じゃがいも栽培キット 栽培編
じゃがいもをベランダで育てるなんて、ハードルが高いなぁと思っていましたが、麻袋で育てられる「じゃがいも栽培キット」なんてのがあるんですね。
2012年、千趣会イイハナの「じゃがいも栽培キット」でじゃがいもを作ってみましたのでご紹介しますね。
※今回ご紹介の「栽培キット」は、千趣会イイハナからご提供いただいたものです。現在、同商品は販売されていません。
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■栽培データ
品名:じゃがいも栽培キット(販売終了)
内容:栽培用麻袋(1枚)、種イモ(じゃがいも)、培養土、鉢底石、肥料、栽培説明書
まき時:2月~4月(適温10~25度)
栽培/収穫:2月〜7月
じゃがいも栽培日記編
2月18日に植え付け後、芽が出た4月から5月までの記録です。
芽が出る。水やり開始
2月に植え付けをしてから約50日。待望の芽が出ました。やった~!ひと安心です。この50日間というもの、まだかまだかとずっと心配だったのです。今なら1カ月ぐらいで芽が出るのでしょうが、植えたの一番寒い2月でしたからね。
台所のじゃがいもはすぐ芽が出る(ような気がする)のに、栽培となると出ないもんで…。というか実際芽は出ても、土の上に出てくるまで時間がかかるんですよね。これから、ぐんぐん伸びてくれるでしょう。楽しみ!(4月8日)
芽が出たと思ったら、日に日に大きくなります。4日後でこれです。(4月12日)
さらに2日後。芽が出て1週間でこんなに成長しました。そろそろ芽かき・増し土の準備かな。(4月14日)
草丈15cmで芽かき、増し土、追肥
芽が出て10日め。草丈が約15cmになったので、いよいよ芽かきをします。元気のいい芽を2本残して、後の小さい芽は切り落とします。まびきですね。
根本から切り落とした芽は、大小5本。もったいないけど、こっちに養分をとられては困りますからね。
元気のいい2本を残したら、増し土です。残しておいた土の1/3を入れます。そして、肥料を1/2まいておきました。
たった10日でこんなに大きくなるとはびっくり。蕾がつくのも案外はやいのかもしれません。(4月17日)
つぼみ発見、さらに増し土、追肥
芽かきをしてさらに、10日。ぐんぐんと伸びて、葉は袋からはみ出すほどに成長しました。で、よーく見ると先っちょに小さなつぼみらしきものが…。
折り曲げていた袋の縁を伸ばし、残してあった土を全部入れます。キットなので、使い切りが気持ちいいですね。残りの肥料も播きました。あとは、成長を見守るばかり。早く花が見たいな~。(4月28日)
丈は伸びたが、つぼみは落ちる
丈はぐんぐん伸び、70cmほどになりました。風が吹くとゆらゆらと倒れそうになるので、茎同士を紐で縛って、針金で支えております。つぼみはあちこちにできているのですが、花は咲きません。さわるとぽろっと落ちてしまいます。いいのかな? しばらく様子見です。(5月6日)
結局、花は咲かないままで、地面からぽつぽつと芽が出始めました。これはなに? 地下でイモを実らせるつるになるものでしょうか。よくわかりませんが、とりあえず芽かき、芽かき。摘んでおきました。(5月16日)
そろそろ収穫時か?
下の葉が枯れ始めました。そろそろ収穫してもいいのでしょうか。地下にイモができているようには思えないのだけれど…。(5月31日)
そして1週間後、ますます枯れてきたので収穫の時期と見ました。つづきは「収穫・料理編」で。