金沢 うら田の「加賀八幡起上もなか」
その土地ならではのおみやげ菓子は嬉しいですよね。これは金沢の「加賀八幡起上もなか」です。なんとも愛らしい表情に、心がほっこり。ご紹介しますね。
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加賀八幡起上をかたどったもなか
郷土玩具「加賀八幡起上り」人形が描かれた赤い箱。かわいらしいですね。
蓋をあけると、やはり赤い包みのころんとした最中が7つ。起上もなかの由来が書かれたしおりも入っています。
しおりによれば、
いにしえ金沢安江八幡にて八幡大神(応神天皇)がお生まれの折、氏子の一老翁が深紅の錦に包んだ産着姿を多幸と感謝の意を込めて起上人形に映し、毎年正月に献じました。此を社参の人々が拝受し、お守りとしたと伝えられています。
とのこと。
そのおくるみ姿の起上人形を模して、浦田甘陽堂さんが「加賀八幡起上もなか」を作られたんですね。
赤い産着のような包装紙に包まれたもなか。正面には松が描かれ、脇には竹や梅の模様もあります。
包みを開けると、中には人形を象ったもなか。もなか皮には松がくっきり刻まれ、顔つきもわかりますね。どことなくつれない表情なのがまたいいです。
もなか皮の中には、粒あんがぎっしり詰まっています。北海道産の小豆だそうですよ。お茶請けにぴったり。1個116kcal。日持ちは約10日。
ずっと飾っておきたいくらいに可愛らしい「加賀八幡起上もなか」。眺めているだけで、幸せな気持ちになります。もなかを味わえばもっと幸せ!
縁起のよいお菓子なので、金沢土産はもちろん、出産祝いにもいいですね。ごちそうさまでした。