鎌倉小川軒のレーズンウィッチ 定番&コーヒークリーム
レーズンサンドの元祖とも言うべき小川軒のレーズンウィッチ(RAISIN WICH)。
といっても、小川軒のRAISIN WICHは、代官山小川軒、巴裡 小川軒、お茶の水小川軒、鎌倉小川軒から出ていて、それぞれ味わいも違うようです。
今回は、コーヒー味もある鎌倉小川軒のレーズンウィッチをご紹介しますね。
鎌倉小川軒のレーズンウィッチ
鎌倉小川軒は、1988年に東京代官山の小川軒からのれん分けにより誕生した洋菓子店。
他の小川軒はレストランや喫茶店を展開していますが、鎌倉小川軒は本店にイートインはあるものの、洋菓子の製造販売が中心のようです。屋号からして「お菓子の家 鎌倉小川軒」ですからね。
看板商品はもちろんレーズンウィッチです。
レーズンウィッチの名前の由来は、サンドウィッチから。フランスの郷土菓子をヒントに作られたお菓子で、ラムレーズンを挟んでいるので、サンドウィッチならぬレーズンウィッチとしたそうですよ。
そして、他の小川軒にはなく、鎌倉小川軒だけにあるのが、2021年から販売されている「レーズンウィッチ コーヒー」です。
レーズンウィッチの日持ちは6〜7日
鎌倉小川軒のレーズンウィッチ10個入りです。鎌倉のお土産としていただきました。地元で愛されている証拠ですね。
おなじみのレーズンウィッチを思い浮かべて箱を開けたら、新作のコーヒー味も入ってるじゃないですか。伝統の味と新しい味の2つが楽しめるなんてラッキー!
鎌倉小川軒のレーズンウィッチは、手作り感を大切にされているそうで、それは「お菓子の家」の手書き風文字にも表れていますね。
プレーンはレーズン色の紫、コーヒー味はブラウンのパッケージです。
鎌倉小川軒の「レーズンウィッチ」。
白いバタークリームにラムレーズンが入っています。
鎌倉小川軒の「レーズンウィッチ コーヒー」。
コーヒー風味のバタークリームにラムレーズンです。
レーズンウィッチの表面にはアーモンドスライス。ひらりと舞う花びらのようですね。
製造は機械化されていても、卵塗りやアーモンド乗せは手作業らしいので、サブレごとに違う表情が楽しめます。
サブレを開いてみましたら、バタークリームに大粒のラムレーズンがぎっしり。存在感があります。
このラムレーズンは、自社でレーズンを買い付けて選別し、8年熟成のジャマイカ産ラム酒で煮上げているそうですよ。
食べてみると、サクサクのサブレで、バタークリームは軽め。ラムレーズンの果肉がぷくぷくとした食感でいいですね。ラム酒感は強くなく、ほのかに香る程度なので、お子様でも大丈夫でしょう。
全体的に甘めですが、しつこさはなく上品で、誰もが好みそうなお味でした。
コーヒークリームはというと、モカコーヒーのほろ苦さが心地よく、甘さ控えめで、ラムレーズンとの相性抜群。レーズンもたっぷり入って大人味です。すこぶるわたし好み。ど真ん中です。
わたしはそのまま食べてしまいましたが、サブレを開き、クリームを上にカナッペ状にして食べると、コーヒーの風味がより感じられるようですよ。
レーズンウィッチの定番もコーヒークリーム味も、熱量は161kcal。
日持ちは商品到着後、冷暗所で6〜7日です。 (オンラインショッピングから購入した場合)
鎌倉小川軒のレーズンウィッチをギフトにするなら、コーヒー味が個人的におすすめです。
▲鎌倉小川軒 レーズンウィッチ コーヒー10個入 (小田急オンライン)
RAISIN WICHを購入するには
鎌倉小川軒のレーズンウィッチは、店舗およびオンラインショップから購入できます。小田急オンラインショッピングでも扱っています。
鎌倉小川軒のレーズンウィッチは、鎌倉市のふるさと納税の返礼品にもなっていますよ。
▲【ふるさと納税】鎌倉小川軒レーズンウィッチアソート20個入り
小川軒のRAISIN WICH
他の小川軒のRAISIN WICHが気になる方は、各店のWEBサイトやオンラインショップをチェックしてみてくださいね。
鎌倉小川軒
鎌倉小川軒は1988年開業。中村敬臣氏が東京代官山の「小川軒」から独立し、屋号を「お菓子の家・鎌倉小川軒」として、1989年に鎌倉本店と戸塚店をオープン。
現在は、鎌倉本店・シァル鎌倉店・大船ルミネウィング店・藤沢小田急店・テラスモール湘南店・町田小田急店・戸塚工場直営店で営業。二代目中村友氏が代表をつとめている。
そもそも「小川軒」は、1905年、小川鉄五郎氏が東京・汐留に西洋料理店を創業したのが始まり。
その後、新橋に移転して二代目小川順氏が本格フレンチの店とするかたわら、洋菓子販売を目的として「RAISIN WICH」の原型を完成させ、1946年から販売。
1964年、代官山に移転。 1973年、小川順氏の長男・忠貞氏が跡を継ぎ、次男・摩樹夫氏は洋菓子店・喫茶の「巴裡 小川軒」(新橋・目黒)を、三男・洋氏は、レストラン「御茶ノ水 小川軒」を1993年にオープンさせる。
どの「小川軒」にも、元祖「RAISIN WICH」から引き継いだこだわりの「レイズン・ウィッチ(レーズン・ウィッチ)」があり、それぞれ永く愛される人気の洋菓子となっている。