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はたけなか製麺の「みちのく手のべ温麺」です。温麺の由来が、絵文字入りで書かれています。なんて書いてあるかというと・・・
むかし、蔵王山麓の白石城下に 味右衛門という孝行者が 旅の僧から油を使わない 麺の製法を教えられ、胃を病む父に作ってすすめ 元気になりました。
この話が殿様(片倉小十郎公)に伝わり、献上したところ みちのくの温かい思いやりを賞でられ 「温麺」と名付けられました。
その後、味右衛門の手により 温麺の製造がひろめられたということです。
と、まあこんな感じです。
袋の裏側を見ますと、名称は「手延べ干しめん」。原料は小麦粉、食塩、でん粉となっています。
確かに、油は使われていませんね。これが、よくあるそうめんとの決定的な違いのようです。
そして、麺の太さがそうめんよりもやや太く、長さは約半分の9cmほど。
そうめんと比べてみるとこんな感じです。この太さと長さが少し違うだけで、微妙にのど越しも変わってくるんですね。
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ゆで時間は4分ほど。麺の長さが9cmと短いので扱い易いのがいいですね。
パスタをゆでるときも、半分に折ってゆでることが多いので、この長さは歓迎です。
茹でている最中に味見をした時など、ゆであがる前はやや塩分を感じますが、ざるにとって、さっと水洗いを終えた段階では、ほとんど塩気を感じることはありません。
で、肝心の白石温麺の味はどのようなものなのかというと、早い話、そうめんみたいなうどんみたいな…。
って、そうめんでもうどんでもないと言ったばかりですが、たとえるなら、うどんを細くしたような味わいというのでしょうか。上品でやさしい小麦麺の味がします。
夏は冷たくしてザルがいいですね。
わたしはわかめを一緒にゆで、生姜をきかせたつゆでいただきました。ねぎやみょうがを添えて、わさび味のつゆもおいしそうです。
冬はやっぱり温かいつゆですね。きのこやわかめを入れて、七味唐辛子などでぴりっとさせていただきます。柚子をきかせても。
こんな従来からの和風な食べ方もいいのですが、くせがない上品な「温麺」は洋風もいけるんですね。
添付のパンフレットをみると、コーンスープをかけた温麺が紹介されていました。スープパスタのようなスープ温麺です。
うどんの細いバージョンと思えば、カレーも合いそう。いろんなアレンジで楽しめそうですね。
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