菜菓亭の「河川蒸気」ほか和菓子詰め合わせ
新潟銘菓「河川蒸気」を初めて知って「これはうまい!」とご紹介したところ、なーんと「河川蒸気」の入った菜菓亭の和菓子詰め合わせがわが家にやってきました。
おおお、ありがとうございます。
菜菓亭のお菓子は「河川蒸気」だけじゃないんですよねえ。今回は贈答にぴったりの「河川蒸気」の入った和菓子セットの中身をご紹介しますね。
(現在は販売されていないものも含まれます。)
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包み紙には新潟の情景
菜菓亭のお菓子っていいな~って思う最初の印象は、おそらくこの包装じゃないでしょうか。
紙袋には、かつて行き交っていた河川蒸気の思い出と、おばあちゃんが「あったらもんだ」と差し出してくれるお菓子のお話が書かれています。
そして包装紙には、新潟の昔を懐かしむ四季折々の情景。
春は桜並木で誇った「加治川」、夏は田植え花とも呼ばれていた「あやめ」、秋は稲を運ぶ川舟の「はさ船」、冬は白鳥が集まる「瓢湖」の情景が描かれているのです。
新潟の古き良き時代を伝えてくれるこれらの絵柄と文章に心がほっこり。新潟出身じゃなくても、なんかいいなあ、あったかいな~と和むんですよね。
そうした包装紙を解いて、ふたをあけると「河川蒸気」をはじめとする菜菓亭の和菓子が顔を出しました。
人気の新潟銘菓「河川蒸気」
2011年8月「シルシルミシルさんデー」(テレビ朝日)で「全国の隠れたお土産お菓子」として紹介され、グランプリを獲得して以来、全国から注文が殺到したという「河川蒸気」。実際食べてみると、それも納得です。
薄い紙にくるまれて、ぱっと見、どら焼きのように見えるのですが、この紙を剥がしてほおばると、カステラのような柔らかさ。その中からほどよい甘さの小豆クリームが現れて、洋菓子のような優しい口当たりです。
詳しくは、前回の「河川蒸気」の記事を見ていただくとして、とにかく一度食べたら忘れられない美味しさ。
だから、詰め合わせにも他のお菓子よりも多めに入っているんでしょうね。
チーズたっぷり「チーズまんじゅう」
こちらは「新潟銘菓 越後の郷より チーズまんじゅう」です。チーズですから洋風かなと思ったら…
胡麻が練り込まれているお饅頭が出てきました。しっかり和風の姿。
お饅頭の下の台紙は、脱酸素剤エージレス。食品の酸化やカビの発生を防いでくれるものです。
で、肝心のチーズまんじゅうの中は?と切ってみると、チーズクリームがぎゅっと詰まっていました。中の餡状のものがチーズクリームで、外側はほろっとくずれるクッキー状の生地。
口に含むと、胡麻の風味とともにチーズの味わいがぶわっと広がり、その濃厚さにワインでも飲みたい気分になりました。
チーズの味がしっかり生かされている証拠ですね。おそらく赤ワインとも合うんじゃないかな。
ドライフルーツとくるみ入り「湊新潟物語」
こちらは新潟開港記念に作られたという「湊新潟物語」。
白あんにラム酒がきいたドライフルーツやくるみが入っています。
ドライフルーツは、レーズン、ドライいちぢく、オレンジピール、ドライクランベリーと入っていて、まるで和風フルーツケーキです。
ラム酒が香り、紅茶との相性ばっちりです。ウイスキーとも合いそう。
くるみとチーズの「にいがた茜色」
こちらが「にいがた 茜色」。「チーズまんじゅう」と「湊新潟物語」を合体させたようなおまんじゅうです。
外見はごまの入っていない「チーズまんじゅう」風です。
切ってみると、くるみ入りの小豆餡にチーズクリームが少し。2つのお菓子のいいとこどりって感じですか。ラム酒は入っていないので、緑茶やミルクと合いそうです。
少しずつ味わえる詰め合わせ
というわけで、人気の「河川蒸気」に加えて、新潟銘菓の入っている詰め合わせは、意外にもお酒に合いそうな和菓子が入っていてびっくり。もちろん、コーヒー、紅茶、緑茶、ミルク、なんでも合います。
お土産やちょっとした贈り物にするなら、河川蒸気入りのこんな詰め合わせがバラエティに富んでいて喜ばれるかもしれませんね。
新潟には一度行ったきり。日本海に沈む雄大な夕陽に感動したんですよねえ。また、行きたいな~。
「河川蒸気」などの和菓子をいただいていたら、新潟での楽しかった思い出が蘇ってきました。地方銘菓っていいですね。
※今回ご紹介の「和菓子セット」は、新潟菓子工房「菜菓亭」よりいただいたものです。ごちそうさまでした。
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