イネス・ロサレス(INES ROSALES)。オリーブオイルをたっぷり使ったスペインのスナック菓子です。
リーフパイにも似たホームメイドタイプの「OLIVE OIL TORTAS(オリーブオイル トルタス)」は、スペイン以外でも注目されているお菓子なんです。
日本でも、スペインを懐かしむ方から初めて口にした方まで、じわじわとファンが増えてきており、わたしも一度食べたその日から、にわかサポーターに早変わり。友人知人にオススメしまくっております。
機会がありましたら、一度味わってみてくださいね。
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こちらが、定番の「イネス・ロサレス・オリジナル」。アニス風味です。
イネス・ロサネスというのは、女性の名前で、1910年にスペインのセビージャに住むイネス・ロサレスさんが作っていた焼き菓子が評判になり、それがそのまま商品名になったそう。
今も当時と変わらぬレシピで作られていて、工場の製造レポートの動画を見ると、生地を1つ1つ手で広げ、手作りに近い形で作られていました。
この包みも手作業でくるんでいるんですよね。形は不揃いながら直径13cmほど。
一部オリーブオイルが染み出たグラシン紙を開くと、手焼き煎餅のような風情の焼き菓子が顔を出します。デリケートなので、たまに割れているときも…。
生地にはアニスシードが練り込まれ、表面には砂糖がまぶされています。焼きむらが手作りっぽくていい感じですね。
煎餅風ではあるけれど、かたいわけじゃなく、指にほんの少し力を入れただけでほろっと崩れます。
薄焼きサブレかパイのようにサクサクとしていて、軽めの甘さがちょうどいい。おいしいわ~。
イネス・ロサネスは、オリジナル(アニス風味)のほかに、セビリアオレンジ、ローズマリー&タイム、セサミ&シーソルトがあります。
セビリアオレンジは、オレンジ風味で細かなピールが練り込んであるようです。表面にはやはり砂糖。
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オレンジは誰にでも好まれるフレーバーですね。オリジナル(アニス風味)は、好みが分かれるところですが、一度馴染むと癖になる感じでしょうか。
オリーブオイルがたっぷりと練り込まれているので、つまんで食べると手がべとべとになります。が、それもまた味のうち。
そのまま食べてもおいしいのですが、アイスクリームともよく合うらしいので、こんなデザートにしてみました。
イネスロサネス(オレンジ)に、バニラアイスをのせ、フレッシュなオレンジを添えて、メープルシロップをかけ、パセリをアクセントにしました。ミントでもいいですよね。
大判なので、生クリームや他のフルーツなどをのせて、いろんなデコレーションが楽しめます。
適当に割って、アイスクリームをすくっていただくと・・・うま~い!
ローズマリー&タイム、セサミ&シーソルトの場合は、生ハムやチーズなどをトッピングしてお酒のつまみにしても良さそうですね。
1袋6枚入り(180g)で、気軽な手土産にもってこい。
賞味期限は製造日より240日と長いので、まとめ買いもできます。
(ちなみに、7月半ば購入したものの賞味期限は11月2日になっていました)
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