セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

六花亭のお菓子詰合せ「十勝日誌」

2025年10月12日 公開 

六花亭「十勝日誌」のお菓子いろいろ

北海道出身の方から、六花亭のお菓子詰め合わせ「十勝日誌」をいただきました。

六花亭といえば、バターサンドかストロベリーチョコか。と思っていましたが、まあたくさんのお菓子があるのですね。しかも、北海道らしいお菓子ばかり。

比較的日持ちするお菓子が多かったので、どれにしようか毎日楽しみながら味わいました。

「十勝日誌」に入っているお菓子は何種類かありますが、ここでは13種をご紹介しますね。

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■■■目次■■■

六花亭のお菓子詰め合わせ「十勝日誌」

【1】マルセイバターサンド

【2】マルセイバターケーキ

【3】ひとつ鍋

【4】霜だたみ

【5】大平原

【6】北加伊道(ほっかいどう)

【7】ひろびろ

【8】雪やこんこ

【9】百歳(ももとせ)

【10】ストロベリーチョコ

【11】おかげさま

【12】マルセイキャラメル

【13】白樺羊羹

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六花亭のお菓子詰合せ「十勝日誌」

六花亭「十勝日誌」の包み紙

六花亭といえば、この包装紙ですよね。

画家・坂本直行氏により描かれた温かみのある23種類の花々。

ちなみに「十勝六花」とは、エゾリンドウ、ハマナシ、オオバノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイだそうですよ。

六花亭「十勝日誌」の菓子箱

「十勝日誌」というのは、探検家の松浦武四郎さんが、北海道十勝方面の調査の様子を記した紀行本で、それを模した菓子箱になっています。

六花亭「十勝日誌」

ブック型のパッケージの蓋(表紙)を開くと、”東西蝦夷山川 地理取調紀行「十勝日誌」多気志樓蔵版”の文字。

六花亭「十勝日誌」のしおり

お菓子のしおりの表紙も「十勝日誌」です。

松浦武四郎をはじめとする十勝開拓に力を注いだ方々の功績を称え、感謝の気持ちを込めてこの形にしているんですね。

六花亭「十勝日誌」お菓子いろいろ

どのお菓子も、北の大地が感じられるネーミングで、六花亭さんの北海道愛にあふれてます。

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マルセイバターサンド

六花亭 バターサンド

レトロな雰囲気のマルセイバターサンドの包装。

マルセイってなんだろうと思ったら、十勝・帯広開拓に力を注いだ依田勉三氏が結成した晩成社の屋号が丸に「成」文字の「マルセイ」で、そこで製造していたバターが「マルセイバタ」なんですね。北海道初のバターでした。

パッケージは当時のマルセイバタのラベルを復刻し再デザインしたものです。

六花亭 バターサンド

さっくりとした食感のビスケットに、ラムレーズン入りのバタークリーム。

六花亭 バターサンド 断面

バタークリームにはホワイトチョコレートも入って、甘く濃厚な味わいです。 これこれ、これでバターサンドの美味しさを知ったのです。

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マルセイバターケーキ

六花亭 バターサンドくるみ

クルミの入ったひとくちバターケーキです。パッケージはマルセイバターサンドと同じデザインで黄色です。

六花亭 バターサンドくるみ

バターをたっぷり使ったスポンジケーキに、ローストしたくるみとキャラメルクリーム。

六花亭 バターサンドくるみ

「クルミっ子」のようなフィリングだけれど、こちらはクルミとキャラメルの間に隙間があって、かみしめると香ばしいクルミの風味がじゅわ〜。バターケーキの風味と柔らかさが加わって、コクがありつつ優しい味わいです。

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ひとつ鍋

六花亭 ひとつ鍋

「開墾の はじめは豚と ひとつ鍋」 

依田勉三氏が晩成社を結成して十勝開拓をはじめるも、数年間は農作物の収穫がなく苦難の連続。あまりの窮乏に「おちぶれた極度が豚とひとつ鍋」と嘆いた輩に、依田勉三氏は毅然として「開墾の はじめは豚と ひとつ鍋」と、開拓の決意のほどを詠んだそうです。

その後は、冷害や水害に遭いながらも、道路整備や水田開発、缶詰やバターの製造などに励みます。そんな先人の尊い業績を記念して作られたのが、この「ひとつ鍋」最中です。

六花亭 ひとつ鍋

「ひとつ鍋」最中は、鍋の形になっていて、小倉あん、こしあん、大福あんの3種類。

六花亭 ひとつ鍋 最中断面

たっぷり詰まったあんの中に、小さなお餅も2個入っています。

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霜だたみ

六花亭 霜だたみ

霜が降りた北の大地の朝の情景をイメージして作られたのが、パイ菓子「霜だたみ」です。

六花亭 霜だたみ パイ菓子

外側はサクサクのチョコレートパイ。中のクリームはモカホワイトチョコレートクリームです。

六花亭 霜だたみ

霜柱がたった地面を踏むザクザク感とサクサクのパイ生地の食感とが重なります。

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大平原

六花亭 大平原 マドレーヌ

「大平原」。酪農王国として発展した十勝平野にちなんだネーミングです。和菓子っぽいデザインの包装なので、おまんじゅうか何かかなあと思ったら、なんとマドレーヌです。

六花亭 大平原 マドレーヌ

袋から取り出すと、バターの香りがふんわり。焼き色が美しく、表面はやや硬めですが、中はしっとりしていて美味しい。

六花亭 大平原 マドレーヌ

固くなりやすいので、20度から25度の室温での保管がおすすめです。食べるときは少し温めるといいそう。

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北加伊道

六花亭 北加伊道

「北加伊道(ほっかいどう)」と読むんですね。「北海道」は、松浦武四郎さんが考案したこの名前から来ているのですね。パッケージに描かれている逆さ地図は、松浦武四郎さんがのこしたもの。

2018年3月、北海道命名150年記念菓として作られたそうです。

六花亭 北加伊道 パイ菓子

これまた渋いパッケージでおまんじゅうか何かかと思ったら、四角いパイでした。

六花亭 北加伊道

なかに粒あんがぎっしり詰まっています。甘さ控えめで、緑茶や紅茶、コーヒー、ミルクにも合います。

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ひろびろ

六花亭 ひろびろ パイ菓子

「ひろびろ」は、2015年7月、六花亭の札幌本店の開店を記念して生まれたお菓子です。

六花亭 ひろびろ

水色のパッケージは「畑の大地 ひろびろ」で、ブラックココア入りのビスケットにパイ生地を重ね、セミスイートチョコレートでコーティングしたもの。

ピンクのパッケージは「花の大地 ひろびろ」で、苺クランチチョコとパイを合わせ、ストロベリーチョコレートでコーティングしたもの。

六花亭 ひろびろ

どちらも、パイとビスケットのザクザクとした食感にチョコレートがからんで美味しい。

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雪やこんこ

六花亭 雪やこんこ ビスケット

かわいいパッケージの「雪やこんこ」。

♪ゆきやこんこ あられやこんこ ……♪童謡の「ゆき」をイメージして作られたそうです。

六花亭 雪やこんこ

ブラックココア入りのビスケットから、まるで雪がちらついているみたいに見えるのはホワイトチョコレートです。

六花亭 雪やこんこ

横からみるとホワイトチョコが雪玉みたいに挟まっているのがわかりますね。

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百歳(ももとせ)

六花亭 百歳 焼き菓子

百歳(ももとせ)。ふりがながなければ、「ひゃくさい」と読んでしまいそう。帯広市100周年を記念して作られたお菓子のようです。

六花亭 百歳

パッケージのイメージに反して洋風焼き菓子です。舟形のパイに入ったフィナンシェのような趣。

六花亭 百歳

底にはブラックカランズジャムが入っています。紅茶とともにいただくと、最高においしい。

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ストロベリーチョコ

六花亭 ストロベリーチョコ

六花亭の花柄パッケージに入ったストロベリーチョコです。

六花亭 ストロベリーチョコ

サクサク食感のフリーズドライの苺をまるごとホワイトチョコでくるんだコロンとかわいいチョコレート。

六花亭 ストロベリーチョコ

苺の酸味とホワイトチョコの甘みが口の中で溶け合って、ほんと美味しい。初めて食べた時は、感動ものでした。

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おかげさま

六花亭 おかげさま 洋風最中

「おかげさま」という洋風最中です。

六花亭 おかげさま

雪輪型の最中に、ヘーゼルナッツとチョコレートのジャンドゥーヤがサンドされています。

六花亭 おかげさま

最中といえば小豆餡という思い込みを吹き飛ばしてくれる新たな組み合わせ。最中がまるでウェハースのようで好相性。香ばしい最中のサクサクした食感は新鮮です。

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マルセイキャラメル

六花亭 マルセイキャラメル

マルセイキャラメルです。

六花亭 マルセイキャラメル

アーモンドキャラメルと思いきや、大豆やマルセイビスケットも入っていて、なめている途中のカリッ、サクッとした食感が楽しい。口の中いっぱいに芳醇なバターの風味が広がります。

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白樺羊羹

六花亭 白樺羊羹

白樺の木肌をイメージしたパッケージの「白樺羊羹」。一度に食べきれる小さなサイズです。

六花亭 白樺羊羹

このパッケージの開封方法が面白いのです。

脇についている糸をすーっと引き上げ、上のキャップをはずし、底を押し上げると、円柱の羊羹が顔をだします。適当なところで、羊羹に糸をくるりと巻き付けて切ります。

六花亭 白樺羊羹

糸で切るので、断面が美しいですね。

白樺は帯広市のシンボルとして愛されている木。地元愛にあふれたお菓子です。

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