資生堂パーラーのチーズケーキ、季節限定さくら、レモン、マロン、いちご
資生堂パーラーのチーズケーキは、濃厚でチーズ感たっぷり。もらって嬉しいチーズケーキのひとつです。なかでも、その季節にしか販売されない、季節限定のチーズケーキはプレゼントや手みやげにぴったり。
春は「さくら」、夏は「レモン」、秋は「マロン」、冬は「いちご」味が出ます。
通年販売の「プレーン」と、季節限定の「さくら」「レモン」「マロン」「いちご」をご紹介します。パッケージはほぼ旧デザインだったりしますが、懐かしんで見てくださいね。
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定番のチーズケーキ「プレーン」
これが通年販売されている定番のチーズケーキ。以前はブルーのパッケージでしたが、今はカジュアルなデザインになっています。
箱を開けると、トレーにのった個包装のチーズケーキ。3個入りからあります。
賞味期限は製造より60日。
袋から出すと、透明なケースに納まっています。デンマーク産のクリームチーズを北海道産の小麦を使ったビスキュイで包んで焼いたチーズケーキです。
裏側を見ると、チーズが詰まっている様子がよくわかりますね。
これが濃厚な味わいで、小さいながらも満足感は大きく贅沢な味わい。紅茶やコーヒーはもちろん、ワインにも合います。
3個入りはプチギフトとして、6個入り以上は手みやげにいいですね。9個、12個、15個入りとあります。
春の「さくら」
春限定の「さくら(チェリーブロッサム)」(2018年)です。パッケージイラストが素敵ですよね。
イラストは裏側にも描かれています。原材料もしっかりチェック。
チーズ、小麦粉、砂糖、バター、乳等を主要原料とする食品、水あめ、サクラペースト、液鶏卵、食塩、香料、安定剤(ローカスト)、着色料(コチニール、赤キャベツ)、酸味料、(原材料の一部にゼラチンを含む) 。
個包装のパッケージイラストも桜です。
箱の内側には、資生堂パーラーの歴史が紹介されています。2017年に引き続き「いいご縁、これからも」。
表面の見た目はプレーンとかわりませんが、さくらの花由来のペーストがビスキュイにも中のクリームチーズにも入っているのかな。
中のチーズはほんのり桜色。さくらの風味もわずかながら感じられました。紅茶はもちろん、ほうじ茶やお煎茶ともあいますね。
季節限定のチーズケーキは、うっかりすると売り切れていたり販売終了になってしまいますが、少し待てば次のシーズンのチースケーキが出てくるので大丈夫。
夏のレモンもいいですよね。
夏の「レモン」
夏限定販売のレモン(2017年)です。
季節限定ものは毎回、パッケージイラストがかわるので、それも楽しみのひとつです。
1928年の資生堂アイスクリームパーラーの店内写真をもとに、昭和初期のモガ(モダンガール)をイメージして描かれたイラスト。飲んでいるのはレモンのクリームソーダのようです。
ちなみに、2013年のチーズケーキ(レモン)のパッケージはこれ。デザインが少し違いますよね。その下のブルーのパッケージが、以前の定番チーズケーキ(プレーン)です。
個包装もレモンがあしらわれたレトロモダンなデザイン。
3個入り。賞味期限は製造より60日。
箱の内側には、資生堂パーラーの歴史が紹介されています。1902年に東京・銀座に誕生して、2017年で115周年。「115(いいご)縁、これからも」として、当時の建物や店内の写真が紹介されています。
外側のビスキュイ生地にレモンピール、内側のクリームチーズにはレモンペーストが入っているそう。
プレーンと同じような色合いですね。
レモンの酸味がきいたさっぱりとした爽やかなチーズケーキ。冷やして食べても美味しいです。紅茶とよく合います。
秋の「マロン」
2015年秋に販売されていたマロンチーズケーキです。
栗の木の下の少女のクラシカルなイラスト。
リニューアル前のパッケージです。今は透明なパッケージになっていますが、以前はこんな感じだったんです。
3個入り。賞味期限は製造より60日。
紙のパッケージもかわいくて好きでした。
毬栗のイガを開くように(ちょっと違うか…)、包みを解くと、お馴染みの形、正四角錐台のチーズケーキ。そしてほんのり香ばしい焼き栗の香り。
外はしっとりサクサクのマロンペースト入りのビスキュイ、なかはクリームチーズに渋皮マロンソースを加えたクリームが入っています。
濃厚。チーズの酸味を含んだ栗の甘みがねっとりと口のなかでとろけます。栗とチーズが合体した不思議な美味しさ。これは大人のチーズケーキですね。お子様にはもったいない!
軽く温めても美味しくいただけます。紅茶でも飲みながら、ゆっくりと味わいたいおしゃれなチーズケーキでした。
冬の「いちご」
2022年の冬のチーズケーキ「いちご」です。
いちごやいちごスイーツがいっぱいの華やかなパッケージ。ピンクと黒だから、おとなっぽいかわいさです。
裏側には、栄養成分も表示されています。1個あたり、エネルギー107kcal、たんぱく質1.4g、脂質6.6g、炭水化物10.3g、食塩相当量0.1g。
個包装のパッケージは、苺が丸く並んでお花のようなデザインです。
箱のトレーには、冬のチーズケーキ(いちご)についての紹介。
いちごのペーストと練乳を加えた濃厚なデンマーク産のクリームチーズを、国産小麦粉を使ったいちごの香りのビスキュイで包み、焼き上げているとか。
裏側まで、いちごのクリームチーズが詰まっていますね。春のさくらと色合いが似てるけれど、こっちのほうが少しだけ濃いかも。
甘酸っぱいいちごの風味と優しい甘さのミルク感がちょうどいい。温かなミルクティーを飲みながらだと、なおいいですね。
季節のチーズケーキの中では、一番好きな味かもしれません。
いや、さくらも好きだし、レモンもいいか……。
1個で大満足の資生堂パーラーのチーズケーキ。季節ごとに楽しんでいきましょう。
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資生堂パーラー
資生堂パーラーは、東京・銀座8丁目(当時は出雲町1番地)の資生堂調剤薬局の中にソーダ水やアイスクリームの製造・販売をするソーダファウンテンとして1902年に誕生。1928年から本格的にレストランを開業し、西洋料理の草分け的存在として注目を浴びます。
1932年頃「花椿ビスケット」を発売。その後チーズケーキやビスキュイ、レストランの味が気軽に楽しめるカレーやスープなどのレトルト食品が生まれます。
2001年、創業の地に東京銀座資生堂ビルがオープン。1階に資生堂パーラー銀座本店ショップ、3階にカフェ、店舗、4、5階にレストランがあります。ちなみに10階はモダンイタリアン「ファロ資生堂」、11階がバー「エス」、地下1階は資生堂ギャラリー。