京都・満月の阿闍梨餅
おなじみ京都の銘菓、京菓子司 満月の「阿闍梨餅(あじゃりもち)」です。
京都のお土産でもらって嬉しいお菓子のひとつ。通販でのお取り寄せも可能です。ご紹介しますね。
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阿闍梨餅とは
阿闍梨とは、真言宗や天台宗などの位が高い僧侶のこと。阿闍梨餅のパッケージには、阿闍梨様と道行く人々が描かれ、「巻上がる 阿闍梨の笠や 風薫る」のうたが添えられています。
その阿闍梨様がかぶっている網代笠をかたどったお菓子が「阿闍梨餅」です。
餅粉をベースにしたもちもち食感の生地に、粒あんを包んで焼いた半生菓子で、大正時代に「満月」の二代目が考案。
比叡山で千日回峰修行を行う阿闍梨様が、厳しい修行中に餅を食べて飢えをしのいだことにちなんで「阿闍梨餅」と名付けたそうですよ。
このもっちりしっとりとした皮と丹波大納言小豆の粒あんのバランスが絶妙なんですよね。
個包装で日持ちは5日
阿闍梨餅5個入りのパッケージです。ちょっとしたお土産にちょうどいいサイズ。
個包装で、日持ちは製造日から5日間。実質3日ぐらいでしょうか。
賞味期限が短いので、早めに食べるに限りますが、もし皮が固くなったら、オーブンなどで軽くあぶるといいそうです。
原材料は、砂糖、小豆、餅粉、玉子、水飴、トレハロース。
どら焼きっぽい色あいながら、小麦粉ではなく餅粉を使用しているので、ふんわりじゃなく、もっちりなんですよね。これがくせになるんです。
そして中に入っている粒あんが、ほどよい甘さで美味しいのです。1個141円。(2023年10月現在)
購入するには
阿闍梨餅は、京都の満月本店、金閣寺店のほか、京都駅売店や大丸、高島屋で販売しています。
また、以下の地域でも販売されています。
- 大阪(阪急うめだ本店・あべのハルカス近鉄本店、高島屋大阪店、大丸梅田店)
- 東京(西武池袋本店、三越日本橋店、日本橋高島屋)
- 名古屋(JR名古屋高島屋、松坂屋名古屋店)
- 横浜(高島屋横浜店)
デパートの全国銘菓コーナーなどに置いてあると、つい買いたくなるんですよね。
通販では、大丸松坂屋オンラインが便利です。
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阿闍梨餅本舗 京菓子司 満月
京菓子司「満月」の創業は、江戸末期の安政3年(1856年)。出町橋近くに店を構えるも、幕末の争乱を避け一時閉店。明治初期に再び出町柳に出店する。
戦時中に現在地(京都市左京区田中大堰町)に移転してからは、「阿闍梨餅」「満月」「京納言」「最中」を中心に菓子作りを続けている。
「一種類の餡で一種類の菓子しかつくらない」という基本方針のもと、早くから機械化をすすめる。「材料の質を落とさず、値段も極力上げない」がモットー。
特に「阿闍梨餅」は人気で、京都土産の定番にもなっている。
本店のほか、金閣寺店があり、京都駅売店や東京・大阪などの百貨店でも販売している。
(参考:「京菓子司 満月」サイト)