるまれて冷凍便で届きました。
発泡スチロール製のボックスには泉屋のロゴマーク。
中に入っていたのは鮎らーめんと鮎のリエットです。一度食べてみたいと思っていたんです。ラッキー!
鮎のリエット
こちらが鮎のリエット。
リエットは、肉などをじっくり煮込んでペースト状にしたものですが、それを鮎で作っているのです。
材料は、鮎、玉ねぎ、ラード、鮎うるか、醤油、バルサミコ酢、焼酎、食塩、みりん。バゲットパンにつけていただきましょう。
うまーい!
鮎のうまみがぎゅっと詰まった内臓系の深い味わいがたまりません。ワインともよく合います。ちびちびなめながら、日本酒もいいですね。
鮎ならではのさわやかなほろ苦さとコク。ほかほかご飯にのせて海苔で巻いてもおいしそうです。
鮎らーめん
次に、四川料理の開花亭と共同開発したという鮎らーめん。麺とスープと鮎のひらきが入って1人前のセットです。
具は、天日干しにした鮎のひらきを炭火で焼いたもの。1尾。
スープには、焼き鮎のほぐし身とねぎが入っています。400g。
鍋にたっぷりのお湯をわかし、スープを温めます。スープが熱々になったらとりだし、麺をゆで、鮎もパックのまま温めます。
器に入れ、ネギをちらして出来上がり。(これは1/2人前です)
いただきまーす。スープはあっさりと上品な塩味。鰹や昆布の和風だしに鮎のやさしい旨みが加わって、コクはあるのにさっぱりしています。
透き通ったスープが細麺に程よくからんで、京風らーめんといった風情。
【追記】このときは細麺でしたが、今は京都で中華麺を製造販売している麺屋棣鄂の中細麺になっているようです。
そして、炭火焼きの鮎のひらきが、めちゃめちゃおいしい。
カリカリに焼いてあるのだけれど、臭みなどは全く無く、噛むごとに香ばしい旨みがじゅわじゅわと染み出る感じ。
極上。鮎が違うんでしょうかね。
残したスープで鮎ぞうすい
ラーメンのスープは飲んでしまわず、お雑炊にします。
そのままご飯を入れるだけでもいいようですが、鍋で温め直して卵を入れました。鮎のほぐし身をお雑炊用に少し残しておくのがポイントです。
海苔をふりかけましたが、梅干しやゆかりなどの酸味のあるものと相性抜群だそうです。
次は梅干し入りでいただきましょう。スープのひとしずくまで残らずおなかの中におさめて、はあ~、大満足です。
鮎らーめんも鮎のリエットも、期待通り、いえ期待以上でした。いつか長良川の鵜飼いを見て、河原町泉屋で鮎料理がいただけたらな~。
それは叶わずとも、塩焼きや熟れ寿しなどを取り寄せて、自宅での鮎パーティーならできそうです。〆はもちろん、鮎らーめんで。
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