わたしの好きなスペインの生ハムは、カサルバ社の「30カ月熟成ハモンセラーノ」だった。
というのが、先日の試食ではっきりしたわけですが、たまたま時期を同じくしてグルメミートワールドの通販サイト「グルメソムリエ 」から、ハモン・セラーノ3種類と羊乳チーズを取り寄せておりましたので、ご紹介しますね。
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取り寄せたのは次のハモンセラーノ3種類と羊乳チーズです。
今回も注文した翌日には届くという素早い対応です。
冷凍で届きました。
冷凍のいいところは、半年~1年と長く保存できるということですね。冷蔵だと、せいぜい3カ月ぐらいでしょうか。届いてすぐ冷凍庫に入れておけば、使いたいときに解凍して使えるので便利です。生ハムのスライスパックは薄いので、解凍も早いんですよね。まとめ買いにちょうどいい。
カサルバの30カ月熟成ハモンセラーノ。左が特選、右が普通です。この差はおそらく、切り出した部位が違うのでしょう。特選はマサ(外ももと内ももの部分)かな? 価格にして、180円の違いですね。
これは普通のもの。
一枚ごとにはさまったフィルムシートを剥がすと、
こんな感じ。
食べる時は、手で適当にちぎってお皿に盛ることが多いので、普通につまむのには、これで十分です。しかし、食べ比べてみると、やはり特選のほうが上品なコクがあってバランスがいい気がしました。近所のお店で買ったハモン・イベリコ・ベジョータよりも美味。というか、わたしの口に合いました。値段はイベリコの方が、ずっと高かったのですけれど。
先のカサルバ社はスペイン北部のバスクにも近い山岳部。一方、トレベレスは、アンダルシア州グラナダの山岳部にあり、シェラネバダの風をうけて、塩のみで作られる生ハムの聖地と呼ばれているところです。
この「塩のみ」というのが、ピンと来なかったのですが(どの生ハムも塩漬けして干して…作り方は同じだろうと)、原材料名の欄を見てわかりました。発色剤が使われていないんですね。添加物なしは嬉しいです。
では、色が悪いのかというと、そんなことはありません。
美しい自然の肉色のまま、しっとりと食べやすいお味に仕上がっています。熟成期間が長いせいでしょうか、塩味もまろやかです。正統派ハモン・セラーノが食べたいときはこれですね。
生ハムとくれば、チーズもいるでしょ。ってことで、一緒に注文したドンマヌエル羊乳チーズ。熟成期間の長いジャリジャリしたのが好きなので、迷わず36カ月熟成を選びました。 旨み成分の白い結晶「アミノ酸(チロシン)」がいっぱいです。
ひっくり返すと、あれれ?
ラベルが2枚貼ってあって、賞味期限が2つあります。
これは「チルフロ(チルドフローズン)商品」といって、チルドで流通した商品を賞味期限内に冷凍したものだそうです。チルドのままよりも、冷凍にしておいた方が長期保存がきくんですね。解凍してから7カ月とは長いです。といっても解凍・開封したらすぐに食べ切ってしまいますが。
ジャリジャリすぎるほど、熟成感たっぷり。羊乳にありがちな癖はほとんどなく、甘みのあるこっくりとした味わいです。これを食べながら呑む赤ワインがおいしいのなんの。ホームパーティーの時に出したら、大好評であっという間になくなりました。
今回は、試食したハモンセラーノをおうちで確認するかのような食べ比べになってしまいましたが、次回は、わたしの気になっているスモーク(アウマード)にしようとショップ内を探したところ、ミニブロック(またはミニ原木)というのを見つけました。
モモ足1本分の骨付き原木をいきなり購入というのは無理でも、切り分けたミニブロック(またはミニ原木)なら手軽に購入できます。
部位別に購入できて、ひと塊(500g程度)が3,000円程度。
今度はミニブロックを買ってみましょうか…。うふふ、楽しみです。
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