セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

おいしい!新潟銘菓「河川蒸気」

2023年7月14日 更新 2012年9月公開

河川蒸気

新潟銘菓の「河川蒸気(かせんじょうき)」。

「河川蒸気」と聞いて、それが新潟のお菓子だとわかる方は、すでに召し上がったことがあるか、新潟の方か、スイーツ情報に敏感な方でしょう。

イベントの試食でいただいて、とても美味しかったのでご紹介しますね。ネットからも購入できます。

■■■目次■■■

【1】「河川蒸気」という名前のわけ

【2】ふわふわのスポンジで洋菓子のよう

【3】お土産やギフトにぴったり

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「河川蒸気」という名前のわけ

河川蒸気包装

最初「カセンジョウキいかがですか」と言われて「は?」でした。そして、いただいたのがこれ。

「河川蒸気」小豆クリーム。煙を吐きながら川を走る蒸気船がパッケージに描かれています。

で、真っ先に思いました。なんで「河川蒸気」なの?

河川蒸気を出す

名前の由来はこうです。

明治初期~昭和初期まで、越後平野の信濃川・阿賀野川水系の河川では、蒸気船が運行されていました。

蒸気船は道路や鉄道が整備されていなかった時代の重要な交通機関。新潟の経済・文化に一大革命をもたらした立役者なわけです。

そのことから、いつまでも心に残るお菓子でありたいという気持ちを、このなつかしい蒸気船に託して「河川蒸気」と命名したのだそうです。

なーるほど。郷土愛ですなあ。

袋から出す

では、袋をあけてみましょう。乾燥剤と共に、薄い紙につつまれて出てきました。 紙には「菜菓亭」のロゴが入っています。

発売から30年以上愛されているお菓子で、第25回全国菓子大博覧会では、会長賞を受賞したそうですよ。

あと、テレビ番組や雑誌などでもよく取り上げられているそうで、期待が高まります。

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ふわふわのスポンジで洋菓子のよう

ソフトどら焼きのような河川蒸気

お布団のような生地の端から、小豆クリームがのぞいていますね。

この生地は、新潟産の新鮮なうみたて卵と、沖縄宮古島産の黒糖を使って蒸し上げた黒糖カステラ生地。小豆クリームの小豆は、国内産です。

長年、クリームと相性のいい小豆を探し求めた結果、皮の柔らかいこだわりの小豆にたどり着いたのだとか。

皿にのせた河川蒸気

形は円形を折りたたんだ半月形です。

菓子盆に盛せるときは、半分に切ったほうが中のクリームが見えていいですね。

逆にオフィスなどですぐいただく場合は、袋から出して薄い紙をつけたまま剥がしながら食べられるので、手が汚れず便利です。

では、頂きましょう。

断面

うわ~、黒糖のスポンジ生地がふわんふわんです。

どら焼き風の外観からして、もっちりしっかりした皮かと思ったら、とっても柔らか。小豆クリームの甘さも程良く、優しくまろやかな口当たりで、洋菓子のような軽快さがありますね。

常温でいただきましたが、冷蔵庫で冷やすとよりおいしいのだそうです。

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お土産やギフトにぴったり

洋風に盛った河川蒸気

パッケージの絵柄やお菓子の形から和菓子のイメージでしたが、これは和洋折衷というか、洋風スイーツっぽい味わいなので、日本茶はもちろん、コーヒー・紅茶とも良く合います。

この柔らかさと上品な味わいなら、小さなお子さんからお年を召した方まで、家族みんなで楽しめますね。

新潟の方が羨ましいです。こんな自慢できる銘菓があって。新潟に行く人がいたら「お土産に買ってきて~」って頼みたいくらいですよ。

河川蒸気のパッケージ

って、ネットからも取り寄せられましたね。お土産以外でも、普通にスイーツのギフトとしてつかえます。

この小豆クリームの他に、季節限定の味として、春の「桃のクリーム」、夏の「枝豆クリーム」、秋の「栗クリーム」があるようです。

ああ、全部食べてみたい!

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