セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

じゃがいも栽培キット 収穫・料理編

2019年9月26日 更新 2012年6月公開

じゃがいもをベランダで育てるなんて、ハードルが高いなぁと思っていましたが、麻袋で育てられる「じゃがいも栽培キット」なんてのがあるんですね。

2012年、千趣会イイハナの「じゃがいも栽培キット」でじゃがいもを作ってみましたのでご紹介しますね。

※今回ご紹介の「栽培キット」は、千趣会イイハナからご提供いただいたものです。現在、同商品は販売されていません。

■■■目次■■■

【1】じゃがいも栽培キット準備編

【2】じゃがいも栽培日記編

【3】じゃがいも収穫・料理編

■■■■■■■■

■栽培データ

品名:じゃがいも栽培キット(販売終了)

内容:栽培用麻袋(1枚)、種イモ(じゃがいも)、培養土、鉢底石、肥料、栽培説明書

まき時:2月~4月(適温10~25度)

栽培/収穫:2月〜7月

実際の栽培期間:2012年2月中旬~6月上旬

じゃがいも収穫・料理編

じゃがいも栽培最大のイベント「収穫」です。ちゃんとおイモさんは出来ているかな? どんな料理にして食べましょう。

さあ、芋掘りだっ!

芽が出てから約2カ月。日に日に伸びて葉が茂り、つぼみができて…と急ピッチで育ち、つぼみがついたと思ったら、花が咲く間もなく枯れていきました。

このまま放っておいても無駄だろうと判断し、掘り出してみることにしました。6月上旬のことです。

せっかく袋に扉がついているので、そこを開けてみます。

おお、ぎっしりと土(当たり前)。静脈のように張り巡らされた細い根が見えます。

ちょっと土をどかしてみましたが、イモらしきものは出てきません。スコップの先でイモを傷つけてもいけないし、

茎をもって引っこ抜いてみることにしました。

案外力を入れなくても持ち上がります。

ずずっとそのままひっぱると、出てきました~!

キタアカリ、参上! 小さいけれど、ちゃんとじゃがいもができています。うれしい。ちょっとした感動です。

土を取り除くと、根とイモの状態がよくわかります。こんなふうにして、じゃがいもができるのですね。お子さんがいたら、いい勉強になるんじゃないかなあ。

それにしても、小さな赤ちゃんイモがいっぱい。もう少し時間をかけて育てていたなら、もっと大きく、もっとたくさん収穫できたのかもしれません。

結局、親指ほどの小さなじゃがいもが10個ほど。鶏卵ぐらいのじゃがいもが5個、収穫できました。

もともと、キタアカリは小さめですが、それにしても小ぶりすぎ。断面はキタアカリらしい黄色っぽさ。嬉しい。

料理に使う

収穫できたのは、ほんの少しですが、頂きましょう。親指ほどのチビじゃがは、素揚げにして温野菜サラダに混ぜました。

ふだん、こんな小さなジャガイモは売ってないので、逆に新鮮だし貴重です。マヨネーズベースのドレッシングをかけていただきます。揚げたじゃがいもがアクセントになって、おいし~~。

もう少し大きめのジャガイモは半分に切って炒め煮にしました。

ニンニクで香り付けをしたオリーブオイルでジャガイモを炒め、ひたひたのコンソメスープで煮て、最後に粒マスタードとパセリをまぶします。マスタードの酸味が効いてさっぱり。こちらもほくほくとおいし~。

どちらもとれたて新じゃがなので、皮ごと料理していただきました。自分で作ったものは格別ですね。

【注意】じゃがいもの芽や緑色になった皮には、ソラニンなどの天然毒素が含まれています。栽培したじゃがいもを料理に使う際は、お気をつけくださいね。

簡単だけど、難しいじゃがいも栽培

無事収穫できたものの、思っていたほどの大きさにはならず、半分成功、半分失敗といったところでしょうか。2回目の増し土が早すぎたのかもしれません。水をやりすぎたのかもしれません。その加減は経験や勘がものを言うのでしょうね。

栽培キットでじゃがいもを育ててみて、改めて野菜作りの大変さがわかりました。

たまに田舎から家庭菜園でできた野菜を送ってもらっていますが、もう尊敬ですね。気温やら水やりや肥料のタイミングやら、そのときどきの条件によって調整しないといけないのですから。

お店で売られているようなきれいな野菜を作るには、ホント大変。農家の方に感謝しながらお料理しなくては…。

その後、いちご栽培に

栽培袋と土は他の栽培に転用できそうだったので、腐葉土を混ぜて、その後いちごを植えました。高さがあるので、蔓のように伸びる茎が面白く観賞用としても楽しめました。

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