京都・じき宮ざわの養生鍋をいただく
2024年5月24日 更新 2021年9月 公開
お取り寄せできる京都「じき宮ざわ」の養生鍋セット。ギフトでいただいいただいたのですが、これがくせになる美味しさで感動ものでした。
食材はすべてそろっていて、鍋にだし汁と具材を入れるだけ。おうちで「じき宮ざわ」の味が堪能できたのです。ご紹介しますね。
※当記事はアフィリエイト広告を利用しています。
スポンサーリンク
じき宮ざわのハモとあわびの養生鍋
段ボール箱を開けると入っていたのが、このセット。じき宮ざわの「ハモとあわびの養生鍋」。なになになに!と取り出してみるとたっぷりの薬膳出汁と小さな容器に入った梅肉醤油。そして具材が入っている白木の折箱が2個。お品書きもありました。
白木の箱は薄紙に包まれ、原材料、内容量、消費期限、保存方法、製造者、栄養成分まで記載されています。
具材はきれいに並べられ、うすいセロファンで覆ってありました。2〜3人前です。
具材の並びといい、詰め方といい美しいですね。ひとつひとつ見ていきましょうかね。まずは一段目。
じゃ〜ん、関西ではおなじみのハモ。東京では珍しい。骨切りの包丁が細かく入っていますよ。これぞ職人技。ほれぼれします。
ハモの下には白菜が敷かれていました。
そして、あわび。大きいのがごろんごろん入っています。
あわびの隣には、刻んだみょうが、黄ニラ、薄切りれんこん。
このれんこんの薄さと白さとしなやかさよ。鍋ものにレンコンをいれる場合はこうするといいんですね。下ごしらえの極意を見たような気がしました。
その下に白ねぎ、ごぼう。ごぼうも鬆が入りやすい中心はくりぬくという丁寧さです。
もうひとつの折にいきますよ。
鶏つくね。6個。
肉厚の生椎茸。
オクラと水菜。
粟麩。もっちりとした生麩につぶつぶの粟が入っているのがよくわかります。
そして、細めのうどん。
いやあ、具材を見ているだけで京都の料理店にいる気分ですよ。野菜類は時期によって変わることもあるらしいですが、今回はこんなラインナップでした。
薬膳出汁は癖になるおいしさ
お品書きを見ると「十三種の養生鍋」となっています。
これは出汁に13種類の食材を使っているということなんですね。陳皮、くこの実、八角、大蒜、生姜、棗、どんこ椎茸、青葱、丁字、松の実、山椒、無農薬の米、無農薬の黒豆。
漢方薬でおなじみの名前もちらほら。お出汁を飲むだけでも元気がわいてきそうです。
さっそく薬膳出汁を土鍋にいれて温めますよ。
根菜類を先に入れてひと煮立ちさせてから、ほかの具材を入れて完成です。
薬膳出汁のいい匂い。いただきまーす♪
と、その前に、梅肉醤油。これはハモ用でしょうか。食べ慣れていないものだから、どう使っていいのかわかりませんが、少し器に入れていただいてみました。
うふふ。ハモ。骨が全く気にならず、ふわふわの身がおいしい。梅の酸味と合いますねえ。鶏つくねや野菜もさっぱりといただけます。
アワビもやわらか。せっかくなので、薬膳出汁をすすってみると、これがまたおいしい!
すっきりとしたうま味の中に潜んでいる薬膳ならではの独特の風味。これが滋味深く、癖になるおいしさなんです。この出汁に少し梅肉醤油を混ぜてもいい感じです。
この出汁をまとったうどんもいいわ〜。これにミョウガやネギなどをからめるとまた格別です。夏の疲れた胃袋に染みる〜。うまーい。ありがと〜〜!(笑)
具材からのうま味も相まって出汁がさらにおいしくなったので、次の日も野菜や鶏肉などを追加して、もう一度堪能し、一滴も残らず食べ尽くしました。
じき宮ざわの養生鍋。大変おいしゅうございました。ごちそうさまでした。
婦人画報のお取り寄せから
じき宮ざわの養生鍋は、「婦人画報のお取り寄せ」サイトから送ってくださったようです。婦人画報の編集部で吟味し厳選されたものばかりなので、わたしも頼りにしている大好きなお取り寄せサイト。やっぱり間違いないなあ。
じき宮ざわの鍋セットは、季節ごとに新たな食材や組み合わせで登場するようなので、京都の味を堪能したくなったら、要チェックです。
お取り寄せはもちろん、在宅を確認の上、離れて暮らすご家族やお世話になった方へもどうぞ。
ハモとあわびの養生鍋セット(ハモ・あわび×各8切、鶏つくね6個、季節の野菜、うどん、出汁、梅肉醤油) 計2.5kg。賞味期間は冷蔵で3日。お届けは、2024年6月1日〜10月31日。
税込み価格:21,400円+送料
伝助穴子の養生鍋セット(伝助穴子8切、鶏つくね6個、季節の野菜、椎茸、うどん、粟麩、出汁)計2kg。賞味期間は冷蔵で3日。お届けは、2024年6月1日〜10月31日。
税込み価格:10,800円+送料
スポンサーリンク
じき宮ざわ
じき宮ざわは、宮澤政人氏が2007年にオープンさせた京都・錦市場からほど近い四条烏丸にあるカウンター11席の日本料理店。「ごだん宮ざわ」オープンにあたり、2014年、弟子の泉貴友氏が引き継ぎ料理長となる。看板メニューの「焼き胡麻豆腐」をはじめ、旬の食材を使った多彩な懐石料理が人気。ミシュランガイド京都大阪にて一つ星を獲得。
婦人画報のお取り寄せ
婦人画報は、1905年、作家の国木田独歩によって創刊された歴史ある女性誌。発行は毎月1日発売。日本文化の継承と女性の生活を豊かにする提案を、ファッション、美容、健康、旅などをテーマに情報発信し続けている。2021年で創刊116周年。
そのなかから生まれたのが「婦人画報のお取り寄せ」のショッピングサイト。ちょっとぜいたくなお取り寄せと由緒正しきギフトがモットーで、通常ネットで販売していないスイーツや数量限定の隠れた銘品など、味にうるさい方も納得の逸品がそろっている。