セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

みをつくし料理帖の「梅土佐豆腐」

更新 2010年11月公開

梅土佐豆腐

本を読んでいて美味しそうな料理の描写に出くわすと、自分でも作ってみたく(もとい、食べてみたく)なるもので。「みをつくし料理帖シリーズ」(高田郁)は、その最たるもので。

2作目の「花散らしの雨」では「忍び瓜」を作りましたが、3作目の「想い雲」では「梅土佐豆腐」とやらに挑戦してみました。

鰹節をまぶした梅干し入り揚げ豆腐

一瞬「梅土佐豆腐」ってなんだろうと、ピンとこなかったのですが、作り方を見て「なるほど」でした。豆腐の中に梅肉を忍ばせ、土佐(鰹節)をまぶして揚げたものだったのです。

土用の丑の日、鰻はなくても「う」の付いた料理で楽しませようという粋な計らいから生まれた「梅土佐豆腐」。「卯の花和え」「瓜の葛ひき」「埋め飯」と並べて、見事に「う」づくしです。

作中では旨すぎる時に決まって言う店主の台詞「こいつぁいけねぇ」が出るのですが、わたしの場合はストレートに「これはいい!」ですね。

鰹節をまぶしてあげるので、淡泊なお豆腐にコクと旨みが加わり、梅肉の酸味でさっぱりといただけます。お醤油をちょっとたらしてどうぞ。

「梅土佐豆腐」レシピ

【材料】2人分

  • 豆腐……半丁
  • 梅干し……1個
  • みりん……小さじ1
  • 薄力粉……大さじ2ほど
  • 卵白……1/2個分
  • かつおぶし……1パック(5g)
  • 揚げ油……適量

【作り方】

  1. 豆腐はキッチンペーパーに包んで重しをして、水気をぬいておく。
  2. 梅干しは種をとって、みりんで伸ばし練っておく。
  3. 豆腐を4等分にして、側面から切り込みをいれ、梅肉を詰める。
  4. 薄力粉、卵白、かつおぶしの順にまぶして、油で揚げる。

梅土佐豆腐の作り方手順

この梅土佐豆腐は気にいって、その後何度も使っています。切り目をいれて梅肉を挟みこむこともあれば、サンドイッチ状態にすることもあります。そうすると半分に切ったときの断面が美しいのです。ただ、卵白を付けるときにずれないようにしなければいけませんが…。

梅肉の挟みかた

関連レシピ

みをつくし料理帖の「里の白雪(蕪蒸し)」

■■■↑ページTOPに戻る↑■■■

スポンサーリンク