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仙台のお土産でいただいた銘菓「九重」。黄色い粒は「ゆず」、赤いのは「ぶどう」、緑は「ひき茶」味です。
一杯分ずつ1袋に入っていて、そのままでも食べられるのですがお湯をそそぐと、幻想的なひとときが味わえるのです。
ぶどうはこんなに美しい赤い飲み物になりました。つぶつぶの白とのコントラストがいいでしょ。
どんな飲み物なのか、ゆずでご説明しますね。一袋分をグラスに入れます。
お湯を注ぐと、底にあった粒が次々と浮かび上がってきます。
全部の粒が表面に達するまで、30秒ほど。この間、胸がときめきます。まるで水面に浮かぶ真珠の小粒のよう。
ほんのり甘い柚子風味の飲み物ができあがりました。昔ながらの素朴な色つき砂糖水といった味わいで、粒はふやけてお麩のようなふわふわ食感です。
3種類の中では「ぶどう」がおいしかったですね。
そのまま飲んでしまったけれど、お酒とブレンドするとユニークなホットカクテルになりそうな気もします。
いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に 匂ひぬるかな
万葉の古歌にちなんで名付けられた「九重」。なんでも明治天皇へ献上した際、そう命名されたそうですよ。
伝統製法にのっとって今も作り続けられる銘菓。楽しさと懐かしい味わいでご年配の方やお子様に喜ばれそうです。
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